操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

ほめられたい、という欲求。

ほめるのと、人にほめてくれと強要するのは全くベツモノだ。

 

ある人が、仕事でこういうコンテンツを書いたので、読んでくれませんかというので、その後、本人からメッセージがあり、「何かコメントを投稿しれくれませんか」と言われた。

私はこの時「ほめられたい」んだなと思ったのである。

要は推薦文というか、ほめたコメントを書いて欲しいということだ。

ほめるはいいことだ。

しかし、他者に「ほめてくれ」と要求する姿勢はへんな気がする。ほめられればそれを素直に受け取るのは大切だが、それとは違う。

ほめるのはいいことなのだが、ほめてほしいという要求をモロに出すというのはガキっぽいというのだ。

そして「ほめられ」に慣れているので、ちょっと何か言われると切れるし、
辞めたりする。

日本のみではないが、伝統的師弟関係では、師匠は弟子を滅多にほめない。

逆ではあるが、カメラマンはモデルの乗せ方が上手い。
私も何度か撮って貰ったことがあるが、モデルをどう乗せるか、ほめまくるかというのがキモな気がする。あれだったら、女優さんが脱ぐのもわからないではない(笑)

そして、私もクライアントはほめる。

いいオトコはほめる。私は結構ほめるのである。

ほめないのは「ほめて下さい光線」を出している輩だ。

 

 

 

操体と整体は違う。

操体というとほぼ100パーセントの割合で「整体とはちがうんですか」と聞かれる。

整体とは違う。

もともと整体は、それまで名前が統一されていなかった日本の民間療法を、野口晴哉先生が「整体」と命名した。

「整体」というのは、一種の業界をあらわすような言葉であり、その種類と内容は多種多様にわたる。

最近町中で見かける「整体」というのは、野口整体とは違う。
最近はわざわざ「野口整体」と言わないとわからなくなっているのだ。

日本ではマッサージをやるのは国家資格を持ったマッサージ師であるが、
リラクゼーションとか整体という名称を使って、マッサージ類似行為をしていることがある。「ほぐし」とかもそういうことだ。

中には勿論臨床をしているところもある。

整体をひとことで言うと「他力」である。

先生が診断し、治療し、結果を出す。

操体はひとこと言えば「自力」だ。

患者自身が診断し、治療する(操者はそのお手伝いをする)。

私の経験だが、整体で開業していた人が操体を学び、そのセオリーの深さ、操体の面白さに目ざめ、違いがわかると大抵屋号から「整体院」とか「整体」という文字をはずす。

操体法東京研究会で勉強している受講生をみると、本当にそうなのである。

私は、その人の成長の度合いとして、整体と操体の違いが分かっているかいないかで計ることがある。

 

 

 

 

ホーメイ。南シベリアからの風

 

 

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7月24日、トッパンホールにトゥバからやってきたホーメイのグループ、

の来日公演に行ってきた。私は師匠を途中で拾い、江戸川橋から現地に向かった。会場で、フォーラム実行委員若手の瀧澤、寺本両氏と落ち合う。

トッパンホールへは初めて行ったのだが、立派なコンサートホールである。普段はアコースティックな音を響かせているのだが、今回は六角形のスピーカーで音を増幅していた。

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★エスカレータ上から

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★開演前。ステージをのぞむ。白いのが六角形のスピーカー。

ホーメイとは、ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる歌唱法のことだ。

そして「日本トゥバ ホーメイ協会」の会長は、東京操体フォーラムの相談役であり、操体法東京研究会の先輩であり、ヴォイス・パフォーマーにして、36年の活動履歴をもつベテランバンド、ヒカシューのリーダーである巻上公一さんである。

また、東京操体フォーラム実行委員の若手、寺本君は巻上さんのホーメイの生徒でもある。というわけで、私も何度か聞きに行っているのだが、その波動にはまる人が多いというのは、よくわかる。

http://youtu.be/cUFl6aUJXoc

上記はリンクだが、どんなものかよくわかる。私は低音(うなりダミ声)は結構好きなので(メタルなんかは多いですね。ジーン・シモンズとか、トム・キーファーはうなりダミ声だし)堪能してきたのだった。


