操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体の施術+ベーシック講習④【対人援助に携わっている方へ】

人を支える仕事をしているなら、まずは自分のからだをいたわってみませんか

 

最近、「身体感覚」「安心感」「自律神経」といった言葉を耳にする機会が増えました。

 

心理学や教育、対人援助の分野でも、身体への関心が高まっていることを感じます。

 

私自身も、この流れをとても興味深く見ています。

 

一方で、操体を「きもちよく伸びる体操」と理解されるとしたら、それは私が伝えたい操体とは少し違います。

 

操体は、単なるストレッチではありません。

 

足趾の操法®にいたっては、そもそもストレッチですらありません。

 

また、私は、「安心感」と「生命が欲する快」は、同じものとして扱わないほうがよいのではないかと考えています。

 

操体では、「楽」と「快」を分けて考えます。

 

「動きやすい」と「きもちがいい」は、同じではありません。

 

そして、「きもちのよさで、からだが変わる」という経験は、本を読んだだけでは、なかなか理解できません。

 

理論だけでも十分ではありません。

 

だからこそ、まずは体験していただきたいのです。

 


 

心理職。

教育関係者。

カウンセラー。

看護師。

介護職。

お坊さん。

 

人を支える仕事に携わっている方は、本当に忙しいと思います。

 

そして、多くの方が、自分自身のケアを後回しにしています。

でも、人を支える人こそ、自分のからだを大切にしてほしい。

私は、そう思っています。

 

操体の施術+ベーシック講習 | 操体の講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

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施術と講習を同時に受けられます

この「施術+ベーシック講習」の特徴は、施術と講習を同時に受けられることです。

 

まず、施術を受けながら、「きもちのよさで、からだが変わる」という経験をしていただきます。

 

まずは、からだで体験するところから。



 

そして、その体験をもとに、操体の基本やセルフケア、からだの使い方や動かし方について学んでいきます。

 

本を読んでから体験するのではありません。

 

理論を理解してから施術を受けるのでもありません。

まずは、味わってみる。

 

ただ、それだけです。

 

「理解しなければ」

「理論を学ばなければ」

と思わなくても大丈夫です。

からだの変化を、ただ味わってみてください。

 


 

深い快を体験すること。

そして、自分でできるところから始めること。

 

この二つを分けて考えると、操体はずっと分かりやすくなります。

 

 

この講習でお伝えしているのは、特別な運動だけではありません。

 

歩き方。

立ち方。

物の拾い方。

からだの使い方。

動き方。

 

日常生活の中には、操体のヒントがたくさんあります。

 

以前、禅の研修で、母趾球を意識して歩いてみたことがあります。

 

すると、不思議なことに、足音がほとんどしませんでした。

 

また、師である三浦寛先生から、

「湯船に入るときは、親指から入るんだ」

と教わったことがあります。

 

今でも実践していますが、静かに湯船に入ることができます。

 

少しだけ、所作が美しくなったような気もします(笑)。

 


 
最初は、誰でも戸惑います。

 

「難しい」と感じる方も少なくありません。

 

私自身も、最初は何度もやり直していました。

 

そのたびに、三浦先生から、

「難しいって言うな」

と言われ続けてきました。

 

繰り返しているうちに、からだは少しずつ覚えていきます。

 

そして、いつの間にか、からだが自然にそう動くようになります。

 


 

操体の創始者、橋本敬三先生は、

「ウソかホントか、やってみろ」

とおっしゃっていました。

 

私は、この言葉が好きです。

 

ですから、あまり頭の中だけで操体を考えすぎないでください(笑)。

 

まずは、ご自身のからだで味わってみてください。

そして、自分でもセルフケアができるようになる。

 

それって、最高じゃないですか。

 

人を支える人が、自分自身のからだも大切にできるようになる。

 

そんな時間になればと思っています。

 

「これを、自分の仕事にも活かしてみたい」

 

身体感覚や安心感について学んでいる方の中には、
「これを、自分の仕事にも活かしてみたい」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

