操体法大辞典

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操体法講習 足趾の操法集中講座(第二回)2009年夏季

お陰様で先日足趾の操法集中講座基礎応用編が無事終了致しました。
第1回目の試みということもあり、私共講師にとっても非常に収穫ある講習となりました。心より御礼申し上げます。

さて、引き続き7月第1土曜より足趾の操法集中講座(第二回)を開催いたします。

http://www.teizan.com/0907okushikoshuhtml.html


期間
基礎講座:7日4日(土)〜9月5日毎週土曜 13時〜18時(10回)   
応用講座:9月12日(土)〜10月10日(土)13時〜18時(5回)  
★夏休み等スケジュールが変わる場合があります
★補講も考慮しています(ご相談下さい)
★再受講の方は講習料の割引適用を致します。お問い合わせ下さい。  
       
受講料: 基礎と応用で計30万(基礎のみ受講の場合は20万円)
応用講座の受講は基礎講座受講生、あるいは操体法東京研究会受講生または修了者(この場合、応用講座のみで10万円となります)

対象者:操体法の一部である『足趾の操法』を学び臨床に活かしたい方
介護関係、リフレクソロジスト、アロマ関係、整体関係、エステティシャンなど。

会場: 操体法東京研究会講習会場 
東京都世田谷区三軒茶屋1-30-9 三軒茶屋ターミナルビル34号

足趾の操法とは、橋本敬三先生が70歳から数年間、臨床の場で用いていたものです。温古堂診療所には様々な治療家が勉強に訪れていましたが、その中に足心道の先生がおられました。
橋本敬三先生は足心道を基本に、「揉む」「落とす」「揺らす」の3つをされていました。書籍の中で『趾もみ』と書かれていることもあります。

『足趾の操法』は非常にきもちのよいものであり、これだけでも『快適感覚をききわけ、味わう』という臨床を通すことが可能です。我々は、この『足趾の操法』も、操体の臨床のうちの一つと考えていますが、今回、この足趾の操法に特化した講習を企画することにしました。
更に、身体運動の法則(からだの使い方、動かし方)を学ぶことによって、操者自身が機能的で疲労をためたり、からだを壊したりしないような基礎を修得します。

★足趾の操法の特徴
・快適感覚を患者に味わっていただくことができる。
・足趾はきもちよさの宝庫である
・リラクゼーション効果にも優れている
(副交感神経優位に導く)
・足趾はからだの『根っこ』であり、よく診るべきところである
・動きの操法をとりにくい被験者や、要介護者、リハビリ目的、小児、あるいは何らかの理由で言葉が通じない場合でも『きもちよさ』に導くことが可能である。


これを、橋本敬三の愛弟子である三浦寛がバリエーションを増やし『納め』を加えることによって、グレードアップさせました。

『足趾の操法』の一部として『趾(あしゆび)廻し』があります。文字通り「足趾を回す」ものですが、揉む、落とす、揺らす、とはまた違った快適感覚をききわけることが可能です。
片足ずつ行うので、病院のベッドの上や、狭いところでも行うことができます。こちらは畠山裕美が指導致します。

なお、当講座では、臨床には欠かせない触診についても時間を割く予定です。

講義内容(予定)
基礎講座:
操体理論
身体運動の法則(施術者としてのからだの使い方の作法の習得)
実技(足趾の操法
触診
実技

応用講座:
実際の臨床への応用
趾廻し

主宰: 操体法東京研究会
講師:  三浦寛(人体構造運動力学研究所 所長 東京操体フォーラム理事長)
畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所  東京操体フォーラム常任理事)

お申込・お問い合わせ:
TEI-ZAN操体医科学研究所 http://www.teizan.com/  
畠山裕美宛

e-mail: sotai@teizan.com

〒134-0088 東京都江戸川区西葛西2-22-38-217
Phone: 03-3675-8108 D-FAX:020-4668-4327