こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。
先日からこれを連続して出していますが、操体を実践するためには「主役はからだ」である、ということをまず覚えておいていただきたいのです。
そして「楽」に問いかける動診操法と、「快」に問いかける動診操法は、その行程が大きく異なるということです。
一般的な治療法は、先生と患者の一対一で行います。
主役というか、リードし指導するのは「先生(治療者)」です。
診断、施術の選択、施術の回数などは「先生(治療者)」が決めます。
★第一分析は、どちらかといえば、こちらに↑に近いと言えます。
一方操体は、「からだ」が主役です(主に第二分析以降です)
からだと私(患者)は、別の立場であると考えます。
また、診断は「からだにききわけて」選択します。
操法の回数も「からだにききわけて」みます。
つまり、第二分析(快適感覚をききわける)は、全て「からだにききわける」という過程を通ります。
なぜ、からだにききわけるのか?
それは、患者(私)は、欲張るからです。
「左右均等にやった方が効果があるんじゃない」
「回数をたくさんやった方が、早く治るんじゃない」
という「もっともっと」という欲張りです。
きもちのよさ、については、引き続きnoteに書いていく予定です。