豊川稲荷は、稲荷と言いますが、実は曹洞宗のお寺です。
(愛知の豊川稲荷では「神社ではないので柏手は打たない」と書いてあります)
が、結構勢いよく柏手を打ってる人がいます。
中には神社のお社もあるので、ちょっとややこしいかもしれませんが、お坊さんがいるので、お寺です。
さて、豊川稲荷東京別院は、大岡越前守が愛知の豊川から荼枳尼天さんを自宅の庭に勧請(お寺の別院を作ること)したのが始まりです。
愛知の豊川の豊川稲荷には越前守が奉納した狐さんもいます。
そして、赤坂という地もあり、昔からは花柳界、今はジャニーズ事務所所属タレントなどの信仰を集めているそうです。
さて「大般若講」とは。
「豊川だより 第14号を少し改定して引用します。
年に2回行事が(大般若講祈祷会)あったり、本山に参拝する特別なツアーに参加できたりの特典あり。
★一般の方でもカンタンに入会できます。
大般若講とは
「講」とは、仏教の講話を聞くために行われた集会のことで、現在では信仰を行う集団のことも表す。有名なものには、庚申の日に皆で集まって一夜をあかす「庚申講」や、代表者が特定の寺社に参拝する「伊勢講」「善光寺講」などが知られている。
大般若講は、明治20年の別院創設と同時に発足した、由緒ある豊川稲荷信仰講です。地域などに講がない個人の方でも入会できます。
大般若講の入会方法
大般若講は、どなたでも随時入会可入会方法は二通り。
窓口で申し込む場
受付に直接入会の旨を申告。申込み用紙に記入して、講金を納入。申
講金は一ヶ月1,000円ですが、入会一年目のみ、一年分の講金(12,000円)を
郵送で申し込む場合は、豊川稲荷東京別院にお問い合わせ下さい。
私も今年の4月8日の大般若講から入会しましたが、年2回の祈祷会(講員のみが参加でき、一人一人名前を読み上げて頂きます。
ご祈祷の時にしか入れない、本堂の奥に入ることができます。
お札と豪華な(美味しかったです)お弁当、お土産(お酒とかお供物とか)をいただけます。
年2回のご祈祷とお札とお土産で、この講金というのはありがたすぎます。
また、荼枳尼天さんのファンクラブのようなものですから、荼枳尼天さんにもっと近づけたような気がします。
ちなみに、荼枳尼天さんは、剣を持っている方と、稲穂を担いでいる方がいらっしゃいますが、豊川稲荷の荼枳尼天さんは、稲穂を担いでいらっしゃいます。