操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2014年秋季東京操体フォーラム無事終了

2014年秋季東京操体フォーラム、二日間のプログラム

無事終了いたしました。

皆様ありがとうございます。

10月の話になりますが、
「タイ癒しフェア」で、柳生心眼流の島津兼治先生と奥様に
お会いしました。
三浦師匠が講義をしたからなのですが、
その時、うちの実行委員(タスクフォース男子4名)を
連れて行きました(って一緒に行ったんだけど)

その際、島津先生の奥様が

「本当にイケメン揃いね~♪」と、ほめて下さいました。

そうです。実行委員男子は、
畠山がルックスとスタイルで選んでいるというウワサ(爆)がありますが、
うちの実行委員は本当にイケメン揃いなのだ(笑)

 

今回、実行委員は揃いのTシャツを作りました。

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★左から岡村、瀧澤、寺本各実行委員。

背中の丸いマークは篆書体(てんしょたい)で「般若身経」
(般若心経ではない。身体運動の法則を世界で一番短いお経に
なぞらえた、操体用語です)と、書いてあります。

デザインして下さったのは、実行委員「香(こう)」さんの
友人で、書道の先生です(感謝感激)。

ご本人は「般若身経?般若心経じゃないの??」と、
最初は激しく悩んだそうですが、フォーラムに出席して下さり、
その謎が解けたそうです。よかったよかった。

やはり「お揃い」というのは「統一感」があるものです。

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こちらは全員集合。

なかなか壮観な眺めです
三浦先生は白いシャツを着ていますが、
実は中にちゃんと着ています。

あ、

フォーラムが終わった話でした(笑)

来春は4月29日に開催予定です。

 

芸術の秋。国貞と松岡正剛氏の屋根裏と国宝。

この秋の東京は美術展がすごい。

先週は北斎菱田春草(後半)を見に行ってきた。

家族が障害者手帳(ペースメーカー)を持っているので、
「同伴者は一人タダになるから行こう」と言われるのだが、

一人で観たい。

また、たまにチケットをいただき、師匠と行く事もあるが、
なにせせっかちなので、密かな趣味でもある「ガイド」を聞くことも
できない。

というわけで、大抵は一人で行くことにしている。

また、美術展などでは
二人連れもしくはそれ以上で来館し、
喋りながら観ているおばちゃんがいるが、
自分も何名かで来たら、あのように人様に
迷惑をかけたらイヤだからというのもある。

それはともかくとして、

まず、表参道の太田記念美術館(浮世絵専門)に行った。
今現在、歌川国貞展をやっている。

上野の北斎もよかったが、ここはまた格別。
浮世絵好きなのである。

国貞の絵は「どこかで観たことがある」ものが多い。
七代目市川団十郎と仲が良かったので、団十郎の絵が多かった。
そして、海老蔵の絵もあったが、目が大きかったのが印象的だった。
團十郎の「死に絵」もあった。

私は初めて見た歌舞伎が先年なくなった団十郎海老蔵だった頃に
観たものだったのと、とても格好良かったのを覚えている。

それから、銀座で開催の THE MIRROR へ。
これは銀座にある古いビル、戦災でも焼けなかった築80年だかの
ビルが解体されるので、その前にアートで飾ろうみたいなイベント。
ここでは松岡正剛校長の「屋根裏部屋」が展示されている。

愛用のペン、愛用の茶碗などが並び、天井には素敵なモジャモジャがはりついている。
松丸本舗」を懐かしく思い出した。

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f:id:lovecats:20141031152055j:plain、と

 

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それから一路銀座線に飛び乗り(今日は銀座松屋のトロールビーズショップも、
Appleストアも、伊東屋もスルー)、上野へ。国宝展である。

これもチケットを買っておかなければ絶対行かないだろうと思い、
チケットを買って行った。
15時半頃だったが、並ぶことがないくらいだった。中は勿論混んでいたが、
思いの外すいすいみることができた。

玉虫の厨子は、何だか中学の修学旅行で観たような気もしている。
思ったより大きかった。
そして、前半展示の目玉が「正倉院の琵琶」である。
螺鈿細工が驚く程美しく細かく、裏表から暫く眺めていた。
ちなみに、音声ガイドは竹下景子

