操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

「うろつき夜太」。

 

 

 

 

 

「うろつき夜太」とは。

 

伝説の稀覯本がついに復刻!
柴錬・横尾の名コンビが放った空前絶後・驚天動地の
オールカラー現代絵巻物が豪華愛蔵版で奇蹟的大復活。

およそ40年前に刊行された後、長らく幻の奇書として知られ入手困難となっていた『絵草紙 うろつき夜太』。時代小説の大家・柴田錬三郎とグラフィックの鬼才・横尾忠則がタッグを組み、ありとあらゆる実験を繰り広げた、贅沢きわまりない(ゆえに復刻不可能といわれてきた)絵巻物がついに完全復刻。横尾忠則グラフィック・ワークの最高傑作がいま最新の高精細印刷技術を駆使して鮮やかに蘇る!

本体=B5判上製・オールカラー320頁 美麗函入 2000部限定
封入附録 
*特製小冊子=B6判並製・モノクロ64頁(柴田錬三郎横尾忠則山本篤[製版者]・田村亮[うろつき夜太モデル]・島地勝彦[担当編集]によるエッセイと篠山紀信撮影による写真を収録)
*カラーポスター(243ミリ×720ミリ)

《二度と再び、このようなわがまま放題な物語を、書かせてくれる雑誌も記者も、いないであろう。その意味でも、上梓されたこの豪華な本は、稀覯の書として、のちのちまで、ねうちがある、と確信する。》 柴田錬三郎 (本書序文より)
《復刻版として出版される『うろつき夜太』、その出来栄えはオリジナル版との区別がし難いほど、いやそれ以上に鮮明だ。》 横尾忠則

 という本である。http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336056764/

さすが国書刊行会さんだと感心した。

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 これはチラシだが、上記の国書刊行会のサイトからダウンロードできる。

この時の編集担当が、島地勝彦氏なのである。

私はこの現物を実際に見てしまった。

乗り移り人生相談」を、連載開始時から愛読している私は、シマジ先生の本を実は全部持っている。

今年の6月に出たシマジ先生の「迷ったら二つとも買え!」が余りに面白いので、あっという間に読んでしまい、それ以前にもシマジ本を師匠に渡していたのだが、これを「面白いですよ」と渡してみた。と、やはりあまりにも面白いので師匠、感銘したらしく、

迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書)

迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書)


「新宿の伊勢丹なら近いな」ということで、新宿伊勢丹メンズ館の「サロン・ド・シマジ」に足を伸ばしているのである。ここはセレクトショップと、横に併設されたバーがある。

そこで「うろつき夜太」の現物を、シマジ先生に見せていただいてしまったのだ。

いやこりゃ贅沢だわ。

装丁好きにはたまらない。

また、私は横尾画伯の絵が結構好きなのである。

道を歩いていて三叉路を見ると、画伯の「三叉路シリーズ」を思い出すし、東京都銭湯協会のポスターはやはり画伯が書いているので何だかとても親しみが持てるし、絵をよく見ると、細かいところが面白かったりするのだ。

大きな書店に行けばもしかしたら「見本」があるかもしれない。

是非一度実物を見ていただきたいものだ。