執筆中、校正中、と騒いでいた本が、やっと今週末に刷り上がる。
表紙は「月刊手技療法」の中の広告をみるとわかるが、
イラストである。
中は、二段組み横書きで、開く方向が通常の縦書きとは反対だ。
これは、連載していた「手技療法」誌が横書きだったので、それを
そのまま踏襲した。
著者である私が言うのはナンだが、非常にあかぬけた装丁になっていると思う。裏表紙もいい。
また、この中で「操体の歴史と変遷」という一節を書いている。
操体が正体術から変わっていく姿を書いてみた。
一般に入手しやすい書籍は、内容が古いものが多い。
橋本先生の中でも操体は進化していった。
晩年は「呼吸は自然呼吸でいい」「動きより感覚の勉強をしなさい」「楽ときもちよさはちがう」といった言葉を残されている。
というわけで、550ページ、7,350円。
発売になったら、表紙もアップします。