「トク」「ソン」で思い出したが、
先日ビジネス関係の鑑定を頼まれ、占筮したところ「神仏を祀るによろしい」という卦が出たので、
「神棚とか、あるいはそういうのはどうなさってますか?」と聞いてみたところ、厄年にお参りに行ったくらいだとのこと。
「易で『神仏を祀るによろしい』と出ているので、商売繁盛の御祈願とか行ってもいいかもしれませんね」
と言ったところ
「行ったら、効くんですか?」という答えが返ってきた。
これが「ソンかトクか」である。
「神社仏閣に参拝すれば、絶体効果があるか」
これを考えて参拝するのは、考えものだ。
「お願いして、委ねて、自分もベストを尽くす」のが、本来のことだ。
それなら「ウソかホントかやってみろ」であり、その後に「やってみなきゃわかんない」という言葉を加えたい。
ある方が「関西は『もうかりまっか』ですから」と言っていたが、地域性もあるかも
ちなみに、少しづつでいいから、何でも「ソンかトクか(高いか安いか)」で、モノゴトを決めるのをやめて、好きか嫌いか、で生活してみるといい。
ほんの小さな事でもいいのだ。
ランチのメニューを「価格」で決めずに、好きなものにするとか。
そうすると、原始感覚(好きか嫌いか、快か不快かを聞き分けるちから)が、何となくではあるが、目を覚ます。
勿論、したくない人はしなくてもいい。
それが、自己選択であり、自己責任だから。