操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

GWの講習の予告。

昨年は「般若身経インストラクター養成講座」をやりました。

毎年ゴールデンウィークは、
結構お得?な講習を企画しています。

さて、今年のGWの予告ですが、

2つの講習を連続して五日行う予定です。

講師は

三浦寛人体構造運動力学研究所所長、操体臨床歴40数年)と、
わたくし畠山裕海(はたけやまひろみ)です。

予定

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5月2日(土)3日(日)は、

足趾の操法に加え「手指の操法」、そして
最近足趾の操法に仲間入りした「アレ」です。

受講対象者は、足趾の操法アドバイザー、
もしくは現足趾の操法集中講座受講生、
操体法東京研究会講習受講生です。

また、操体プラクティショナー
感覚分析診断操法士の受講も可。

なお、足趾の操法アドバイザーも、
スキル向上とブラッシュアップのため、
数年に一度程度の「更新研修」も兼ねる予定です。

一般の方で、
受けて見たいという場合は応相談。

 

そして5月4日5日6日は

操体のみならず、
現在の手技療法界に圧倒的に
足りない「視診触診」に、気功を用いた
「直感力」の「総合診断・分析力養成ギプス??」とでも
言うべきものを行う予定です。

視診触診には「コツ」があります。

また、操者一人一人も、それぞれからだに独特のクセが
あります。

そのクセの補正をすすめていきながら、

臨床家、手技療法家、ヒーリング関係者などに
必須の「邪気などを除ける」手法を指導します。

ワタシはその昔、某所で
「才能あるから気功やらない?」とスカウトされて
外気功(医療気功)を学びましたが
20年経ったので、そろそろ後輩に伝授してもいいだろうと
三浦先生に相談したところ、快諾いただいた次第です。

 

レイキの方には申し訳ないのですが、
私が気功を習ったセンセイのところには、
「レイキじゃ間に合わない・・」という
レイキ・ヒーラーの方が結構いらっしゃっていました。

エネルギーの補完循環システムが違うからだと思います。


これは本格的な「修業」であり、
講習終了後も一定期間「業(ワーク)」を積んでいただきます。

「ワタシぃ、霊感つよいからもらっちゃって・・・」というのは
臨床家としては、自衛不足です。

エネルギーのコントロールができるということは、
診断分析にも役立ちますし、
「あの先生はなにか違う・・」
「なんだか手が違う・・」

ということもありますが、

ご自身も

「手がいくべきところに、自然にいく」
「触れるべきところにふれることができる」
「直感力が深まる」
というメリットを感じていただけると思います。

 

★こちらの三日間は、特に受講資格などはありません。

 

詳細はまた追ってお知らせいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年春季東京操体フォーラム続報

お待たせしました。4月29日(昭和の日)
春季フォーラム開催です。

足趾の操法体験コーナーもあります(天国体験)

わたくしも勿論講義致します。。

最新詳細プログラムなどはこちらへどうぞ

 

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***

2015年春季東京操体フォーラム第一報

操体 Before After ~操体の臨床的効果を検証する~」

操体は快適感覚(きもちよさ)だ」と言われていますが、
「快適感覚] をあいまいに捉えてしまい、思うような臨床効果が出ないといった
ケースが少なくありません。 東京操体フォーラムでは「快適感覚とは何か?」
ということを明確にし、

「臨床を通しながら同時に治療者も元気になる」
「強い刺激や痛みを与えなくてもからだは良くなる」
「患部に直接アプローチしなくても治療が出来るので副作用が少ない」

  • 操体独自の健康観から、実際の臨床までを、ベテラン実行委員の症例を含め紹介致します。
  • 実技練習では「操体未経験者」にとってはわかりやすく
  • 操体経験者」にとっては新たな気づきとなるように
  • 実行委員がポイントを押さえて指導致します。
  • 臨床、日常に活かせる「からだの使い方、動かし方」も指導
  •  ご自身の健康維持にも役立ちます。

 

目からウロコのプログラムを企画しております。

開催日時:2015年4月29日(水) 9時開場 9時30分~17時15分
会場:ルーテル市ヶ谷センター
発表者 :三浦寛(人体構造運動力学研究所所長)、      
半蔵、岡村郁生日下和夫東京操体フォーラム賢人組)      
畠山裕海瀧澤一寛 他

