操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体の第2分析の動画です。

操体法東京研究会の方とか、東京操体フォーラムご参加の方だったらご存じだと思いますが、「第2分析」特集です。
操体法東京研究会の講習では、楽か辛いか二つの動きを比較対照して、楽な方に動かして、瞬間急速脱力、という「第1分析」は橋本敬三先生の「古典」として捉えています。これは、橋本先生ご自身が、「楽」と「快」の明確な区別をつけておられなかった頃の分析法ですが、90歳の卒寿の時には、近しい弟子達を前に「楽と快は違う」「動きより感覚の勉強をしなさい」「呼吸は自然呼吸でいい」と、言われました。これは「万病を治せる妙療法」などには載っていない、橋本先生の晩年の言葉です。

ひとつひとつの動きに介助・補助を与え、末端から腰を介して全身に連動を促し、その過程の中で、快適感覚をききわけるのが『動診』です。快適感覚をききわけられたら、その快適感覚を「味わう」のが操法(治療)です。

勿論、楽な方に動かして、瞬間脱力を促すものも間違いではありませんが、効果と持続時間、何よりも患者(クライアント)自身の満足度が違います。

操体は「筋肉をゆるめる」ことだけではありませんし、ドスンと力を抜くことでもありません。ドスンと抜いた後がきもちいいのではなく、動きを表現する過程で快適感覚をききわけるのです。



操体法東京研究会の方とか、フォーラムご参加の方だったらご存じだと思いますが、「第2分析」特集です。
操体法東京研究会の講習では、楽か辛いか二つの動きを比較対照して、楽な方に動かして、瞬間急速脱力、という「第1分析」は橋本敬三先生の「古典」として捉えています。これは、橋本先生ご自身が、「楽」と「快」の明確な区別をつけておられなかった頃の分析法ですが、90歳の卒寿の時には、近しい弟子達を前に「楽と快は違う」「動きより感覚の勉強をしなさい」「呼吸は自然呼吸でいい」と、言われました。これは「万病を治せる妙療法」などには載っていない、橋本先生の晩年の言葉です。

ひとつひとつの動きに介助・補助を与え、末端から腰を介して全身に連動を促し、その過程の中で、快適感覚をききわけるのが『動診』です。快適感覚をききわけられたら、その快適感覚を「味わう」のが操法(治療)です。

勿論、楽な方に動かして、瞬間脱力を促すものも間違いではありませんが、効果と持続時間、何よりも患者(クライアント)自身の満足度が違います。

操体は「筋肉をゆるめる」ことだけではありませんし、ドスンと力を抜くことでもありません。ドスンと抜いた後がきもちいいのではなく、動きを表現する過程で快適感覚をききわけるのです。