操体法大辞典

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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

私はWindowsも使うが、基本的に熱烈なMacユーザである。1995年に一体型のPaforma550、その次588、その次にブラックの筐体5440、その次に初代iMac、次にフラット型iMac、今使っているのが21インチのフラット型iMacである。その間、ibookを2001年に一台、2006年にもう一台、今使っているのは昨年買ったMacbookだ。WindowsVaioを持っていたが誰かにあげてしまった。今はAcrobatを使うのと、経理用に安いwindowsを買って、中古のIBMのディスプレイを使っている。iPadは勿論買った(WI-FI)。iPodは勿論持っている。iPhone はキャリアがソフトバンクなので買うのをためらっていたが今予約中である。つまり、私はMacが大好きなのだ。

スティーブ・ジョブズのプレゼンを一度見たことがある。あれはジョブスがAppleに戻ってきて、幕張メッセでカラフルなiMacが発表された時だ。幸運にも私は基調講演を聴くことができた。
英語はやっていたので、そこそこは分かる。
通訳用のヘッドホンを借りていたが、途中ではずしてしまった。
ジョブズのスピーチは明確で分かりやすく、非常に分かりやすかった。
と、淡々と書いてみたが、実際はものすごく感動しており、涙が出るかと思った。iTune Universityでジョブズスタンフォード大学でのスピーチも涙が出そうになったが、英語で聞いても感動したのは何故だろう。私が思うにそれは「間」の取り方と言葉の抑揚と、Macに対する熱意と愛情だと思う。

マイクロソフトが抱えている問題はただひとつ、美的感覚がないことだ。足りないんじゃない。ないんだ」
スティーブ・ジョブズ)という言葉が引用されているが、これはまさにこの通りである。Apple のマシンにはデザインと美しさがある。持っていて誇らしい、持っていて嬉しい。それがMacのマシンなのだ。

さて本題。この本にはジョブズのプレゼンの秘密が書かれている。それは「準備」だ。ジョブズはプレゼンの前に綿密な練習をしているのだ。またそのベースにはMacが好きで仕方無いという愛情と情熱が隠されている。

プレゼンというのは、臨床家にとっても必要だと思う。言葉の誘導が必須の操体ラクテイショナー、操体の臨床家にとっても不可欠だ。