後援:一般社団法人日本操体指導者協会
操体法東京研究会

参加費用:事前申し込み
【申し込み締め切り4月22日(水)】10,000円
当日及び23日以降の申し込み 11,000円

参加資格
操体臨床家を目指す方。
これから自分の臨床に操体を取り入れようと思っている方
すでに操体を取り入れているが思うように結果が出ない方
また、「実際に操体の臨床はどんなことをするの?と
興味を持たれている方であればどなたでもご参加いただけます

東京操体フォーラム

 
e-mail forum@tokyo-sotai.com
お申し込みフォーム  

お問い合わせ: 東京操体フォーラム事務局(TEI-ZAN操体医科学研究所内)
〒134-00888 東京都江戸川区西葛西2-22-38-217 Tel 03-3675-8108

あなたの操体臨床はなぜ上手くいかないのか?

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2014年秋季フォーラム。
畠山発表中。

 

「きもちいいですか?」と聞いてもクライアントの
反応がわるい。

「よくわからない」と言われてしまう。

リピートしてくれない。

思い通りに動いてくれない。

 

そんな悩みをお持ちではないですか?

それは

「楽と快の違い」をはっきりさせておらず
「きもちよさの押し売り」をしている可能性があります。 

 

その解決には、2015年春季東京操体フォーラム

操体のプロ集団が操体臨床を徹底的に検証致します。

 

2015年春季東京操体フォーラム続報 2015.02.09

PDFはこちらからどうぞ

操体の臨床的効果を検証する」

操体ってわかんない。
きもちよさっていうけれど、受けてみたけれどわからない
本当に臨床的な効果があるの?

健康法じゃないの?(健康法ではありません)

医師が実際の臨床で用いていたものです。

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三浦寛


2015年春季フォーラム続報 « 東京操体フォーラム


操体 Before After ~操体の臨床的効果を検証する~」

開催期日
2015年 4 月 29 日(水)
9 時 30 分~17(18) 時 00 分(9 時受付開始)

会場  昭和女子大学 東京都世田谷区(予定)

参加資格
操体に興味のある方、操体臨床家を目指す方

  • 操体を取り入れようと思っている臨床家、治療家の方
  • すでに操体を取り入れているが思うように結果が出ない方

 
参加費用(事前申込み)
お申し込みフォーム  


2015春季お申込みフォーム « 東京操体フォーラム


10,000円 申込み締め切り 4月22日(水)
*当日及び23日以降のお申込み 11,000円

連絡事項
◎当日は実技指導があります。
◎床に敷くバスタオル、タオルをご持参、動きやすい服装でお越し下さい
(更衣室はありません)。
◎ビデオ、カメラ、携帯電話等での写真・動画撮影はご遠慮願います。
◎小学生以下のお子様のご出席はご遠慮下さい。
◎昼食は各自でご用意下さい(近場にコンビニ、レストランがございます)。

 

お問い合わせ
東京操体フォーラム事務局 

東京操体フォーラム


〒134-0088 東京都江戸川区西葛西 2-22-38-217
(TEI-ZAN操体医科学研究所内) 畠山(ハタケヤマ)
Tel: 03-3675-8108 fax: 020-4668-4327(PC宛FAXです)
e-mail : mailto:forum@tokyo-sotai.com
 
プログラム(予定)

【午前の部】

◆開会挨拶 09:30~09:35 三浦寛幸(東京操体フォーラム 実行委員長)
操体概論 三浦寛東京操体フォーラム 理事長)  
◆足趾の操法  東京操体フォーラム実行委員
◆「認知と脳のフィードバックから考える『他力』と『自力』」
岡村郁生 (東京操体フォーラム実行委員 賢人組)
ヒトが瞬間的に認識可能なことは、脳の中でやりとりされている情報のうち
ごくごくわずかであり、膨大な考えの中から取捨選択しているのだという。
では、感じることを基準にして認識を捉えなおせたなら、どうなるだろう?
「他力」と「自力」。脳とからだの繋がりをホンのさわりだけ紹介してみたい。
◆休憩
◆「操体Before  After」
 前半「操体で変わった」体験談
 後半「操体で、変わる」実技指導。
 「臨床家のためのセルフメンテナンス」
 「臨床をしながらエネルギーをチャージする方法」
 畠山裕海(東京操体フォーラム理事)、他
 前半は、操体を受けて、あるいは実践して「変わった」方々の話を紹介する。
また「何故、操体臨床で結果がでないのか」ということにも触れてみたい。半は「臨床をしながらエネルギー(元気)を得ることができる操体」について。