フーンフールトゥ来日しました - YouTube

彼らはソ連崩壊後に結成されたそうで、ソロが多いホーメイのアーティストの中で、ロックバンド編成?というのは珍しいそうですが、最も愛され、最も影響があるホーメイのグループなのである。

四人のメンバーは、コーカサス系っぽいとか、朝青龍顔とか、中国系っぽいとか、孔子っぽい(どういう分け方だ)、非常に個性的。

ステージの最中、歌い手は手を耳に当て、電話をしているようなアクションをとるが、あれは自分が出している倍音を確認している、つまりモニタリングしているのだと、ホーメイに詳しい寺本君が教えてくれた。

チャクラに響くというのはこういうことなのだ。

なお、今回の来日はフジロックに出演のためで、ライブは今回1回限りとのこと。

貴重な体験だったのである。

 

2014操体マンダラ

7月21日、三度目の「操体マンダラ」が無事終了した。「操体マンダラ」とは、我らが師匠、三浦寛先生の「操体ワンマンショー」あるいは「操体ディナーショウ」みたいなものである。

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ちなみに、第1回目にお願いし、今回もお願いしたのが会場の花。当フォーラム実行委員の香(こう)嬢のお母様。龍生派の生け花をやっていらっしゃったそうである。ちなみに、これは家の裏の山に生えていた竹である。竹の根っこってすごい。

先年ハワイで解剖実習してきた岡村先生が「足の神経とかってこんな感じですよ」と、話してくれた。

 

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全景。

前半は、足趾の操法アドバイザー、感覚分析診断操法士の認定書授与と、毎回お約束の「色紙授与」。師匠とツーショットで写真を撮るという楽しい?チャンスあり。

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色紙を頂いてるところ。

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お昼は机をテーブル風に並べ替え。

私は事務局なので事務局席で一人で速攻でお昼。

 

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こちらは実行委員チーム。

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午後になり、実技。

瀧澤(たきさわ)実行委員をモデルに、「般若身経」。

(般若心経ではなく、身体運動の法則を世界で一番短いお経になぞらえたもの)

尺取り虫から爬虫類、鳥類、腹這い歩行、四つん這い、立位と進化してゆく般若身経を披露。写真は、瀧澤さんが正しいもの、三浦先生が法則に背反した動きを行っているところ。

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発声と波動と動き。

師匠のところには、声楽関係や音楽関係の方がよく治療にいらっしゃる。レコーディング前のシンガーとか。確かに、ボディは楽器なので、ボディが歪んでいると声が響かない。

東京操体フォーラム相談役、巻上公一氏のホーメイのお弟子であり、狂言もやっている「うなり系」が得意な?若手実行委員、寺本君がモデルとなり、最快適音とそうでないものをからだに響かせて発声する。発声の音と波動によってからだの動きが違って来る。

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集合写真。

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そして、夜は昼間仕事で出席できなかった香嬢のため?ではなく、真面目な打合せのため、場所を変えて秋のフォーラムに向けての打合せを行いました。

秋は11月23日、24日の二日間開催予定。

 

皆さんお疲れ様でした。

 

 

 

 

操体は医師が臨床で用いていたものである

仙台の温古堂には、医者から見放された患者がやってきた。

橋本敬三医師は「ここは病気の墓場だ」とおっしゃった。

 

先日大阪に行った話は書いた。

その時、大阪エリアでは、操体は「自分でできる健康体操・養生法」「自分でできるから安くて簡単」ということがよく分かった。

これが悪いとは言っていないのだが、この認識をしている人が多いため、未だに操体は、本来医師が臨床で使っており、橋本敬三先生のもとには、医者から見放された患者が集まったということは、余り知られていないように思う。

操体実践者の中には、健康体操・養生法として生活に活かす派の方々がおり、関西では操体道普及友の会(故中川重雄先生)の活動範囲が広い。一般の方に操体を広めるということで、広まっているのである。

