第一日曜の午前中は「足趾の操法®集中講座」です。
今のタームは、そろそろ「卒業試験」レベルの二人と、すでに「足趾の操法アドバイザー」を取得後も勉強に来ているメンバー、准指導者が参加しています。
先日も書いたのですが、操体の勉強に限らず、物事の勉強には
- 理論(信念と言っても良い)
- 技術(実技)
- 道具(ツール)
の3つが必要だと言われています。
1は、橋本哲学、操体理論,連動理論など。2は、文字通り実技。3は、自分のからだ(作法を作る事ができるからだ)、または足趾の操法、操体的テーピング、息診法、あるいは手を練ることではないかと思います。
特に3は「操体的なからだ」を習得すること、呼吸法を身につけること、手を練ること(手は我々の商売道具ですから、気のこもった手をつくることは、触れ方にも関わってくるので、ツールの一つだと考えています)
勉強の際は、どうしても2を学びたいと思うのは当然なのですが、1と3も必須です。
「お道具(自分のからだ)が操体仕様になっている」ということですから。
ちなみに「腰痛で困ってます」という受講生の方が、講習を受けながら三浦先生の治療を受けたり、足趾の操法を受けたりしている間に、
腰痛もよくなったし、操体的なからだになり、技術も習得した、というのは、結構ある話です。