臨床家にとって、自身の健康維持、健康管理は重要なことである。
操体は「臨床をしながら、エネルギー(元気)を得られる」という
「非常識な特徴」がある。
操体臨床家には、長寿者が多いが、そのナゾを解くとともに、
日常でのセルフメンテナンス法を紹介する。
 
◆昼休憩 

【午後の部】
◆「連動と感覚について」
日下和夫(東京操体フォーラム実行委員 賢人組)
動診に伴なう連動学、そして操法における感覚学について、
内なる側面から眺めた臨床にスポットをあててみたい。

◆「三木 成夫先生へのオマージュ」
半蔵(東京操体フォーラム実行委員 賢人組)
一口に『解剖学』と言っても色々ある。
操体に携わる者として、どの様な解剖学を
学ぶべきであろうか。
私は、三木先生の提唱される『形態解剖学』を推します。
今回は先生の業績を辿りながら、その発想に近づきたいと思う。


◆般若身経 
操体臨床の出発点」
瀧澤一寛(東京操体フォーラム副実行委員長)
「自分の動き」と「からだの動き」の違いを理解することは
操体臨床を通すうえで欠せないものとなっている。
体感の時間を設けながら
「からだの使い方、動かし方のルール」を紹介していきたい。


◆休憩  


◆特別講義  三浦寛
「文化は進化である」
そのココロは、変化である
◆閉会・記念撮影 

 

主催:東京操体フォーラム実行委員会
操体法東京研究会
                       
協力:一般社団法人日本操体指導者協会

 

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実行委員一同お待ちしております。

 

医道の日本誌「研究会へ行こう!」

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実は、「医道の日本」社と、操体は、長いご縁がある。

橋本敬三先生は、医師であり鍼灸師でもあった。
生前同志に数多くの寄稿もなさっていた。

毎年新年号には、師匠(三浦寛先生)が「新年のことば」を寄稿するが、
今月2月号の巻頭特集では、わが「操体法東京研究会」が紹介されている。


世の中、様々な研究会があるものだが、当研究会はなんと38年を迎える。

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その研究会の参加者の中でも、コアでマニアックなより抜きが
東京操体フォーラム実行委員」なのである。

詳細は

操体法東京研究会(最新) | 操体 三浦寛 人体構造運動力学研究所

へどうぞ。

 

昨日の「視診触診」

昨日は午前中「足趾の操法集中講座」。
前回のタームではやっていない「○○」とか「△△」が登場。

足趾の操法は進化しているのです。

 

午後は通常の「定例講習」(三年目くらいの受講生が、第三分析を本格的に
学んでいるクラス)でした。

いつもならば「介助法」「補助法」と、また濃い「実技指導」なのですが、
今日は

「頸椎の触診をやる」ということで、頸椎の触診をやることに。

「頸椎の触診」は、第三日曜の午前中の「視診触診講座」でやろうと
思っていたのですが、まあ、プログラムは被りませんから大丈夫。

モデルには実行委員のSさんが指名されました。

何度でも言いますが、

視診触診などの「診断分析」ができないと、
臨床は成り立ちません。

 

そして、どんなにすごいメソッドで、すごい効果が出るモノであっても
「触診」ができないとお話になりません。

というわけで、少し時間がかかっても
私達は「視診触診」に時間をかけます。

 

というのは、業界的に「視診触診力」が落ちているから。

受講生の皆さんは、もう少し「触診力」を上げないとね。

 

施術をしながら操者も元気になる秘法(笑)

続き。

島津先生の勉強会で、関西からいらした
「腰痛歴50年のドクター」の講義を聞いた。

「治療家の、自分自身の健康維持増進」
「全ての不調の原因の原因は足である」

という話になった。

それを回避する対処法は、

  1. 靴を履かないこと(かかと着地になりやすい)
  2. 骨間筋の活性化(足踏とか)
  3. 足底筋膜、アキレス腱の強化

ということだった。ドクターは、なるべく靴を
履かずに、ワラジや鼻緒のついた履物で対応しているそうである。

 

先程の

  1. 靴を履かないこと(かかと着地になりやすい)
  2. 骨間筋の活性化(足踏とか)
  3. 足底筋膜、アキレス腱の強化(その場ジャンプとか、つま先屈伸とか)

の、2と3は、足趾の操法®で解決できる。

 

何せ、操体は、臨床終了後、
足踏、屈伸、全身を動かしてからだをチェック、ということをやる。

また指骨間筋を揉むのは、足趾の操法が一番得意なところなのだ。

さらにそこには「快」というものすごいごほうびが待っている。

へー、被験者はきもちいいけど、操者はどうなの?

