師匠が著者、シマジ先生の墨黒々とした筆文字のサインが入った
新著を見せてくれた。
これは、私が長年Webで愛読している
「乗り移り人生相談」の傑作選パート2である。
シマジ先生贔屓の一ノ関のバーのマスターが前書きを担当している。
シマジ先生は東京生まれだが、岩手県一ノ関市に疎開していたのである。
一ノ関と言えば、子供の頃、両親の故郷気仙沼に行くとき、
一ノ関で大船渡線に乗り換えた。何故か一ノ関で必ず立ち食い蕎麦を
食べていた。
奇遇であるが、師匠の父上はシマジ先生の高校の先輩らしい・・・
まあ、それはいいとして
webでは横書きだが、これは縦書きである。
横書きと縦書きでは大分イメージが違う。
傑作選1から、ミツハシこと三橋英之氏が著者に入っている。
「人生相談」では、シマジ先生とミツハシ氏の掛け合いが面白いのである。
今回私が思わず笑ってしまったのは、欄外にある『用語解説』だ。
(実際読んでみて下さい)
web連載とはまた違った面白さがある。当然だ。ネタは同じであろうが
本は本として楽しめるようになっている。
また、webでは読者からの感想も掲載されているが、
そちらも載っており、シマジ先生がコメントをつけている。
これを読むのもまた面白い。
さて「毒蛇は急がない」とはどういう意味か。
「本物の強者は急がずに獲物をせしめる」ことだ。
今回章立てが「ガラガラ蛇の章」などと、ヘビになっている。
そして、後書きもお楽しみ。
遊戯三昧(ゆげざんまい)
私や仲間の指に輝く、アイファニーのスカルリングは
「シマジ教の信者の証」として登場してくる。