操体法関連

- 作者: 平直行
- 出版社/メーカー: 福昌堂
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
著者の平直行氏は操体を通じてご縁がある。
昔は操体を受ける側だったのが、今は操体を学び、指導されている。
昨年は「大操体法研究所」という屋号を師匠から拝命したり、大気拳
(太気拳?どちらなんでしょう)を学んだり、格闘技の大きな試合のレフェリーをつとめたり、この本を出したりと大活躍だった。
東京操体フォーラムでは相談役を引き受けて下さり、今度の春はフォーラムで講演をして下さる。
この本には少年平君が中学時代に空手を習い始め、その後東京に上京してきて体験した話が書かれている。その足跡は本書を読んで貰うとして、実は彼こそ元祖「戦うコックさん」だったのだ(『ONEPIECE』のサンジ君より早かった)。たまにブログに書いてある『漢の料理』のレシピはいつも美味しそうだと思う。今度料理本を書いたらどうだろう。『戦うコックさん』とか『子供と作る漢の料理』とか。
また、たまに子供空手教室の話を聞くが、すごく面白い指導をされている。小さい頃にこんなインパクトがあり、楽しく、面白い(子供にとって、『楽しい』『面白い』はすなわち、快である)指導を受けたら、絶対ヘンな育ち方はしないだろう。
彼の子供空手教室の話を聞くと、いつも思い出すのが、

- 作者: 橋本敬三
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
に出てくる、「サーカス坊や」の話だ。いえ、別に平さんがサーカス坊やなのではなく、ある男の赤ん坊に対して、
お腹がすくと泣く、しかし一度目でお乳をあげない。そのうち泣き疲れてうとうとするが、また気がついて泣き出す。そうしてからはじめてお乳をあげるとグングン飲む、そうやって育てたら、ものすごく強い子に育ち、2歳で屋根にかけた梯子を登ったので近所からサーカス坊やの異名をとった、という話だ。
次回の著作には、きっと操体法、操体のことが出てくるに違いない。
ますますのご活躍をお祈りします。
押忍