- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
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酒井順子氏は確か、オリーブなんかで「マーガレット酒井」(だっけ?)というペンネームで高校生の頃から書いていたのを覚えている。2003年に『負け犬の遠吠え』を上梓後は、『負け犬』という言葉が社会現象にまでなった。
これは、日本、中国、韓国という儒教の色が残っている国の『負け犬事情』を綿密?に調べた本である。これを読んでいると、この3つの国ではますます晩婚化、少子化が進むんだろうなぁ、と思わず遠い目になってしまいそうだ。
ちなみに、韓国では未婚の30代女性のことを『老処女』というらしい。また、上海では『余女』というそうで、『漢字って容赦ない・・・』とか思ったりする。
ちなみに私は『出戻り負け犬』(笑)だが、シングルに戻ってからそろそろ8年になる。しかし再度ヨメに行く気はない(すいません私も負け犬率をアップさせてます・・)。
酒井女史の「少子」も以前読んだが、何故子供を持たないかというのも妙に共感した。
- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
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どうせだったら
- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- メディア: 文庫
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同氏が「負け犬」の先達にインタビューした『先達の御意見』も読むといい。
もしも宇野千代さんがご存命だったら、是非酒井氏にインタビューして欲しかったなぁ、と思ったりする。