さすが貫禄というか、情感たっぷりの聞き応えのあるガイドだった。

「教科書で見た!」みたいな感じで非常に楽しめる展示である。
日本人なら一回は見とけ!みたいな感じ。

また、仏画と仏像が結構好きなので、こちらも
素晴らしいお姿を拝観した。拝みそうになったが(笑)
ちょっとだけ合掌してきた。

ここで「おお」と思ったのは、仙台市博物館でたまに見る
支倉常長像」が国宝として展示されていたこと。
思わず「おお、六右衛門殿、お久しぶりでござる」とか挨拶してしまった。
そうなのだ。あの絵は国宝だったのだな。

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さすがに一日に3つ美術展をハシゴして、足が疲れた。

でも、脳みそは何だかパワーアップした感じがした。

 

おとひめカード、再販です

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思いをこめて、あるいは無心にカードを引く。

カードに書いてあることは一種の「お告げ」。

おとひめカード  ← お勧め。

今年の8月末、発売と共にすぐ完売してしまったという「おとひめカード」。
(師匠も予約して購入)

再販のお知らせをいただきました。

トランプの二倍くらいの大きめのカードです。

 

占い的に言えば、カード(タロットなども総称すると、オラクル・カードと言います。オラクルとは「神託」という意味です)は、その時々の運気や気持ちをみたりするのに用います。

占いで言うと、四柱推命西洋占星術、数秘術などは誕生日から見るので「命」と言います。そしてタロット、易などはその時の運気、感情、波を見ます。「卜」(ぼく)と言います。

そして「おと」。

日本語はそれぞれ美しい意味を持ち、また「音」を持っています。

自分の名前に秘められた秘密を解くのもよし、
音の波動を楽しむもよし。

プレゼントにもいいと思います。

また、赤ちゃんの名前をつけたいとか、何か命名したい、お店の屋号をつけたいとか、そんな場合にも役に立ちそうです。

へえ~、と思っていたら

『おとひめカード』ベーシック活用講座

が開催されるとのこと

興味のある方は、是非どうぞ。

足趾の操法。卒業試験。

先日、師匠のところにある先生からのご紹介で、
新しい患者様が訪れた。

どう見てもタダモノではない女性だったので聞いてみると
スピリチュアル系のベテランの先生だったそうである。

その方はとにかく足のマッサージとかリフレクソロジー系が好きで
世界中で色々なものを受けたそうだが

操体の足趾の操法が一番きもちいい」とおっしゃったそうである。

ありがたいことだ。

きもちいいとどうなるか。

操体の理論で言うと、ボディの歪みが正され
それに伴って症状疾患が解消される。

きもちよさで良くなる、というのはこういうことなのだ。

さて、今日は「足趾の操法集中講座」の卒業試験があった。
昨年11月頃から月イチのペースでやっている。

これは「足趾の操法を短期間集中」ではなく、
操体操法の1つ、足趾の操法のみを集中して学ぶというものだ。

その前に、実技の事例を紹介した。

★こんなクライアントが来たらどうするかシリーズ

クライアント(男性40代)← 受講生Aさん

右そけい部に違和感があり、坐骨神経痛のような感じもある。
臀部にヘルペス状の発疹が出ている。

時間は少ししかない。
また、首に問題がありそうだが、被験者は
「なんでそけい部が痛いのに首に触るんだよおいコラ」(と言ったらどうするかと仮定)。

こういう場合、どうやって説得し、どうやって動診操法にもって行くか。

また、首(頸椎)に圧痛硬結があるが、何らかの障害があって
首に直接触れることができない場合にはどうするか??