足趾の操法って自分ではできないでしょ??という質問もある。

ところが、

きもちいいのは被験者だけではなく
操者も「快」の波動を受けて調子がよくなってしまうのである。
これは私自身何度も体験しているし、
「快という波動の共有」の場にいたならば、
驚きの体感を得ることができるだろう。

被験者に「痛み」を与えるということは、
それだけ「苦痛」を与え、操者と被験者が共有すること。

痛いことを共有するのだから、
操者もそういう波動をもらってしまうのかもしれない。

 

別に痛みのある施術をしてもいいのだ。
その後に、最高のきもちよさを、被験者に味わっていただき
そのきもちよさをシェアするならば
操者のからだも同時にケアできる。

そういう意味でも「足趾の操法」は、様々な臨床家に
習得していただけたらいいのになぁ、と思う。

 足趾の操法集中講座。参加者募集中

 

 

操体臨床家は、自分のケアができる。

操体の臨床をやっていると、
操者(治療者)も元気になってくる。
それが操体の特徴の一つでもある。

他に「治療者も元気になってくる」
なんていうモノはあるだろうか?

これは、治療者(操者)も、被験者と一緒に
「快」を味わい、共有するからである。

 

なので「楽な方に動かして、瞬間休息脱力」では
快の共有はできないし、
「どちらがきもちいいですか」
「きもちよさを探して(動いて)」というような
いわゆる「※迷走分析」では、被験者が「快を味わう」
というケースは殆どない

 

※迷走分析 
第一分析と第二分析を混同、つまり「楽」な動きに対する診断分析と、「快適感覚」に対する診断分析を混同していること。
特徴としては「どちらがきもちいいですか」という問いかけや、最初から「きもちよく動いて」という指示をしたり、きもちのよさを押しつけ、「楽」の問いかけをしているのに「きもちよさ」を強要し、被験者に「自分はきもちよさがよくわからない」という不安を与えてしまうことが多い。

 

また「自力自療」の操体もあるので、
日々のメンテナンスも可能である。

「連動」をマスターしており、
「快の回路」が通っていれば、
からだを動かさなくとも、また、
指一本動かしただけでも、快的感覚を味わうことができし

 

 

先日、柳生心眼流の島津兼治先生のお誘いで、
師匠と一緒に先生の勉強会に参加してきた。

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★手首の筋を操作する島津先生の図

前半の部では、人生50年近く腰痛に悩まされ、
それが腱引き(筋整流法)に出会ってから、
腰痛の悩みから解放されたというドクターの講義があった。

ドクター曰く、
「治療家(臨床家)は、やはり自分の健康維持管理が大切」
とのことで、なるほど、と思ったものである。

 

ちなみに、いわゆる治療家の先生方は、
結構短命が多い。

私の知っている先生も何人か
操体以外の先生方、例えば整体などである)
50代半ばや60代前半で急逝なさったりしている。
「健康」を指導している先生方が、である。
残念なことである。

これは、自分自身の健康を削ってまで、他者に貢献している
ということなのかもしれない。

 

操体に関しては、橋本敬三先生からして96歳という
長寿を全うされた。

これは「快」のお陰ではないかと思う。

橋本敬三先生は、85歳を越してから、
「きもちよさで良くなる」というように、操体の定義を
シフトチェンジなさった。

80歳までは、操体以外にも様々な治療法を
何でも試してみたそうだが、80歳にして
「自分のやっていることは間違っていなかった」と思うに
至ったという。それが「きもちのよさで良くなる」ということだ。

★これは「きもちよく動く」という事とは、ベツモノである。
★動いてみないと「快か不快か」はわからない。
★きもちよく動く、というのはその後だ。
★動いてみて、きもちよさを味わうことによって、良くなるのだ。