操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体法東京研究会定例講習(途中参加について)

最近「操体法東京研究会の定例講習に参加したいが、来年まで待たないとならないのか」というお問い合わせを受けることがあります。

 

操体法講座開講のご案内 | 操体 三浦寛 人体構造運動力学研究所

 

最近の指導ですが、最初に座学に集中するというよりも、最初から先輩方の動きや作法を間近にみて、受けて、やってみるという実践的な方法に移行してきたように思えます。

 

そして、習得期間が15年前に比べると、ここ二年くらいは「第五分析」の登場で、「ぐぐっと」短縮されたような感じがします。

 

操体法東京研究会の定例講習は、ご希望があれば途中の参加も可能です。

また、視診触診など、手技療法の基礎に自信が無い方は、第三日曜の午前中、畠山による視診触診講座もありますので、ご相談下さい。

 

なお、操体法をはじめ、手技療法というのは「職人技」と同じです。

「早く始めれば、始めるほど、よい」のです。

 

特に、仕事、生業としたいのならば、さらに、です。

 

また、ある程度の年齢を越えたら、習得には時間がかかると思って下さい。職人と同じです。かといって、あきらめないで下さい。慌てて手っ取り早くやろうとせずに、じっくり学んで操体臨床に臨んでいるover60の方もいらっしゃいます。

 

基本的に、年齢を重ねた方で、国家資格を持っていない場合(手技療法は全くのアマチュア)の場合は、

 

  • 操体の講習
  • 視診触診問診法、コミュニケーション
  • (特に男性の場合)触れ方の基礎とマナー(これは非常に大事ですが、男性の方で、アマチュアの方は、全く気がついていません)
  • 足趾の操法

 

これくらいは押さえておけば、スキルは身につきます。

 

「習えば一人前になれる」というわけではなく、「人に触れる仕事の基礎」「コミュニケーション」「保険やリスク管理」「資格」「営業形態」など、色々な問題があります。

 

操体法東京研究会のバックには、一般社団法人日本操体指導者協会があり、操体実践者の地位向上やスキルアップのサポートをしています。困った時、アドバイスが必要な場合などのヘルプもあります。

 

今からでも遅くありません。

 

操体は一生のスキルです。