橋本先生は、ファンとか患者さんとか愛好家には「操体は簡単だ」とおっしゃった。
操体は簡単だから生活に活かそうという考え方だ。

私達は、操体は医師が行っていた臨床という認識である。というのは、橋本敬三先生の、臨床家としての流れを受け継ぐ直系の弟子、三浦寛先生の弟子だからである。

橋本敬三先生は、弟子には、操体について「よくもこんな難しいことに足を突っ込んだな。でも操体は面白いぞ。一生楽しめるからな」とおっしゃった。

橋本敬三先生ご自身が「患者やファン」と「弟子(臨床家)」には、違う伝え方をしていたのである。

ここから、健康体操養生法派の方達は、いわば「自分でできるラジオ体操みたいなもんにお金を払うのは勿体ない」と思うらしい。

私達臨床家は、例えば鍼灸や柔道整復なスポーツトレーナーなどの専門的な勉強をしてから、さらに操体臨床の操体の勉強をする。操体専門のプロになるのだったら、やはり3年以上の修業が必要だ。つまり、専門的な勉強に時間もお金も投資しているのである。

ここで、互いに解釈の違いが出てくるのは当然である。

健康体操派は、何故臨床家は時間と自己投資をして勉強するのかわからない。
何故なら操体は「自分でできるから安い」と思っているからだ。

しかし、自分でできない人もいる。健康の度合いが低く、自分ではどうにもならない人がいるのだ。

そのために、プロが存在するのである。

「治療費が高い」とか「受講料が高い」(実際は期間が長く、じっくりと養成しているので時間がかかるのは当然であるし、やり方だけではなく、診断分析法、操体独自の視診触診法などをやるのだからそれも当然である)とか言う話を聞くことがあるが、

自力自療が可能な健康度合いの方に健康体操を指導するのと、自力自動が可能ではない方に、自力自動が可能なレベルになるまでお手伝いするのと、どちらが労力がかかるかと言えば、勿論後者である。

私は何も健康体操・養生法としての操体が悪いと言っているわけではないのだが、
操体の中にも、自力自動可能な人向けと、自力自動が適わない人向けのものがあり、元々は「医者が自力自療が適わない人のためにやっていた」本来のルーツをもうすこし大切にしたらどうかということなのである。

操体臨床を否定することは、創始者、橋本敬三先生を否定することだ。

また、橋本保雄氏(橋本敬三先生のご子息)は、自分達が学んできたことを安売りするな。見合ったものをいただきなさい、と、師匠に伝えているし、私もご本人からその言葉をいただいたことがある。

勿論日々のケアには操体は欠かせない。

しかし、間に合っていない人にはプロのヘルプが必要なのだ。

この違いを「健康体操・養生法派」の方にはちょっとでもいいので分かって欲しいと思うし、

操体の本当の底力を知って欲しい、体験していただきたいと思う。

 一度「きもちよさでからだが劇的に変化する」という体験である。
これを知ってしまうと、以前には戻れない。これを「知る悲しみ」という。

知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者

知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西洋医が教える、本当は速効で治る漢方

 駒場東大生研の生協で発見した。

西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 (SB新書)

西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 (SB新書)

 

 本の数はあまり多くないものの、なかなか並んでいる本のチョイスがいい。

先日もついついこれを買ってしまった。

世界で一番美しい猫の図鑑

世界で一番美しい猫の図鑑

 

 私が長らくお世話になっているクリニックは、代々木上原にある。
駒場東大から歩いても近い。花粉症の季節にはお世話になるし、長年プラセンタ注射でもお世話になっている。

院長先生は仙台の出身で、橋本敬三先生や橋本行則先生をご存じだそうである(それだけでも贔屓に値する)

そして、ここは漢方を出してくれるのである。勿論、新薬(西洋薬)が必要な時は出してくれるし、風邪の時などは、血液検査をして、抗生物質が必要なのか、そうでないのかを判断してくれることもある。