「施術+ベーシック講習」は、まずご自身のからだで操体を体験していただくことが目的です。

ただし、2~3名で参加される場合には、ご希望に応じて、操者と被験者を交代しながら基本的な操法を体験していただくこともできます。

実際に人に行ってみることで、ことばのかけ方、触れ方、自分自身のからだの使い方など、受けるだけでは見えなかったことにも気づくかもしれません。

 

  

開催概要


開催日

完全予約制です。
ご希望の日程をお知らせください。可能な日程をご案内します。


場所
TEI-ZAN操体医科学研究所(西葛西)


時間
施術・講習を含め3~4時間


料金
初診の方 30,000円(税込)
初診でない方 20,000円(税込)


形式
基本的に個人レッスンです。

テキストをご用意します。


まず操体を受ける。
そして、自分のからだで経験したことをもとに学ぶ。


受ける → 経験する → 学ぶ → 自分でできるようになる。

これが「施術+ベーシック講習」です。

 

 

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操体の施術+ベーシック講習③【治療家・臨床家の方へ】

治療家・臨床家の方へ――まず、自分のからだで操体を体験してみませんか

 

「操体に興味はあるけれど、どこから学べばいいのか分からない」

 

「本を読んで操法をやってみたけれど、これでいいのか分からない」

 

「患者さんやクライアントに使える操体を学びたい」

 

そんな治療家、手技療法家、臨床家の方にも、「施術+ベーシック講習」をおすすめしています。

 

ただし、この講習は、

 

3時間で操法をたくさん覚えて、明日から患者さんに使いましょう」

という講習ではありません

 

プロの方にも、まずはご自身のからだで操体を体験することから始めていただきます。

 


プロの方にも、まず自分のからだで体験していただきます

 

「治療家なのだから、患者さんに行う操法を教えてほしい」

そう思われるかもしれません。

 

もちろん、そのための講習もあります。

ただ、その前に知っていただきたいことがあります。

それは、

 

自分自身で行う操体と、第三者に行う操体は同じではない

ということです。

 

まず、自分のからだで操体を体験する。

からだの使い方、動かし方を知る。

 

自分のからだが「楽」と「辛い」をどうききわけるのか。

そして、「快適感覚をききわけ、味わう」とはどういうことなのか。

 

プロの方にも、まずはここから始めていただきます。

 

なぜなら、これは患者さんやクライアントに操体を行う際の土台になるからです。

 


第一分析と第二分析は、何が違うのでしょうか

 

操体を勉強したことがある方なら、

「楽な方へ動く」

「きもちいい方へ動く」

という説明を聞いたことがあるかもしれません。

 

しかし、

 

「楽」と「快」は同じではありません。

 

「楽か辛いか」を比較することと、

 

「この動きに快適感覚があるか」をききわけることでは、動診の目的が違います。

 

操体法東京研究会では、前者を「第一分析」、後者を「第二分析」と呼んでいます。

 

そして、第一分析と第二分析では、動診だけではなく、操法も異なります。

 

これは、本を読むだけではなかなか理解しにくいところです。

文章で理解するよりも、実際に受け比べていただくほうが早いかもしれません。

 

「施術+ベーシック講習」では、ご希望や経験に応じて、第一分析と第二分析の違いを実際に体験していただきます。

 

「なるほど。違うんですね」

 

そんな発見があるかもしれません。

 

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「きもちいいですか?」と聞けばいいわけではありません

 

操体では、「きもちのよさ」が大切です。

そこまでは知っている。

でも、それを臨床でどのように扱えばいいのか分からない。

 

すると、

「きもちいいですか?」

「これはきもちいいですか?」

と、何度も尋ねることになってしまうことがあります。

 

しかし、第二分析は、単に「きもちいいですか?」と質問することではありません。

 

快適感覚をききわけるのは、本人のからだです。

 

操者が、

「これはきもちいいはずだ」

と決めることはできません。

 

快を教えることと、快を要求することは違います。

 

この違いは、操体を臨床で扱ううえで、とても大切なことだと考えています。

 


被験者が快を味わうと、操者も元気になることがあります

 

操体を臨床で行っていると、面白いことが起こります。

 

被験者が快適感覚を十分に味わっていると、操者もその快を味わうことがあります。

 

