2016年秋季東京操体フォーラム発表者から「一言」をいただいています。
進化しつづける操体法とは、
コトバにできない感覚を感性でとらえたもの、こと 、なりの
プロセスを言動化していく創造性である。
感覚や感性とは、いのちのヒビキである。
そのヒビキとは、生命感覚とも生命記憶とも言う。
つまり、身体(からだ)の無意識に気づくこと、
気づきをもつこと。
からだの無意識がある。
この無意識を、己の意識でコントロールすると、
こわれてくる、なぜなら人間の生き方が間違っているからである。
Sotai Treatment Room: Obeying Bodily Sensations (English Edition)
- 作者: Hiroshi Miura
- 出版社/メーカー: Sotai Practitioner Association of Japan
- 発売日: 2016/10/18
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
「ヒーラーとヒーリング」 日下和夫
手技療法の現場では、より専門的な知識や技術の習得によってさらに高い治療技術の向上を求めるセラピストは多くいます。
そんな中で手技テクニックからは一線を画して、メンタルな見方をすることで肉体のヒーリングプロセスを大きく加速させることができます。そのようなヒーリングを活用するためには「感じとる」ことを学ぶ必要があります。
その「感じとる」ことをメインにして、セラピストからヒーラーへの道を示したいと思っています。
「運動学と経絡経穴学から見た膝」 半蔵
1)「操体とは静かな呼吸を通して快を味わうこと」と、かつて橋本敬三は述べた。
操体は、感覚が命である。その時、からだ はどう動いていたのか。足関節の背屈の動きを通して解析してみたいと思います。
2)変形性膝関節症の発症メカニズムについて、大まかな流れを述べてみたいと思います。
「お膝元を知る 〜膝元連動(ひざもとれんどう)〜」 岡村郁生
連動を学び、人間は足を土台にして歩みゆく。
連動を学ばぬ人間の足の歪みは、全身の歪みをつくる。連動の基礎、お膝元とは、自分自身の身に近いところ。
膝下(しっか)の安定感は、連動を膝窩(しつか)に響かせる。
重力に波動する「ヒカガミ」からのメッセージ。
故に、ダイナミックに動的平衡する生命現象なのだ。