5月の第五土曜、何だか七年ぶり位で土曜の午後が空いていたので『連塾』に行ってきた。
ゲストは萩尾望都さん、松本健一先生、横尾忠則画伯で、ホスト?は松岡正剛さんである。10年位前ISIS編集学校というのに参加して、何故か松岡校長(校長だから校長です)とご縁ができた。ゲストの萩尾望都さんは、長年のファンだったこともあり紹介される作品に、もう懐かしくて感激。また、家族との葛藤は作品に相当反映されているようだったが、占いの本を読んで、親と相性が悪いことを知ると(笑)あっさりと関係補修を諦めたというエピソードが印象に残った。
松本センセイの(すいません、勉強不足で)話、『日本は泥の文化』『イスラムというのは清浄という意味です』という話に惹かれた。本を一冊買ったので今読んでいる。松本先生も親との葛藤があったそうだ。

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ちなみに、最後のゲストは横尾忠則画伯。銭湯でよく見かける絵はこれだ。これも「お堀」という絵がオリジナルだったそうだ。なお画伯、こんなに絵の解説をしたのは初めてだとぼやきながらコーラをごくごく。私も横尾作品をこんなに続けて見たのははじめてだったが、何だか惹かれるんだなあ(笑)。温泉シリーズとか銭湯シリーズは見慣れるとなんだかいい。
そして、奈良遷都記念に出版された松岡正剛氏の「NARASIA」私は開いてめくって見とれてしまったが、この本を横目で見て『この両ページがなんだっていうんだ?』と言ったヒトがいた。
なんなんですよ(笑)
丸善に行ったら山積みになっていました。オールカラーで小難しい説明はなく、視覚的に楽しめます