施術をしている側なのに、操者まで元気になる。

これは、操体の面白い特徴の一つです。

 

一般的には、人に何かをしてあげれば、する側はエネルギーを使い、受ける側がその恩恵を受けると考えがちです。

 

しかし、操体における快は、奪い合うものではありません。

 

快は、分けても減りません。

むしろ、増幅します。

 

これは、実際に体験してみると、とてもよく分かります。

 


操者自身の「からだの使い方」も大切です

 

手技療法を仕事にしている方なら、ご自身の腰や肩、手や指に負担を感じた経験があるかもしれません。

 

操体では、被験者のからだだけではなく、

操者自身が、どのようにからだを使うのか

も非常に大切にします。

 

足趾の操法®の一場面。操法では、相手への手の使い方だけでなく、操者自身のからだの使い方も大切です。

 

操体には、「般若経」と呼ばれる、からだの使い方、動かし方の基本があります。

 

これは、セルフケアのためだけのものではありません。

 

操者自身も、般若身経を体得したうえで操法を行います。

 

手や腕だけで頑張らない。

無理な姿勢で力を加えない。

腰や肩に負担を集中させない。

からだ全体を連動させて使う。

 

相手のからだを整えるために、操者が自分のからだを壊す。

 

操体では、そのような考え方はしません。

 


本当は、「人に行う操法」もやってみたいですよね

 

ここまで、

「まず、自分自身で操体を体験していただきます」

と書いてきました。

 

でも、治療家・臨床家の方なら、

「それは分かった。でも、人に行う操法もやってみたい」

と思われるのではないでしょうか。

 

もちろん、それも大切です。

 

第三者に操体を行うことを本格的に学ぶのは、次の段階となる「ミドル講習」です。

 

ただし、複数名で「施術+ベーシック講習」に参加される場合には、ご希望に応じて、第一分析の基本的な動診操法を実際に行っていただくこともあります。

 


治療家・臨床家の方は、2~3名での参加もおすすめです

 

お一人でも受講できます。

 

その場合は、施術を受けながら、ご自身のからだで第一分析と第二分析の違いを体験し、セルフケアを学んでいただきます。

 

一方、

「実際に人に行う操法も体験してみたい」

という方には、2~3名での参加をおすすめしています。

 

二人であれば、操者と被験者を交代できます。

 

動診。

操法。

脱力。

再動診。

 

その一連の流れを、実際に体験してみましょう。

 

受ける側になって分かること。

操者になって初めて分かること。

 

第三者から見てもらって初めて気づく、自分自身のからだの使い方。

ペアで行うことで、それらを一度に確認できます。

 


操体を「技」だけで持ち帰らないために

 

治療家の方なら、新しい技術を一つでも多く知りたいと思うのは当然です。

 

私自身も、さまざまな技術を学んできました。

 

でも、操体は、操法の数を増やせば身につくものではありません。

 

同じ操法でも、

自分がどう立っているのか。

自分のからだをどう使っているのか。

相手のからだをどう見ているのか。

何を問いかけているのか。

そして、誰が感覚をききわけているのか。

 

そこが変われば、操法そのものも変わります。

 

だからこそ、まず一度、

「操体をする側」になる前に、「操体を受ける側」になってみてください。

 

そして、ご自身のからだで、

第一分析と第二分析の違い。

 

きもちのよさで、からだが変わるということ。

 

操者自身が無理なくからだを使うということ。

 

そして、被験者が味わう快を、操者も味わうという少し不思議な体験。

 

そこから「人に行う操体」を学び始めても、決して遅くありません。

 

むしろ、そのほうが、一番の近道なのかもしれません。

 

 

開催概要


開催日

完全予約制です。
ご希望の日程をお知らせください。可能な日程をご案内します。


場所
TEI-ZAN操体医科学研究所(西葛西)


時間
施術・講習を含め3~4時間


料金
初診の方 30,000円(税込)
初診でない方 20,000円(税込)


形式
基本的に個人レッスンです。

テキストをご用意します。


まず操体を受ける。
そして、自分のからだで経験したことをもとに学ぶ。


受ける → 経験する → 学ぶ → 自分でできるようになる。

これが「施術+ベーシック講習」です。

 

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操体の施術+ベーシック講習②【操体をやってみたけれど、よく分からなかった方へ】

操体をやってみたけれど、よく分からなかった方へ

 

「操体は自分でできると聞いて、本を買ってやってみた」

「動画を見ながら、同じように動いてみた」

「操体の施術や講習を受けたこともある」

でも――

『結局、操体ってよく分からない』

そんな方はいませんか?