などなど。

その後師匠が登場し

試験者三名は結構緊張しながらも無事に「合格!」のお許しをいただいた。

★あ、肝心の試験はあっさり書いちゃいましたけど、やはり「ど素人」だったのが
これだけ「プロっぽく」なったのはやはり感動モノ。

お疲れ様でした♪

 

 

 

芸術の秋。北斎とウフィツィ。

昨日夕方、以前からチケットを買っておいた、東京都美術館
ウフィツィ美術館展(ウフィツィとはイタリア語でofficeのことらしい)へ行ってきた。

途中、空いていたらボストン美術館から来ているHokusai展にもよろうかと思ったら、70分待ちだったので、素通りした。

ウフィツィ美術館フィレンツェにあり、メディチ家が多いに関わっている。


ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで Arte a Firenze da Botticelli a Bronzino: verso una ‘maniera moderna’

ボッティチェリの「パラスとケンタウロス」もやってきている。

東京都美術館は広いのでなかなか見応えがある。
これは、フィレンツェに行きたくなってきた。

そして今日、たまたま上野に用事があり、折からの冷たい雨。
これはもしかしたら空いてるかも?と思い、上野の森美術館に寄ってみた。

ここは上野駅から一番近いのだ。

雨が降っていたが、人が並んでいた。しかし15分くらい並べば入れるという。
私は前売り券を持っていたので並ぶことにした(美術展はチケットを買っていったほうが便利である)

浮世絵が好きだ。
西洋絵画でもミュシャとか好きだし、色がいい。
あと、お化けや妖怪のシリーズも楽しい。
先日も世田谷美術館に「ジャポニズム展」を二回見に行ったが(これもボストン美術館)、浮世絵に目が行ってしまった。

実は、浮世絵専門の太田記念美術館とか、来年は年間パスポーを買おうと思っている位なのである。


ボストン美術館浮世絵名品展 北斎|上野の森美術館|2014年9月13日(土)〜 11月9日(日)

雨が激しく降ってはいたものの、すぐ屋根の下に入ることができた。
平日夕方で雨なので、いつもよりは空いているようだった。

入場も制限入場だ。

ちなみに、お連れ様がいたりするとこのお連れ様がまたせっかちなので(笑)
まず音声ガイドなどは聞いているヒマがない。
今日は結構たのしみだったりする音声ガイドを借りた。
案内は市川猿之助。いい声だ。

有名な「神奈川沖浪裏」(Great Wave)とか「凱風快晴」(赤富士と呼ばれている)をはじめ、観たかった百物語の「お岩さん」。五枚つづりの北斎にしては珍しいと言われる「吉原遊郭の図」。美しい花鳥画シリーズ。

混んではいるものの、十分堪能できた。

図録を買ってきたが、もう「うっとり」である。

もう一度行こうと思っている。

その前に、前半見に行った菱田春草展の後半にも行かねば。
これは前半後半とで展示物が変わるので二枚組のチケットを買った。

前半が白猫、後半が黒猫なのだ。


菱田春草展/2014年9月23日(火・祝)~11月3日(月・祝)/東京国立近代美術館

前半には既に行き、白猫と黒猫があまりに可愛いので連れて帰ってしまった(笑)

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考えてみると、今年の秋は「私のマーガレット展」にも行ったし「ジャポニズム展」にもいったし、リサ・ラーソン展にも行った。台湾の故宮博物館の展覧会(ハクサイは既に帰国後)も行った。なんやかんやで行っているものだ。

 

 

 

操体は、リベラルアーツである。

これは、今回の秋のフォーラムの初日のテーマである。

最初「操体は学問でなければならぬ」と言ったのは師匠だった。

操体は、リベラルアーツである」と言ったのは、
東京操体フォーラム賢人組、鍼灸や漢方、理学療法、クラシックから文学までと
幅広くカバーする東の賢人こと半蔵さんである(西の賢人は日下さんだ)。

操体法、というのは、
操体の中でも、橋本敬三医師が行っていた臨床の部分を指す。

操体、というのは「息食動想プラス環境」をも含めた
橋本哲学(死生観や生命観などを含む)全体を指す。

なので「操体法」というのは操体のほんの一部分に過ぎないのである。

操体の中には、神代文字とか宗教とか食養とか性に関する話とか
日本神話とか、とにかく色々な話が登場する。

また、操体の根底に流れているのは

「絶対」と「相対」の区別を明確にする、
つまり、生まれながらにして救われているという「絶対」と
娑婆で自分のやったことは因果応報で返ってくるという「相対」の
違いを明確にするということだ。

