操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

「食」を操体的に眺める

月刊手技療法向け(5月号、6月号)の原稿を書き終えて初稿を出版社に送った。

3月4月は「想」だったが、5月6月は「食と想」とした。私にとって「食」というのは非常に重要なウエイトを占める。少しでもいいので、美味しいモノを食べたいのである。

この場合、美味しいモノというのは、何も高いものではない。好きで、からだが要求しているモノを普通に食べたいのだ。

これは、私がヨメに行っていた間、全く食の趣味が合わない人と暮らしていた反動ではないかと思う。好きだったら食の好みくらいは、一緒なれば、食の好みくらいはどうにかなるだろう、と思うものだが、実際はどうにもならない。

結局はどちらかが我慢することになるか、子供が生まれれば、子供中心の食卓になり、それが家のテイストになっていくのだろう。 我慢できるうちは何とか我慢できるのだが、何かの拍子に亀裂がはいってしまう(食べ物トラウマか??)。

片方が我慢しているということは、相手も我慢しているのだ。

食の相性がいいなら、カラダの相性もいいと島地勝彦さんが言われていたが、その通りかもしれない(これは本当に真面目に考える)。

私は生のキュウリがダメだ。好き嫌いではなく、青臭い香りで気持ちが悪くなる。高校の時、教室の一番後ろに座っていた子のお弁当にキュウリが入っていても気分が悪くなった位だ。前世で多分河童に溺死でもさせられたのかもしれない。

好き嫌いが一つや二つあっても構わないと思う。カラダに合わないものもあるからだ。誰かに聞いたのだが、青いピーマンには、子供の成長を阻害する物質が含まれているらしい。子供がピーマン嫌いというのも理由がないわけではないのだ。

そういえば、昨日デパートの地下に寄った。北海道フェアをやっていて、いかめしが美味しそうだったので買って帰った。

デパートには驚く程モノが豊富に揃っている。スーパーでも納豆があるところと、ないところがある。納豆がないのは、茨城の計画停電のためらしい。

私はそのうち、自宅で納豆が作れるキットが売れるんじゃないかと思っているが、納豆好きとしてはやはり安定供給してくれたらな、と思う。

また、スーパーで気がついたのは何だか魚肉ソーセージが並んでいること。山積みになっていたり、魚肉ねり製品の辺りにも並んでいたり。新たなたんぱく源としてプッシュしているのだろうか。

そして、何だか見慣れないブランドだな、と思ったら、熊本のメーカーのお豆腐だったり。うどんやナポリタンも何故か熊本産だった。