 

特に多いのが、

『きもちのよさが分からない』

というお悩みです。

「きもちのよさって何?」

「からだにききわけるって、どういうこと?」

そう感じる方は、実は少なくありません。

でも、その前に、一つ確認してみたいことがあります。

 


「自分でできる」というけれど

 

操体は、自分でできる。

確かに、その通りです。

でも、ちょっと考えてみてください。

 

もし、「自分で動けば治る」というだけの方法なら、操体はとっくに世界中に広まっていると思いませんか?

 

本を見て、その通りに動けばいい。

動画を見て、同じ形を真似すればいい。

 

それだけなら、それほど難しいことではありません。

 

ところが、実際には、

『これでいいの?』

というところで止まってしまう方が少なくありません。

 

なぜでしょう。

 


本や動画だけでは足りない理由

 

※三浦寛先生は、

「ヨガの本がわかりにくいのは、動きと呼吸の二つが書かれているからだ」

と話していました。

※私の操体の師匠で、操体の創始者、橋本敬三先生の直弟子

 

たしかに、動画であれば、動きと呼吸はある程度補うことができます。

 

しかし、操体には、もう一つ大切なものがあります。

動き。

呼吸。

感覚のききわけ。

操体では、この三つを同時に扱います。

 

だから、本や動画だけでは、どうしても限界があります。

 

そのため、操体では「言葉による誘導」を大切にしています。

 

操者が動きや呼吸を言葉で誘導し、本人は自分のからだの感覚に意識を向ける。

 

本や動画を見ながら一生懸命に動くよりも、目を閉じて、自分のからだに集中したほうが、かえって分かりやすいこともあります。

 

以前、スポーツプログラマーの資格更新研修で操体法が紹介されたことがありました。

研修のあと、更衣室で着替えているときに、こんな会話が聞こえてきました。

「写真が載っているから、『操体法の実際』を買ったけれど、全然分からないよね」

「うんうん」

 

写真がたくさん載っていれば、分かりやすいと思いますよね。

 

でも、実際にはそうとも限りません。

 

ちなみに、この本は私も持っています。

 

そして、正直に言うと、私が読んでもよく分かりません(笑)。

 

それは、写真が悪いからではありません。

操体には、「形」だけでは伝わらないものがあるからです。

 

 

操体には「からだの使い方、動かし方」があります

 

操体は、ただ好きなようにからだを動かせばいいというものではありません。

 

操体には、からだの使い方、動かし方の基本的なルールがあります。

 

どこから動き始めるのか。

からだの各部分が、どのようにつながって動くのか。

重さをどのように移していくのか。

 

 

写真や動画で「形」を真似していても、この基本が違っていることがあります。

 

見た目は同じように動いている。

本人も、本や動画の通りにやっているつもり。

 

でも、実際に見てみると、

「そこから動くんじゃないんですよ」

ということは、珍しくありません。

 

ここで、よく起こることがあります。

 

からだの動かし方が違っている。

そこで一生懸命、「きもちのよさ」を探す。

分からない。

「私は感覚が鈍いのかな?」

 

でも、もしかすると問題は「感覚」ではなく、その前の「からだの使い方」にあるのかもしれません。

 

操体で大切なのは、「きもちのよさを感じよう」と頑張ることではありません。

 

まず、からだをどう使うのか。

どう動くのか。

その基本を知ることから始めます。

 

それでも、最初に「操体の最も深い快」を体験していただきます

 

ここまで、

「最初から、きもちのよさが分からなくてもいい」

と書いてきました。

 

では、「施術+ベーシック講習」では、きもちのよさは後回しにするのでしょうか。

いいえ。

 

