操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2014-12-27から1日間の記事一覧

進化する「足趾の操法」®

個人的には、 「万病を治せる妙療法」というのは足趾(そくし)の操法だと思っています。 按摩術の流れを継いでいるような気がします。 社会環境や、ストレスで、「原始感覚」、つまり 「快か不快かききわける力」が鈍っていることがあります。 病気や不調の…

痛いところには、さわらない。

「北風と太陽」という話がありますが、操体の臨床を考えると、この話を思い出します。 風の力で、旅人のコートを飛ばそうと、脱がせようとしてもなかなか大変ですが、太陽が、ぽかぽかと暖かく照らすと、旅人は暖かくなってコートを脱ぎます。 きもちよさ、…

視診触診講座。

先月から月イチで「視診触診講座」を、操体法東京研究会の現受講生向けにやっています。 現在は鍼灸の学校でも視診触診をあまり教えないそうです。まあ、国家資格向けの予備校となっているので、当然と言えば当然。若手ならば卒業して就職して、現場で慣れて…

21年目の操体。

「世の中の90%のことは、Google先生に聞けばわかる」と誰かが言っていたが、Google先生に聞いてもわからないのが、操体である。 操体を勉強しはじめてから21年目になる。 操体自体の歴史は古く、昭和初期(6年頃)橋本敬三先生が函館で「操体の源流」と言わ…

からだに優しい治療 その2。

約50年前、操体の創始者、橋本敬三医師はわが師匠三浦寛に「自分がやっていることは、60年先を行っているから今理解されなくてもいい」と伝えた。 そろそろ近づいてきたのかもしれない。 そもそも、操体のセオリーは、いわゆる「他力的手技療法」の考え方か…

からだに優しい治療。その1。。

一昔か二昔かもっと前、 整体とかカイロは「バキバキ・ボキボキ」の世界だった。 「スーパージョッキー」(なつかし)では、コワモテの整体の先生が、軍団のメンバーを痛めつけていた。(私の知っている先生2人は出演経験あり)指圧やマッサージも「強圧」…

「お洒落極道が本になりました」が1,000PV越えました

今年も残すところあと僅かとなりました。 お世話になった皆様、ありがとうございます。 私は、数秘術のサイクルで言うと、今年(今年の誕生日から来年の誕生日の前日まで)は「22」なんです。 普通は1〜9なんですが、ごくたまに、11とか22とか33という、…