ちなみに、誰かが実技をやっている際、先生が「書く時間はあとであげるから、みるように」と言っているのに、ノートに書いているとか、一緒に手を動かしているということは、どういうことか言うと「見ていない」ということになります。
書いているから、一緒に手を動かしているからというのは、一生懸命やってそうに見えますが、
実は全然見ていないし、大切なところを見逃しているのです。
講義を書き取るのとは、全く違います。見る時は見なきゃダメです。
私は「操体法東京研究会」の定例講習は長いですが、見ろと言っているのに書いてるとか、見ろと言っているのに一緒に手を動かす人は、上達しません。
何故か?
見てないから。手を動かしているのは、そちらに意識が行くから。
また、その時に間違って覚えたりするから。
実技はちゃんと見ましょう。見て、頭の中でそれが再現できるくらい。
講義中に畠山が「見てなさい」というのはそのためです。
しかし、言っても聞かない場合は、放置プレイします。
第四日曜の午前中は「視診触診」講座です。
「足趾の操法®」を受けて下さっている受講生向けに、私の「ミドル」を伝授しています(ある程度操体の基礎がないと、伝授できませんので)。こちらでは、三浦先生の講習と被らない、D1'’(ディーワン・ダッシュ)や、外気功、頭蓋仙骨療法などを「操体仕立て」にしたもので、私が実際に臨床で使って「こりゃいいわ」と思ったものを厳選&最新のものをやっています。
やはり「触れ方」は大事で、
「自分が狙ったところに自然に手が行く」というのが目標ですが、ある程度時間がかかります。
後頭骨の下部に指を当てる場合も「なんとなく当たる」では、プロとして失格です。
「ここ」というところに当てるスキルが必要です。
午後の定例講習では、被験者が腰掛け位、操者が後方に位置しての「上肢の前方伸展」「後方進展」「左上肢の右側伸展」などをやりました。
2019年6月開講です。 操体法臨床講座
これらは、最初から「第二分析以上」でいきます(比較対照しないから)。
そして、かなりの確率で、押し売りしなくても、しつこく聞かなくても、第五分析(快適感覚をききわける必要がない)でも、快適感覚をききわけるという、操体臨床(厳密に言えば、第二分析と第五分析で使える)では、応用範囲が広い動診と操法です。
ちなみに、関係箇所以外でやっているのを見たことがないので、多分みんな知らない(というか見ただけではやり方がわからない)のでしょう。
これらのキモは「持ち方」、つまり介助法補助法です。
介助補助法、つまり動診(診断法)ですが、これが基礎になります。
- からだの使い方、動かし方の作法
- 介助法・補助法
これらを身につけてから、臨床実技に入ります。
というかこの二つをスキップして、実技だけ習っても、使いこなせません。
これが、じっくり学べるのが、操体法東京研究会の定例講習です。