東京操体フォーラム実行委員の間では、最近推薦図書が流行っている?!昨年から今年初めにかけて、大ブレイク?!したのが、立川談春師匠のエッセイ、『赤めだか』である。最初は私が大阪の兄ぃと呼んでいる、荒木基次氏のmixi日記で知って読んだのだが、(9月9日参照)途中の『嫉妬』の部分も凄かったが、最後の一ページは本当にぞくぞくした。特に我々は『弟子道』を歩んでいるわけだが、途中でなぜこの本のタイトルが『赤めだか』なのか明らかになる。
というわけで、実行委員の中でもめちゃくちゃ流行り、うちの師匠も読んでいた。

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師匠の師匠である橋本敬三先生には『自称弟子』は大勢いる。中には橋本先生がご健在の頃に仙台の温古堂に勉強に行ってだけで(まあ、好きな時に好きなだけ行って勉強するのは、弟子ではない)『弟子』と言っている方もいる。それはそれで仕方ないのかもしれないが、私の師匠は本当に橋本敬三先生の『内弟子』だった。5年の間、早朝から温古堂の掃除から雑用をこなし、はたまたお孫さんの忘れ物(お弁当や傘など)を届けたりしながら修行した。ご家族と一緒に食事も共にしていたという。
というわけで、橋本敬三先生の『弟子道』をまっすぐに歩んできた師匠にとっても『赤めだか』は面白いものであったようだ。
先日、操体法東京研究会の新年会があり、20数名が集まった。私の近くに座っていたT女史(久しぶりの再会)が、何故か突然「そういえば『赤めだか』って読みました?」と聞いてきたので、私は宴会の最中であったが『赤めだか、読んだ人挙手!』と叫んだ?ところ、殆どのメンバーが手を挙げた。
特に最後のページで泣いたというメンバーが多かった(やっぱり)。
この日仕事で新年会に不参加だった受講生A君もいたが、その彼にやはり『赤めだか』を勧めたK君の話によると、A君は『赤めだか』を読んでから何だか変わったらしい(笑)どう変わったかは何となくわかるのだが、たぶん『弟子』と『受講生』の違いが分かってきたのだろうと思う。

- 作者: 岡本浩一
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これもなかなか流行った。

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これは実行委員でフォーラム理事の草階文恵女史のお薦め。春秋社っていい本を出してると思う。実は私の夢なのだが『春秋社』から操体の本を出したい♪
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月刊 フルコンタクト KARATE (カラテ) 2009年 01月号 [雑誌]
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これは一月号だが「フルコンタクト空手」には、東京操体フォーラム・相談役の平直行氏が連載を執筆中だ。
今月23日発売号には、平氏の武術の師匠(操体の師匠は うちの師匠である)、のインタビューが載っているそうで、私も楽しみである。