操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

会社にお金が残らない本当の理由

図解!会社にお金が残らない本当の理由 (FOREST Illustration book)

図解!会社にお金が残らない本当の理由 (FOREST Illustration book)

これは、中小企業の社長のみならず、自営業たる我々にとっても勉強になる。
家庭の貯蓄にも応用できるだろうし、何よりも「働いても働いてもお金が残らない」という疑問も解消する。

以前「キャバ嬢舞ちゃん」が出てくる、「世界一楽しい社長の教科書」の著者が5年前に書いた本である。

伝説のキャバ嬢コンサルタント舞ちゃんの 世界一たのしい社長の教科書

伝説のキャバ嬢コンサルタント舞ちゃんの 世界一たのしい社長の教科書

中小企業の社長の給料は、社長のものに非ず、とか「合法的裏金」とか、目からウロコが落ちる。ビジネスには確かに夢も必要だが、リアリティーも必要である。私は両方考えるべきだと思っている。
ビジネス環境を支配する「7つのシステム」は

  1. 収入
  2. 支出
  3. 借入
  4. 税金
  5. 決算書
  6. 価格
  7. リスク

の7つだという。この1つ1つについて、図解つきで分かりやすくシンプルに説明されているので「会計なんてわからん!」という人にも読みやすいと思う。

また、お金を(会社に)残すために知っておくべき「4つの数字」とは

  1. 1人当たり付加価値
  2. 労働分配率
  3. 1人当たり経常利益
  4. ROA(総資本計上利益率)、。CROA(総資本キャッシュフロー率)

だそうである。
(何だかわからなくても大丈夫)

最後の章「ビジネス万有引力の法則」では「収穫逓減の法則」についての説明がある。収穫が増えると、効率が落ちるという法則である。ビジネスの世界にも物理学のように「法則」があり、法則に背反しながらビジネスを大きくすることは難しいらしい。

自分には関係ないや、と思っていたらご用心。企業に勤めていれば会社が全部やってくれるが、いつどうなるかわからないご時世である。

★そのためにも操体を身につけておけば大丈夫?!

ちなみに、確定申告を自分でやるだけでも会計や税金に対する関心度は高まる。