日経ビスカレッジに(アソシエから移転)連載中の「乗り移り人生相談」をいつも楽しみに読んでいる。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100520/92079/
これはネット上に掲載されているので、シマジ氏のアドバイスに対して「不潔だ」とか「信じられない」とか最初から「乗り移り・・」を読まなきゃいいのにと思える人達のコメントも載っている。サイトではそれらに対するシマジ氏のコメントは載っていないのだが、本書にはシマジ氏のコメントがつけられている。敢えて反対意見につけているコメントは、一言二言の短いものだが、「ふんふん」と頷いてしまうのである。
楽しく普通に飲み会で飲んでいる酔っ払いがアホに見えるのだったら、飲み会に無理に参加することはないと思うし、シマジ氏の回答に対して「不愉快」だと思うのだったら最初から読まなきゃいいのだ。
- 作者: 島地勝彦
- 出版社/メーカー: 講談社
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私がシマジ氏に感謝すべきなのは、操体における第1分析と第2分析への変遷と、「愛」の形の変遷に
ついて考えさせてもらったからでもある。
例えば最近の相談は「なぜ男はポルノを見たがるのか?」という女性からの質問。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110201/258901/?P=1
シマジ氏の答えは「男が正気を保てるのはポルノのおかげだ」とある。
今回は読者からのコメントも多彩で面白い。その前に今現在「ポルノ」と言うのだろうか(ナゾ)。
個人的には、他者が喘ぐ映像を見たいとは思わないし、あれは完璧に「男性用」だと思うので、生理的に女性が好きではないという方が多いのもわかる。何故ならオトコの妄想で都合のいい世界だからだ(笑)。
ちなみに、昔「ナインハーフ」をデートで観に行ったら『気持ち悪い。何であんな変態映画を選んだんだ』と言われたことがある(笑)。
私はミッキー・ロークのお陰で変態女にされそうになった(笑)
「ナインハーフ」で気持ち悪かったらAVとかは観ないのだろうか(笑)。
ナゾはつきない。
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飼われた猫のように―ある愛の記憶 (1979年) (Hayakawa nonfiction)
- 作者: エリザベス・マクニール,藤井かよ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/05
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ちなみに、「ナイン・ハーフ」とは9週間半という意味。原作のタイトルは「飼われた猫のように」という。9週間半の間、ナゾのオトコと暮らすうちに変わっていく女性の話である。映画には出て来ないが、ナゾのオトコは女の髪の毛を最高級のシャンプーを使って洗ってくれるというシーンがある。
確かに飼われた猫のように、だ。