読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

「足趾の操法」指導者養成中。

1月4日(日)足趾の操法®(一般社団法人日本操体指導者協会の登録商標です)集中講座、今年最初の講義が行われました。

足趾の操法集中講座

足趾の操法集中講座を受けて(受講生の感想)

足趾の操法は昔「趾モミ(ユビモミ)と言われていました。
ゆらす、落とす、揉むという3つが原型で、橋本敬三先生はこの3つを僅かな期間
臨床で用いていたようです(何故か途中でやめてしまったらしい)。

まず、操体で何故治るのか?と考えると
「ボディの歪みを正すことによって、症状疾患を二次的に改善する」ということです。

  • きもちのよさを味わうことができる。即ち「快」を味わう事によってボディの歪みが解消する
  • 鈍っていた原始感覚(快か不快かをききわける力)を甦らせる
  • 植物のように、根っこは大切。足趾は根っこにあたるところ。そこをケアする
  • 趾(あしゆび)は、普段あまり目が届かないところ。そこは「快」の宝庫であり、イノチの活性化につながるところ
  • 足趾は経絡や内臓に関係する。足趾の操法は内臓を活性化する。操法の最中に、腸がグルグルと鳴ることもあり、便秘に奏功という事例もある
  • 短時間で深い眠り(意識飛び)の現象が起こることがあり、頭がクリアになる
  • 不眠症が解消されたという事例がある


それに「納め(おさめ)」という「ものすごくきもちいい」ものを三浦寛先生が加え、更に足底のモミや趾骨間(しこつかん)の操法を加え、8つとしたものに、畠山が20年以上マニアックに研究している「趾廻し(ゆびまわし)」を加えました。
「趾廻し」は、他の足趾の操法とは少し異なります。
きもちよさの伝達回路が違うというのでしょうか。

 

よく書いていますが「足趾の操法」こそ、「万病を治せる妙療法」だと思っています。
これを単なるリラクゼーションとか、刺身のツマのような扱いにするのは、非常に
勿体ないことです。

 

足趾の操法集中講座と修了すると、実技試験が あります。それにパスすると、「足趾の操法アドバイザー」が授与されます。


今、その「新米足趾の操法アドバイザー」の中から選ばれた数名を「足趾の操法指導員」として養成中です。

彼らは、東京操体フォーラムの若手実行委員です。臨床経験を積んでいる者もいますが、現在は臨床経験を積みながらの修業中です。

彼らには、新しい受講生に対しての、細かいチェックをお願いしています。

 

私はまわりながら、もっと細かいポイントや「こうやったらよくなる」「ここを修正するといい」ということを伝えたり、姿勢や骨盤の角度、手首の状態、指の当たる位置を伝えたりします。

「指導にあたる」ということは、一番勉強になるということです。

指導ができる、ということは、コミュニケーションスキルが優れているということでもあります。積極的に声をかけ、相手の話を聞く。それは、臨床家にとって必須のスキルです。その辺りもしっかり身に付いてきているのではと思います。