操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

豊川稲荷と熱田神宮へ。

名古屋で仕事があり、出張してきました。

折角名古屋に行くんだから、やっぱり豊川稲荷でしょう。

 

豊川稲荷は「稲荷」ですが、妙厳寺という曹洞宗のお寺です。
赤坂にある豊川稲荷は、こちらの別院。

 

昨年名古屋に行った時は、NAVITIMEで、何故か浜松で降りて電車に乗って豊橋まで行って、そこから豊川に向かった記憶があったのですが、今回は、ひかりで豊橋まで行って、そこから三駅で豊川でした(スムースに着いた)。

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★JR豊川駅の狐さんたち。

 

JR豊川駅にはコインロッカーがないと調べていたので、名鉄豊川稲荷駅のロッカーに荷物を預けていざ豊川閣へ!

 

先日「ブラタモリ」を見ていたら、断層の中央構造線は、鳴門から伊勢神宮を通り、豊川稲荷を通っているという話をしていました(中央構造線上には聖地が多いらしい)。

やはりお寺を建てるということは、地の気とか脈を読んで建てるのでしょう。

 

そして、やはりご祈祷だよね、と時計を見ると、14時40分。ご祈祷の受付は15時半までなので、まずは急いでご祈祷の受付へ。

 

ご祈祷申込み書に必要事項を記入して申込みに行くと、受付のお坊さんが、住所と名前の読みを確認してくれます。お札かお守りかどちらかを選んで、ご祈祷後のお札かお守りとの交換の札をもらって、控室で待ちます。

今日は私一人です。

 

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待合室の茶碗(笑)

 

お茶を飲んで待っていると、係のお坊さんがにこやかに「こちらにどうぞ」と案内してくれます。

 

昨年在家得度した際、絡子@らくす(お袈裟)も頂いたのですが、流石に持ってこなかったので、頂いたお数珠を持って行きました。

 

廊下を歩きながら、「流石曹洞宗のお坊さんは姿勢がいいな」とか、色々(笑)

本堂に入ると、この時間のご祈祷は私だけ。

総勢10人くらいのお坊さんのご祈祷が始まります。

読むのは大般若経。ここは般若心経も超高速です。そして、途中で「大般若経」をばらばらっとやるのですが、これがかっこいいんですよ(大般若経転読)。

私一人だけだったのもあるかと思いますが、本当に感慨深いものでした。

今年は赤坂の読誦会に参加して、お経の詳しい読み方を勉強したいものです。

★お経の読み方にも宗派毎に色々あるのですが、曹洞宗はわりと平坦に読みます。

例えば般若心経でも、「観自在菩薩」を「かんじーざいぼーさつ」と、「つ」を読むのは素人くさいので、つは読まずに「かんじーざいぼーさー」と読むとか、ツウの読み方があるのです。

 

しかし、年に一度は来たいものです。

 

そしてご祈祷を終えて、お札を頂き、ご本尊の千手観音さんにご挨拶してから奥の院へ。

ここは切り火(火打ち石の火)を奉納できます。

職員のオジサマ(昨年10月と同じ人)にお願いし、三拝し、オジサマと一緒に大きな声で真言を唱え、火打ち石をカチカチ、お財布の中にもカチカチしてもらい、また三拝。

「両脇のおきつねさまを撫でてあげてください」とのことで、ナデナデ。

 

 それからお不動様や弘法大師さん、前も書いたけど、曹洞宗のお寺に弘法大師さんがいるんですよ。この辺りが、信仰の深さというか、面白いものを感じます。もしかすると、水脈や水銀などに詳しかった弘法大師空海)が、中央構造線を読んで、ここに妙厳寺の基板でも築いたのかもしれないし、日本中を回って、ここで断層を指摘して「ここにお寺を建てよ」ということになったのかも??

などと、妄想笑を巡らせる次第。

 

ちなみに私の頭の中では、おかざき真里さんの「阿・吽」の空海が動いております。。。

阿・吽 (7) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 (7) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

 

 ↑

 

 

f:id:lovecats:20190320202635j:imageそして、豊川閣の敷地内には、猫さんがたくさんいるのだ。

猫は狐につづく、眷属なのです。

この子は人に慣れてるようでした。

 

 

 

 

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そしてそこから名鉄で名古屋に移動しました。翌日、仕事があったのが、熱田神宮の近くだったので、折角のチャンス。参拝することに。

 

ここは三種の神器草薙剣で有名です。3月22日は天皇皇后両陛下在位30周年記念のコンサートもあるようです。

 

森に覆われており、空気が澄んでいます。確かに、伊勢とも明治神宮とも雰囲気が違います。熱田大神とは、天照大神のことで、こちらは天照大神素戔嗚尊日本武尊などの、超メジャーな神様が祀られています。

 

タクシーの運転手さんに聞いたところ、こちらは「勝負の神様」なのだそうですよ。

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★手水場に貼ってある「手水の使い方」を撮るのが好きなんですが、今回は説明書きはなく、中国からの観光客がガイドさんに柏手の打ち方をレクチャーされてました。

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こちらも伊勢神宮のように、本殿は遠く離れていて、遠方からお参りするという感じです。この写真は、本殿の参拝を終えて右側にある建物かな。お祓いするところかもしれません。

 

 というわけで、足早ではありましたが、豊川稲荷熱田神宮へ行って来ました。

豊川は、曹洞宗のお寺だし、私が大好きな荼枳尼天さんがいらっしゃるので(東京でももっぱら赤坂の別院)、名古屋に来たらマストですが、運良く訪れることができた熱田大神宮も素晴らしいところでした。