操体法大辞典

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豊川稲荷東京別院の読誦会

私は曹洞宗で在家得度(私のお師僧様は「プチ出家」と言っています)しています。

得度といっても在家得度なので、頭を剃っているとかそんなわけではありません。

 

むしろ最近は、カーリーヘアにハイライトを入れているという、俗物まっしぐらのヘアスタイルをしております。

 

私のお師僧様は、美輪昭宏さんと「南無の会」(超宗派の仏教の会)で活動していたそうで、個人的には美輪さんのように(スタンスです)、お坊さんにならずとも、仏教を広めるような活動ができればいいなと思っています。

本業は操体だし!

 

 

2017年に東京国際仏教塾曹洞宗専門課程で学びましたが、その後はお山にあがったわけでは(修行道場にいったとか)ないので、何か活動をしていないと、折角学んだことを実践できません。

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しばらくは、中野東禅先生の坐禅会に参加していましたが、会場ビルの建て替えや、コロナ禍もあり、坐禅会は終了しました。

平行し、豊川稲荷東京別院曹洞宗のお寺です。よく柏手打ってる人がいますが、お寺なので合掌ね)の読誦会(お経を読む会)にも出ていましたが、何故かどうしても避けられない会議に毎回当たるとか、コロナで2年ちかく休会になるとか、色々あったのですが、昨年から読誦会が再開しました。

 

豊川稲荷東京別院

 

毎月18日13時〜16時くらいまで 参加費2000円
お経本は、曹洞宗のもの(永平寺とか總持寺とか)で大丈夫ですが、豊川稲荷で使っているお経本あります。先生が「お経本何ページ」とおっしゃるので、読誦会で購入したほうがいいかもしれません。

 

 

 

なお、初めての方がいる場合は、お経本の持ち方や、姿勢などについてもちゃんと教えていただけます。

「お経本の持ち方」があるのは、曹洞宗だけなのかも?と思うのですが、どうなんでしょう。日蓮宗やお浄土系、真言宗の勉強もしましたが、お経本の持ち方(指の使い方がある)を教わったのは、私の場合曹洞宗だけです。

さすが「お作法」の曹洞宗、という感じです。

 

さて、読誦会ですが、最初に豊川稲荷でお祀りしている「豊川荼枳尼眞天」のご宝号をお唱えし、次にご真言をお唱えします。

 

その次に「三帰礼文(さんきらいもん)」、「開経偈(かいきょうげ)」をお唱えしてから、般若心経と、大悲心陀羅尼を読みます。講師の太田先生は、般若心経と大悲心陀羅尼は必ず読むとおっしゃっていました。般若心経は皆さんよくご存知だと思いますが、あれも宗派によって読み方が違ったりします。

大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)は、あまり馴染みがないかもしれませんが、私がこの前NHKオンデマンドで「信長 KING OF ZIPANGU」を見ていたところ、信長のお父さん信秀のお葬式で、お位牌に抹香を投げつけるという有名なシーンがありますが、その時にお坊さん数人があげていたのが、「大悲心陀羅尼」です。

「なむからたんのうとらやーやー」というものです。

 

ちなみに私は半袈裟を持っているのですが、ちょい恥ずかしいのでまだ着て出席したことはありません(本当は大般若講の輪袈裟が欲しかったりする)。

 

さて、お経を読むとどうなるかというと、

  • 大きな声を出すので、すっきりする
  • そして「読む時は読む」(読みながら意味を考えるのではなく、読む時は読むことに集中する)。
  • なんだかありがたい気持ちになってくる

ライブに行くと免疫力がアップすることは分かっていますが、お経を読むのも免疫力があがるのでは?(操体もあがります)と思ったりします。この辺りは、研究して欲しいですね。

 

なお、ブライアン・メイが来日時、豊川稲荷東京別院を訪れて、インスタだかTwitterに「日本の神社に来た」とアップしていたので「いやいやいや、ここ、お寺だし。お坊さんいるし。曹洞宗の寺だし」ということがありました。

柏手を打ってる人もいますが、ここはお寺です。お寺は合掌ね。