操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

千夜千冊サテライトメディア「方」たけくらべ

4月3日夜半、待ちに待った「千夜千冊サテライトメディア『方』」の配信が始まった。

千夜千冊サテライトメディア「方」とは、千夜千冊の読者が、知の世界をより深め、楽しむための会員制月刊オーディオWebマガジンです。千数百におよぶ膨大なアーカイブをもつ千夜千冊のなかから、知のエッセンスを多様なテーマで切り出し、毎号、音声を中心としたコンテンツでお届けします

というもの。

千夜千冊 目次

第1回目の配信は第638夜の「たけくらべ」。樋口一葉の名作だ。一葉の名前は知っていても旧仮名遣いなどで、敬遠している方もいるかもしれない。実は私もその一人で、あらすじは知っていても、実際買うまでいかず、源氏物語同様マンガ化されたものを読む程度だった。

このオーディオマガジンは、松岡正剛氏の「千夜千冊」を、ご本人が解説している。今朝私はオーディオマガジンを聞き終えた。結構な情報量だが、耳から聞いていると、むしろ想像力が増すような気がするのだ。これは私が「ヴォーカル至上主義」(笑)のせいもあり、松岡氏の声が結構好みでもあるからなのだが、その相乗効果も相まって、純粋に愉しんで聞くことができた。まあそれは趣味として(笑)。

ちなみに私は今、ネットで「千夜千冊第638夜」のページを開き、再度読んでみた。オーディオで詳細な解説を聞いているので、理解度がずっと深まる。更に、iPhone の「青空文庫」で一葉の「たけくらべ」をダウンロードしてみた。音声で聞き、千夜千冊を読んでいるので、旧仮名遣いでも読めるのだ。これは勉強法としては非常に有効ではないか。

「少女たちよ、君たちはおニャン子にもモー娘にもなってはいけません。もっともっと葛藤に遊び、邪険にもなりなさい。」

サイトではこのように結ばれているが、オーディオブックでは「今ならAKB48にもなってはいけません」というところですね。と結ばれている。