2016年秋季東京操体フォーラム(11月23日開催)、発表者からの「ひとこと」が、日下和夫、岡村郁生から届きました。まずはこの二人のひとこと、からお知らせ致します。
『ヒーラーとヒーリング』
手技療法の現場では、より専門的な知識や技術の習得によってさらに高い治療技術の向上を求めるセラピストは多くいます。
そんな中で手技テクニックからは一線を画して、メンタルな見方をすることで肉体のヒーリングプロセスを大きく加速させることができます。
そのようなヒーリングを活用するためには「感じとる」ことを学ぶ必要
があります。
その「感じとる」ことをメインにして、セラピストからヒーラーへの道を示
したいと思っています。
★葛岡霊園から見える太白山。この写真を撮った場所が分かるアナタは相当の操体マニアです。
岡村郁生(操快堂)
『お膝元を知る 〜膝元連動(ひざもとれんどう)〜』
連動を学び、人間は足を土台にして歩みゆく。
連動を学ばぬ人間の足の歪みは、全身の歪みをつくる。
連動の基礎、お膝元とは、自分自身の身に近いところ。
膝下(しっか)の安定感は、連動を膝窩(しつか)に響かせる。
重力に波動する「ヒカガミ」からのメッセージ。
故に、ダイナミックに動的平衡する生命現象なのだ。