11月1日、第3回OETRシンポジウム修了後、朝7時半の新幹線で盛岡へ。仙台方面に向かう時、私は大抵「こまち」に乗る。「はやて」もE5系(緑の車体)には電源がついているので、パソコンを使うのだったらそちらのほうがいいが、席が二席二席とちょっとゆったりしている「こまち」を使う。確か盛岡から秋田では在来線の線路を使っているというので、ちょっと揺れるのだがそれはまあ、旅のお楽しみとして。
盛岡まで二時間ちょっとで到着。最近実は「新幹線撮り鉄」なことが判明した私、やはり盛岡で「はやて」と「こまち」の分離シーンは見たい。というわけで見てしまった。盛岡駅でチャンスがあったら是非見ていただきたい。なかなか感動モノだ。
↑緑の車体が「はやて」(E5系)、白が「こまち」。こまちももうすぐE6系(ピンク)になるそうで、楽しみなのである。
盛岡に着いて、一行は釜石(翌日に「釜石シンポジウム」がある)に、岩手の公用車で向かった。途中遠野で「遠野ふるさと村」に寄った。宮城の最北気仙沼には何度も行っているし、一ノ関には乗換で何度も行っているのだが、なかなかそれ以北は行く機会がない。今回遠野は初めてなのである。藁葺きと言えば、建て替える前の母方の実家が巨大な藁葺きの家で(庄屋さんだったらしい)、幼稚園、小学生時代の夏休みを藁葺き屋根の家で過ごした私にとって、何だか懐かしいのであった。
ちなみに私はキュウリがダメなのだが、遠野と言えば河童、河童と言えばキュウリである。多分前世河童にはめられたとか、それで溺れたからキュウリがダメなのか、と思ったりする。河童グッズをもっと見たかったのだが、時間の都合もあり、ガイドさんにくっついて村内を回る。「遠野物語」とか、もっと勉強してくりゃよかった、と思う。オシラ様とか、私の仲間かもしれない?座敷童とか、遠野は結構ワンダーランドなのかも。遠野というと、馬を飼っており、家がくの字に曲がっている。曲り家(まがりや)だ。
お目出度い?二又大根。カップルか??(笑)
紅葉は丁度一週間前が盛りだったとのこと。
盆地で風の強い遠野を後に、釜石に向かった。