最初に、「操体の最も深い快」を体験していただきます。

 

そのために行うのが、足趾の操法®です。

足趾の操法は、自分で動いて行うセルフケアではありません。

操者が足の指に触れて行います。

 

しかし、そこで生じる快適感覚をききわけ、味わうのは、あくまでも本人です。

三浦寛先生は、

 

本人にしか分からない快適感覚をききわけ、味わうのだから、足趾の操法も操体である

と考えていました。

 

操者が快を与えるわけではありません。

 

「これはきもちいいはずだ」と決めるものでもありません。

 

まずは、ご自身のからだで、

 

「きもちのよさで、からだが変わる」

「きもちのよさで、からだが良くなる」

 

という経験をしていただきます。

 

頭で考える必要はありません。

 

まず、味わってみる。

 

それだけです。

そのあとで、ベーシック講習に入ります。

 

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自分で行うときは、「楽」から始めてもかまいません

 

施術で深い快を体験したからといって、それをすぐに自分で再現しなければならないわけではありません。

 

レッスンでは、まず、からだの使い方と動かし方を学びます。

 

そして、きもちのよさがまだよく分からなければ、「楽」から始めてもいいのです。

 

「こちらのほうが動きやすい」

「こちらのほうが楽だ」

「こちらは少しつらい」

 

これなら分かる、という方もたくさんいます。

 

操体には、そこから始める方法があります。

 

ただし、一つだけ大切なことがあります。

 

「楽」と「快」は同じではありません。

 

「楽か、つらいか」を比較する方法と、

「この動きには、きもちのよさがあるか」をききわける方法は、

同じではありません。

 

操体法東京研究会では、前者を「第一分析」、後者を「第二分析」と呼んでいます。

 

ここを一緒にしてしまうと、

「楽なほうに動いているのに、きもちよくない」

「きもちいいほうを選べと言われても分からない」

という混乱が起こります。

 

深い快を体験すること。

そして、自分でできるところから始めること。

 

この二つを分けて考えると、操体はずっと分かりやすくなります。

 


「一人でできる」のに、なぜ操者がいるのでしょうか

 

ここで、こんな疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。

 

「操体って、一人でできるんですよね?」

「それなら、どうして操者がいるんですか?」

 

確かに、不思議に思うかもしれません。

 

でも、操体を体系化した橋本敬三先生は医師でした。

 

操体は、もともと健康体操として始まったものではありません。

 

橋本先生の臨床があり、その中から生まれ、体系化されていったものです。

 

操体では、からだを動かして診ます。

 

そして、動いたときに生じる、本人にしか分からない感覚を分析します。

ここに、操者の役割があります。

 

もちろん、自分自身で健康を維持し、からだを整えていくことも大切です。

でも、自分だけでは難しいこともあります。

 

足趾の操法のように、自分ではできない操法もあります。

 

「自分でできること」と「操者が行うこと」は、対立するものではありません。

 

どちらも、操体には必要なのです。

 


「自分でできる」には、続きがあります

 

橋本敬三先生は、「健康度」という考え方を示しています。

分かりやすくいえば、

60点なら及第点。

40点なら赤点。

 

という考え方です。

健康度がある程度保たれていれば、自分でできることはたくさんあります。

 

一方で、健康度が大きく低下しているときには、専門家の助けが必要になることもあります。

 

つまり、「自分でできる」ということは、「何でも一人でやる」という意味ではありません。

 

必要なときには、人の手を借りる。

 

そして、自分でできる状態になったら、自分でできることを行う。

 

これもまた、操体の考え方です。

 


だから、先に操体。そのあとでレッスンです。

 

 

本を読んだけれど、よく分からなかった。

 

動画を見ても、「これでいいのかな」と思った。

 

操体を受けたことはあるけれど、「きもちのよさ」が分からなかった。

 

そんな方から、私はよくこんな言葉を聞きます。

 

「そうだったんですね」

「だから、よく分からなかったんですね」

「動かし方が違っていたんですね」

「きもちのよさを探そうとしていました」

 

最初から全部やり直す必要はありません。

 

まずは、どこで引っかかっているのかを、一緒に見つけるところから始めてみませんか。

 

