操体法大辞典

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日本のお米

しかし、どえらい時代に私達は生まれたものだと思う。未曾有の大震災に遭遇したこともあるが、時代の大転換期に生きている、ということだ。
1が支配する西暦1000年から、1999年の時代から2が支配する2000年から2999年という、1000年に一度の転換期に生きているのである。

私は猫をなでながら「お互い凄い時代を生きてるんだなぁ」と話しかけている。

陰陽の時代は800年毎にくり返すというが、先の「陽」の時代が終わったのが1945年。本格的に「陰」、つまり「2」と同様女性性が支配する時代にはいってきている。
精神的な病が増えたのもそうだし、押してもすぐ痛みがわかるような「実」の圧痛硬結ではなく、押しても力がなく、元気がないが、奥のほうに半米粒大のしこりがある、という「虚」の状態が増えている。
2012年にはマヤ歴の「アセンション」も起こるらしい。

2011年は波乱の年で、2012年は変化の年らしい。福島や栃木、宮城の牛は出荷できない状態で、今度はお米にも検査が入るらしい。農家へのダメージは本当に大きくなっている。
本来なら新米の予約が入る季節なのだが、今年は古米の予約が多く、お米屋さんから古米の在庫が減っているらしい。買い占めである。

日本の米が食べられなくなるとか、農薬にまみれた輸入野菜を食べることになるのかわからないが、電力会社は本当に農家に謝罪の念を抱いているのだろうか。

確かに電気がないと我々の生活は成り立たないが、電力会社の「命綱を握っているのは我々だから黙ってろ。我慢しろ」という姿勢も感じないわけではない。

放射能に詳しい人に聞いたところ、放射能は消えるものではないらしい。拡散するかどこかにたまっているかなのだそうだ。汚染された物質を焼却すると、放射能が燃えてなくなるのではなく、濃縮されるのだそうだ。

しょっぱなから色々考えてしまったが「息・食・動・想」のバランスがいくら整っていても、環境が劣悪な場合はどうすればいいのだろう。息食動想のバランスが全て整っていて、放射能にあふれた世界に放り出されてしまったら?

放射能があふれているのだから、「食」は危険だろうし、パニックなどで「想」も乱れるだろう。やはり繋がっているのだ。「息食動想」がマトモで、環境だけがヘン、ということは在り得ないのだ。