操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

膝が急に腫れる話

数年に一度、突然右膝の外側の上部が腫れて痛むことがあります。

 

昨晩、久しぶりに来ました。

 

いたた。

 

右膝のお皿外側が腫れています。

これ、なんの予告もなしに突然来ます。

オーバーワークでもなく、突然来るんです。

 

膝の痛みと心をスピリチュアル な観点で見ると、女性の場合、右は自分以外(夫、恋人、上司、社会、仕事)、左は自分のことが現れるようです(人によって違いますし、最近では、生物学的な性別ではなく、魂の性別も関係していると考えます)。

 

簡単に言えば、仕事や夫に不満があると右足に出る?!みたいな。

 

東京操体フォーラム実行委員ブログにも書きましたが、普段とちょっと違う仕事に関わったせいか?

また、他にも環境を変えざるを得ない、そのストレス(かなりヘヴィ)か?!

 

数日前手に軽い怪我をした反応?

 

などと、思い当たる節はあるわけです。

 

こういう場合、原因のあてがつくと、かなり早くよくなります。

 

そして足のある部分に必ず反応が出ています。

 

そこを調整し、第五分析(全身体性を活かした操体法)を試し、当座の痛みどめに、バン○リンを塗って寝たところ、朝には痛みも腫れもほぼ引いていました。

 

からだの痛みは、心も関係していると考えるのは、操体にもあてはまります。

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御礼 フォーラム終了

2022年春季東京操体フォーラムは無事終了いたしました。

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今回のフォーラムのテーマは「実技」。私は介助補助について話をしました。

これから後輩の指導にあたる若手のために、介助補助の指導法についてです。

 

三浦先生の講習でサブ講師を務めている際、体格や条件が同じなのに

上手い下手に分かれてしまう。

 

野口晴哉氏が、弟子入希望する人に対し、向いていない人は断ったという話がありますが、多分この辺りを見ていたのでは、と思ったりします。

 

 

橋本敬三先生から三浦寛先生へ

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千島学説の冊子です。橋本敬三先生からのメッセージが表紙に記されています。

千島学説は「早すぎた」感がありますが、敬三先生は三浦先生に50数年前

 

「自分のやっていることは60年先を行っているから、今理解されなくても仕方ない」とおっしゃっていたそうです。

 

そろそろ60年。

時代が橋本敬三に追いつくのでしょうか。

 

 

 

 

操体法東京研究会の講習。

今日の午後は、操体法東京研究会の定例講習です。

講習三年目と八年目くらいのメンバーが参加しています。

 

このくらいのレベルになると、第三分析(皮膚へのアプローチ)、第四分析(息診・息法)や、新重心理論による操法(第五分析改め)の勉強になってきます。

 

また、実際にクライアントを診ているメンバー達なので、かなり実践的です。

机上の理論ではなく、実際の臨床で使えるか(効果を出せるかどうか)というのも大事なポイントです。

 

このような場合、症例集や臨床例集も話題に上がるので、非常に参考になります。

 

昔からあるのですが、看板やネットに「操体」と書いてあっても、実際に行ったらやってもらえなかったという話はかなり多く聞きます。

(最近も聞いた)

 

私自身も、操体関係の本(故根本良一先生の本)で「操体法実施施設」に書いてあるところに問い合わせたら、どこもやってくれなかった、という方が来たことがあります(うちもそこに掲載していた)。

 

操体法の実際」という本があります。

あの本にも、昔は「操体法実施施設」の掲載があったそうですが、

「掲載されていても、実際はやってくれなかった。やってもらえなかった」ところが多かったので、削除されたと聞いています。

 

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仰臥膝二分の一屈曲位で、膝を左右に傾倒するというのは、操体の動診の中でもおそらく一番有名なものではないかと思いますが、殆どの場合「関節や筋肉の動き」になるかと思いますが「関節や筋肉の動きではない」身体性を被験者に表現してもらうという試みを行います。

 

操体の常識は世間の非常識、というのは私も心得ていますがその操体の常識をさらに打破し続ける三浦先生は凄いなと思います。

 

操体法東京研究会の新規定例講習は、5月開講予定です。今回は一年ですが、終了後、上のコースに進むことが可能です。

なお、私が学んだ時よりも、かなり早く操体がマスターできるよね、といつも思います。

体感で言えば、私が三年かけて習得したものを、一年で習得できる、的な感じです。

 

www.sotai-miura.com

 

2022年度 操体法講習会開催 | 操体の講習 | 操体 三浦寛 人体構造運動力学研究所

 

なお、今回も畠山はサブ講師として参加、また、今まで手技療法を学んだことがない方のための補講(視診触診講座)も担当します。

 

 

 

 

 

 

易は「周易」だけじゃない。「断易」もあるよ

先日、あるところで会った方と占いの話になりました。

 

私は周易もやりますが、断易(五行易とも言う)も勉強しています。

 

周易(いわゆる日本で普通に「易」と言われているもの)が、「情」なら、断易は「理」と言われるそうです。

 

また「周易」が「物語」ならば、断易は「方程式」のようなイメージがあります。

 

あることの変化についてみるならば、周易がいいかもしれませんが、ばっさり「イエス・ノー」とか「これは儲かるか、儲からないか」というような問いかけには、断易は最適です。

 

なお、私は周易も断易も、独学ではなく、日本易道学校という占いの専門学校(創立昭和13年)で学びました。断易にいたっては、面白いので、講習にはずっと参加しています。

 

そもそも断易の講習をやっているところは少ない上に、独学では(例えば四柱推命とか東洋占術を何かマスターしていれば、可能かもしれません)かなり大変だと思います。

 

ちなみに、私が易道学校に行ったのは、独学で壁にぶつかったからです(壺中堂の新部健太郎先生も、私の周易の先生の福永利貞先生もそうおっしゃってました)。

 

というわけですが、。

2022年10月から、断易の講座が始まるので、お知らせです。

 

nihon-ekidougakkou.info

 

断易学科(夜間部)
開催日時10月開講(第3木曜日)、午後7時~9時

講師は、東洋占術の大家、東海林秀樹先生です。
なお、この学校の特徴ですが、途中からの参加はできません。講義の進捗にも関係してくるからです。

 

9月15日には、無料でのオリエンテーションもありますので、興味のある方は、是非ご参加下さい。

 

私も10月からの講義には参加予定です。教室でお会いできるといいですね。