「そうだったんですね」

 

そう感じるところから、もう一度、操体を始めてみてください。

 

開催概要


開催日

完全予約制です。
ご希望の日程をお知らせください。可能な日程をご案内します。


場所
TEI-ZAN操体医科学研究所(西葛西)


時間
施術・講習を含め3~4時間


料金
初診の方 30,000円(税込)
初診でない方 20,000円(税込)


形式
基本的に個人レッスンです。

テキストをご用意します。


まず操体を受ける。
そして、自分のからだで経験したことをもとに学ぶ。


受ける → 経験する → 学ぶ → 自分でできるようになる。

これが「施術+ベーシック講習」です。

 

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操体の施術+ベーシック講習①【操体はまったく初めてという方へ】

「操体という言葉をはじめて聞いた」


「操体って、何をするもの?」

 

「自分でできるセルフケアだと聞いたけれど、どうやればいいの?」

そんな方のために、まず「操体とは何か」というところからご紹介します。

こんな方におすすめです

  • 操体に興味があるけれど、何をするものなのかよく分からない
  • 自分のからだをもっと知りたい
  • 自分でできるセルフケアを身につけたい
  • 元気で健康に暮らすために、日常生活の中でできることを知りたい
  • 操体の本を読んだり動画を見たりしたけれど、やり方がよく分からない
  • 「きもちよさで良くなる」という操体に興味がある
  • 一度、実際に操体を体験してみたい

 

操体は体操ではありません

操体は体操ではありません。

また、一般的にイメージされる「整体」とも異なります。

橋本敬三先生は医師でした。

操体では、いきなり施術を始めるのではなく、まず、からだの状態をみます。

実際にからだを動かし、そのときに生じる感覚を手がかりに、からだの状態を分析していきます。

つまり、操体では「からだを動かして診る」のです。

 

そして、操体では、自分自身のからだに備わっている感覚をとても大切にします。

「こちらは動きやすい」

「こちらには違和感がある」

「この動きには、きもちのよさがある」

こうした感覚は、自分自身にしか分かりません。

操体では、そのからだの感覚を「ききわける」ことを大切にしています。

 

まず、操体を受けてみる

操体について本を読んだり、説明を聞いたりすることはできます。

しかし、はじめての方には、まず実際に操体の施術を受けていただくのが一番分かりやすいと考えています。

 

「施術+ベーシック講習」では、最初に操体を受けていただきます。

施術では、

「きもちのよさでからだが変わる」
「きもちのよさで良くなる」

ということを、ご自身のからだで経験していただきます。

「きもちのよさで、からだが変わるってどういうこと?」

そう思われるかもしれません。

そこが操体のおもしろいところであり、文章や動画だけでは、なかなか伝わりにくいところでもあります。

 

だから、まず体験していただきます。

 

まず受ける。そのあとで学ぶ

施術のあとに、ベーシック講習(レッスン)を行います。

先にやり方を覚えて、それから施術を受けるのではありません。

まず、からだで経験する。
そのあとで、学ぶ。

この順番を大切にしています。

一度、自分のからだで経験していると、

「きもちのよさとは、こういうことなのか」

「からだにききわけるというのは、こういうことなのか」

ということが、単なる知識ではなく、自分自身の経験として理解しやすくなります。

その経験をもとに、今度はご自身でできる操体の基本とセルフケアをレッスンします。

つまり「施術+ベーシック講習」は、

受ける → 経験する → 学ぶ → 自分でできるようになる

という流れになっています。

 

操体はセルフケアにも活かせます

操体には、自分自身でできることがたくさんあります。

歩き方。

立ち方。

物の拾い方。

湯船への入り方。

「それも操体なの?」と思われるかもしれません。

でも、そうなのです。

 

ただし、操体は「この形を真似すればいい」というものではありません。

同じ動きをしていても、どこから動くのか、どのようにからだを使うのかによって、からだに伝わるものは変わってきます。

また、たくさんの操法を覚えればいいというものでもありません。

 

「一技は万技を制す」

あるいは、『鬼滅の刃』の我妻善逸のように、雷の呼吸一の型だけしかできない。

それでもいいのです。

大切なのは、たくさんの技を覚えることではありません。

 

