操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

同窓会

2月11日は、東京操体フォーラム実行委員会会合が行われた。

九州、京都、島根をはじめ、関東近郊の実行委員が次々と集まり、昨年の10月のフォーラム以来の再会となった。



考えてみると、このフォーラムは最初から考えると通しで10回目になる。私はフォーラム設立時から関わっているのだが、最初はそれぞれ「社長」が5人いるようなもので、企画や時間調整が大変だった

のを覚えている。フォーラムは通算3回目開催後に一度解散し、新生フォーラムとして再出発した。

第四回目から場所を千駄ヶ谷津田ホールに移し、今度の春で七回目となる。新生フォーラムは東京操体法研究会(主宰:三浦先生)出身者が中心となっている。



実行委員の会合の後は、フォーラムに向けての「介助法」の実技指導のリハーサルを行った。

これは前回のフォーラムからやっていることだが、参加者に実際の操体操体法の動診時の介助補助法を見て試していただく。簡単そうに見えるが、「身体運動の法則」(重心安定の法則、重心移動の法則)、あるいは皮膚への触れ方の基礎が必要なので、思ったより難しい。



この介助法、実行委員にしても長いことその介助法をやっていなかったりすると、忘れていることや、

勘違いしていたり、自己流になっているところがある。そういうポイントを見直したり、三ヶ月程間を空けていると、新しい介助法や、スタイルが紹介されていることがある。臨床は生きているというか、目が離せないのだ。



私は秋に続き、伏臥位での足関節の外転、内転、両足の右回旋、左回旋をやることになっている。この介助法も最初習った時は出来なかったのを覚えているが、練習したらできるようになって、得意になった。やはり繰り返しと定期的な練習は必要なのだ。



今回は実行委員それぞれの紹介サイトを作るため、動診・操法を行っている時の写真と、全員での集合写真を撮った。まさに同窓会の気分。