これは「救いと報い」という言葉で書かれている。

あることをないと思い、ないことをあると思って苦しむ。
これを仏教では「妄想苦(もうぞうく)」というそうだ。

今回のフォーラム初日では、

橋本敬三先生が晩年勉強なさっていた

「相似象」や、九星気学
易、宗教(大本教とかもろもろ)などが登場する。
操体と何が関係あるの?と思うかもしれないが、

これが関係しているのだ。

私自身もとっても愉しみにしている。


2014年秋季東京操体フォーラム(速報) « 東京操体フォーラム

 

 

 

皮膚操体の真実

操体による皮膚へのアプローチ」いわゆる第三分析を確立した
三浦寛師匠は「(刺激にならない)皮膚への接触」というのを
最初からうたっていた。

それが最近、操体関係者が「皮膚に触れて刺激を与えれば皮膚操体」という言葉を
使っているような気がする。

★そもそも、創案者である三浦寛自身が「皮膚操体」という言葉は殆ど使わない。
我々門下生も「皮膚へのアプローチ」「第三分析」「渦状波®」という言葉を
使う。つまり「皮膚操体」という言葉を用いているのは、現在我々門下以外なのである。

関西の奈良操体の会関係の方がFaceBookで「皮膚操体でマッサージ」という言葉を
使っていた。

本当は、東京に来てちゃんと勉強して欲しいところなのである。

厳密に言えば、それは「皮膚に刺激を与えるマッサージ」である。
皮膚へのアプローチはマッサージではない。

というか10数年前は「皮膚へアプローチする」というと

「そんなの操体じゃない」という輩もいたのだが、最近は
皮膚への関心が高まっているということか。

私は5年程前「今、皮膚を無視している人達が、あと10年もすると、全国大会とかで『操体はやっぱり皮膚ですよね』と言うだろうという予測をしているが、あながち間違ってはいないと思う。

多分私がこの話をすると、操体関係者はお得意の

操体はみんなのものだから、やってもいいじゃない」という答えが
返ってくるだろうが、創案者、三浦寛先生は「みんなのものか?」と
問いかけるだろう。

 

ただ、出回っている「皮膚操体」という言葉は相当曖昧であるということだ。

 

三浦寛が提唱している皮膚へのアプローチは

「面の渦状波」「点の渦状波」に分類される。

★渦状波、は商標登録されている。
最近「渦状波」という言葉を全く関係ないスジから聞くことがあるが、
これを正式に学べるのは、操体法東京研究会の定例講習しかない。

 

もし、他で「渦状波教えます」と言っていたら、それはモグリである。
(最近モグリが多い)

 

そして、それは「皮膚への刺激」ではない。
刺激にならない接触なのである。

聞いてみると「皮膚操体」と言っている方々は、引っ張るとかずらすとか
捻るとか絞るとか(特に「絞る」は、私が皮膚へのアプローチを学びはじめた時、私をさんざんバカにした元パートナーがサイトに書いていたので、結構笑った。バカにして真似するとは面白すぎる)、皮膚への刺激なのである。

皮膚への刺激は意識に関与し、皮膚への接触は無意識に関与する。
また、刺激と接触は神経の伝達回路が違う。

なので「皮膚操体」と言っていても、
刺激と接触では全く違ってくるのである。

 

操体の歴史の中に「皮膚」という言葉が出て来たのは、

1999年10月「哲学する操体 快からのメッセージ」である。

快からのメッセージ―哲学する操体

快からのメッセージ―哲学する操体

 

 これは1999年に開催された、全国操体バランス運動研究会東京大会に合わせて発行された。

この中に「皮膚へのアプローチ」として「渦状波」(かじょうは)という言葉が登場する。当時を思い出すと、操体で皮膚、なんて言っている人はいなかった。
その後、三浦先生から皮膚へのアプローチの手ほどきを受けた後、
私の周囲からはバカにされた記憶もある。

また、当時は今先生も皮膚とは言っていなかった。
その後、まるずみ先生と、皮膚ならぬ「カワの操体」という言葉を使われたが、

「皮膚とカワ」では全くニュアンスが違うのである。

また、私は三浦今両先生の「皮膚」に対するアプローチを同時に(医道の日本社の取材)受けたという貴重な体験を持つ。

同じ皮膚へのアプローチでも、これほど違うのか、と感心したものだった。

 

皮膚からのメッセージ―操体臨床の要妙part 2

皮膚からのメッセージ―操体臨床の要妙part 2