9月27日からイスタンブールに滞在している。明日は帰路につくが、今日の夕方「やっぱり一度は『サバサンド』食べてみたいよね」ということで、サバサンド探求のショートトリップに出発した。
私と福田画伯の二人で、スルタンアフメット(観光中心地みたいなところで、今回もこの近所のKybeleHotelに泊まっているのだが、からトラム(路面電車)に乗ってエミレニュに向かう。ここはガラタ大橋がかかっているところで、この橋の下にサバサンドのお店があるらしい。一時期衛生上の問題で売っていなかったらしいが、2007年からまた再開と聞いた。多くのレストランはテイクアウトはしていないのだが、運良くテイクアウト用に作ってくれるというお店に巡り会い、サバサンド(何とかエキメッキという)で通じる。

- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
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イスタンブールに行くならこれを読んでから行くといい。
サバサンドはこうやって焼いている。
ガラタ橋の辺りは香ばしい焼き魚?の香りで一杯だ。
サバサンド。エキメッキ(トルコのパン)を半分に切って、横に切れ目が入っている
サバは香ばしくしっかり焼いてある。はさまっているのは人参の千切りとレタス。驚くべきことにサバ自体には味がついていない。また、青魚特有の生臭さもない。どうやらしっかり焼いてあるので、何らかの「うまみ成分」が出てくるのだろうか。味がなくても十分美味しい。
これは驚いた。サバ自体が新鮮なのだろうが、しっかり焼き付けるという方法もあるのだ。
トラムにのって買いに行った甲斐があるというものだ。
イスタンブールに行ったら、ケバブもいいが、サバサンドは是非。