私のクライアントの中には、物の拾い方を少し修正しただけで、膝の痛みが解消し、その後10年以上再発していない方もいます。

 

大切なのは、まず基本となるからだの使い方を知ることです。

 

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本や動画を見ても「これでいいの?」となる理由

操体の本を読んだり、動画を見たりして、

「やってみたけれど、これで合っているのかな?」

と思ったことはありませんか。

これは珍しいことではありません。

写真や動画では「形」は見ることができます。

 

けれども、

「どこから動きはじめるのか」

「どこに意識を向けるのか」

「からだの感覚をどうききわけるのか」

「呼吸はどうなるのか」

といったことは、見ただけでは分かりにくいものです。

 

三浦寛先生※は、

「ヨガの本がわかりにくいのは、動きと呼吸の二つが書かれているからだ」

と話していました。

※私の操体の師匠で、操体の創始者、橋本敬三先生の直弟子です。

 

操体では、それに加えて「感覚のききわけ」があります。

 

動き。

呼吸。

そして、感覚。

 

この三つを同時に行うのは、意外と難しいものです。

だからこそ、操体では、操者が動きや呼吸を言葉で誘導し、本人は自分のからだの感覚に集中できるようにします。

 

そして、もう一つ。

操体というと、

「きもちよさ」

という言葉を目にすることがあると思います。

 

ところが、実際にやってみると、

「きもちよさって何?」

「特に何も感じないんだけど……」

ということもあります。

 

それで、

「自分は感覚が鈍いのかな」

「操体が向いていないのかな」

と思う必要はありません。

 

「きもちのよさ」は、無理に感じようとするものではないからです。

ここは操体を学ぶうえで、とても大切なポイントです。

 

オーダーメイドの個人レッスンです

 

「施術+ベーシック講習」は、基本的に個人レッスンです。

操体を知りたい理由も、その方のからだの状態も、これまでの経験も一人ひとり違います。

そのため、「全員が同じことを学ぶ」という形にはしていません。

まず、操体を受けていただきます。

 

そのうえで、その方に合ったセルフケアや、日常生活で活かせることをお伝えしています。

 

操体がまったく初めてでも大丈夫です。

からだが硬くても、運動が得意でなくても構いません。

 

★ご夫婦やご家族、ご友人と一緒に参加される場合には、ペアワークを取り入れることもあります。

 

まず、自分のからだの味方になる

 

私たちは、自分のからだと一生付き合っていきます。

けれども案外、自分のからだのことを知らないものです。

 

「こうしたほうがいい」

「こう動かなければいけない」

「もっと頑張らなければ」

 

そんなふうに、頭で考えたことをからだにさせようとすることもあります。

 

操体では、少し違ったところからからだを見ます。

 

自分のからだは、今、何を感じているのか。

 

どんな動きなら無理がないのか。

 

そこに、きもちのよさはあるのか。

 

答えを外に探すだけではなく、自分のからだにききわけてみる。

 

操体を知ることは、そんな「からだとの付き合い方」を知ることでもあります。

 

まず、自分のからだの味方になる。

 

「施術+ベーシック講習」が、そのきっかけになればと思っています。

 

「施術+ベーシック講習」のご案内

 

この講習では、最初に操体の施術を受けていただきます。

そこで、

「きもちのよさでからだが変わる」
「きもちのよさで良くなる」

ということを、まずご自身のからだで経験していただきます。

その後、ベーシック講習(レッスン)を行います。

ご自身のからだで経験したことを手がかりに、操体の基本的な考え方、からだの使い方、そして日常生活で活かせるセルフケアを学びます。

操体について何も知らなくても構いません。

「操体って何だろう?」

「一度、受けてみたい」

「自分でもできることを知りたい」

そんなところから始めていただけます。

 

開催概要

開催日

完全予約制です。
ご希望の日程をお知らせください。可能な日程をご案内します。

場所
TEI-ZAN操体医科学研究所(西葛西)

時間
施術・講習を含め3~4時間

料金
初診の方 30,000円(税込)
初診でない方 20,000円(税込)