そして、わが先輩、東京操体フォーラム実行委員の「半蔵」氏は、鍼灸や漢方に非常に詳しい臨床家である。先日のフォーラムで「快眠」というテーマで話して頂いたが、漢方の奥深さにうなったものである。

橋本敬三先生も漢方をやっていらっしゃった時がある。途中で止めてしまったようだが、これは漢方の原料の供給の不安定(皆中国からの輸入)などもあるのかも。

半蔵さんによると、漢方って何だか飲み続けないと効かないようなイメージがあるけれど、本当は速効なのだそうで、一部の悪徳?業者と商業主義による概念なんだそうである。

この本によると、漢方は本来急性期の薬だったらしい。急性熱性疾患(感染症)である、腸チフスとかコレラが死亡原因の主な部分を占めていた時代、まずは嘔吐や下痢を止めるのが一番重要だ。これらに用いられていたのが漢方なのだ。

なぜ、漢方は速効するのか

  • 免疫力を高め、過剰な炎症を抑える
  • 微小循環障害を改善する
  • 体内の水分をピンポイントで調整

この3つの理由があるという。

速効する症状と言えば、肩こりには葛根湯。これは私も知っている。
クシャミがでたらまず「一包飲んどくか・・」と、飲んだりする。筋肉痛にも効く。

ただし葛根湯はノドの痛みには効かないらしい。

インフルエンザについて、井齋先生(著者)は、ご自身がインフルエンザに罹患した際の服薬状況を書いていらっしゃる。効くのは麻黄湯だ。また、私が普段胃腸の調子を整える為に飲んでいる「補中益気湯」は免疫力の強化によく、体内に侵入したインフルエンザウイルスを減らす効果が期待できるらしい。

私は物心ついてからインフルエンザにかかったことがないのだが、もしかしたら
プラセンタ注射と補中益気湯を飲んでいるからなのだろうか?

いずれにせよ、最近は便利なエキス顆粒剤が出ているのでありがたいことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃。

それは、結構昔の話。

川崎のクラブチッタでライブがあった。

Winger。

 

Madalaine

Madalaine

  • Winger
  • Rock
  • ¥150

★これはデビューシングルだったと思う。 

Seventeen

Seventeen

  • Winger
  • Rock
  • ¥150

★これは世界的にヒットした 

ヴォーカルのキップ・ウインガーは、クラシックも書けるし
メタルにも通じているアーティストであった。

で、バレエも出来るベーシスト。

私はそれまでの、ポール・スタンレイとかリック・サべージとか、トム・キーファーとかカーリーヘアの童顔系が好きだったのだが(いまでも好きですけどね)
キップに惚れてしまった。

後、彼は「全米で最もセクシーなオトコ10人」に選ばれた。

知的でセクシーなオトコは、モテるのですよ。

今も活躍してますが、相変わらずいいオトコです・・
無精ヒゲもまたよろし・・

松岡正剛センセイとかうちの師匠系の、彫りが深くて目がきれいで鋭いとっても素敵な方でございます。ヒゲも似合います。。

クラブチッタのライブはいわゆるオールスタンディングだった。
私はその時、腕をケガしていて手を挙げて拍手出来なかった。
ところが、席が結構前だったので、キップが

「そこのおねーちゃん、 腕を挙げてごらん。大丈夫」と言ったのだ

そうしたら挙がった。腕が動いたのだ。
「???????」

こういうこともあるものだ。

最近すっかり音楽とも離れていたのだが、近年80年代、LAメタル全盛期の頃活躍したバンドが再結成だのリユニオンだのと戻って来た。

私はグランジはつまらなかったし、ラップには魅力を感じなかったので、ずっと地味に80年代のメタルかハードロックを聴いていた。

今、アメリカではKISSとDEF LEPPARDが一緒にサマーツアーをやっている。

一緒に来い・・・と、念じている今日この頃であった。

ちなみに、サラ・ブライトマンが12月に来るので行く。


DEF LEPPARD & KISS - Summer Tour 2014 - YouTube