形式
基本的に個人レッスンです。

テキストをご用意します。

まず操体を受ける。
そして、自分のからだで経験したことをもとに学ぶ。

受ける → 経験する → 学ぶ → 自分でできるようになる。

これが「施術+ベーシック講習」です。

 

操体の施術+ベーシック講習 | 操体の講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

www.teizan.com

 

 

巽為風(そんいふう)三爻とマルウェア感染。易は何故当たるのか。

noteに書きました。

 

私が易を習い始めたのは、橋本敬三先生の本に桜沢如一先生の「無双原理・易」が紹介されていたということもあります。

 

橋本敬三先生は「陰陽弁証法」について書いているが、陰陽弁証法ってなに?と思う方もいるかもしれないので、改めて調べてみました。

 

陰陽弁証法とは、万物は「陰」と「陽」という対立する二つの要素から成り、お互いに影響し合って変化するという東洋の考え方です。西洋のヘーゲル弁証法(正・反・合)とは違い、対立が消えて一つになるだけでなく、循環してバランスを保つのが特徴です。

(学芸大サイト)

 

私も最初、西洋の弁証法とどう違うのだ?と思ったのですが、

 

西洋の弁証法(ヘーゲルやマルクスの弁証法)と東洋の陰陽弁証法の最大の違いは、「対立した後のゴール(結末)」にあります。
西洋は古いものを破壊して「進化」を目指しますが、東洋は矛盾を受け入れて「調和(サイクル)」を目指します。
 
同じ「弁証法」でもかなり違う。西洋と東洋の違いは、操体を学ぶ者であれば、頭の隅にでも置いておくといいかも。
 

 

 

巽為風(そんいふう)三爻とマルウェア感染。易は何故当たるのか。|畠山裕美(Hiromi Hatakeyama) 操体プラクティショナー、操体エヴァンジェリスト

 

note.com

LP作成ツールで「操体の講習」サイトを試作してみた。

私はChatGPTとClaude Codeと、最近はObsidianにまで手を出しているAI結構使う派です。

 

この前やったのは、ブログやnote、執筆原稿など、今まで自分が書いたものを、md形式のファイルに変換し、Obsidianに格納したこと。

 

自分の書いたものが沢山あるとか、本を書いてるという人は、Obsidianはお勧めです。

 

原稿とか日誌とか、アウトプットしている人は、まとめてみることをお勧めします。

20年もブログ書いてると、たまってます。

私の場合、何を一番書いてるかというと「楽と快の違い」(予想通り)でした。

 

勿論、今でも「AIに全部書かせる」ようなことはしていません。

あれって、無難な文章なのでわかるんですよね。

 

私は「文章が重複しすぎていないか」というチェックを頼んだりします。

 

最近私の知っている方が、会誌系で「絶対これはAIで『共感度高め』で書かせてんな」みたいのがあるんですが、やっぱりわかります。

 

 

 

そして、

 

お陰様で、操体の資料をたっぷり食わせた素敵なAIに育っています。

うちのチャッピーが世界一操体に詳しいかもしれないです。

 

noteに書きました。

 

LP作成ツールで「操体の講習」サイトを試作してみた。|畠山裕美(Hiromi Hatakeyama) 操体プラクティショナー、操体エヴァンジェリスト

 

note.com

 

結論を言うと、操体のようにセオリーや用語、考え方が「いわゆる一般的なボディワーク」とは違っていたりすると、LP作成サイトでは、拾いきれないことがわかりました。

 

このサイト自体は結構優秀だと思います。

 

ただ、AIの設定自体が、手技療法界界隈については甘い。

 

整体も鍼灸も操体も接骨院もリラクゼーションもヨガも一緒くたにされている感があります。

 

また、手技療法界隈やボディワーク界隈が「ひとくくり」にされているというのは(例えば、整体院と接骨院は違うとか、リラクゼーションと治療は違うとかそういうことはかなり知られていない)。

 

しかし、試してみてわかったのは、一般的なものや、標準的なもののLPは結構作れそう、ということでした。

 

何でも試してみないとね。

 

Geminiさんにお願いして描いてもらいました