ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

ミレニアム１　ドラゴン・タトゥーの女　（下） (ハヤカワ・ミステリ文庫)

この本はiPhoneで読了。5日間で読み終えた。
リメイクされた映画も面白そうだ。ダニエル・クレイグというのがまたいいではないか。

ミステリーなので内容と結末は書かないことにしておく。

40年近く前、ほぼ密室殺人ともいえる環境の下、誰が16歳のハリエットを殺害したのか。

ドラゴン・タトゥーの女こと、リスベットは副主人公あるいはもう一人の主人公だと言ってもいい。凶暴で協調性がない問題児のレッテルを貼られているが、天才的なフリーの調査員である。後書きに書いてあったが、リスベットはあの有名な少年少女小説「長くつ下のピッピ」が大きくなったらどんな子になるのか、という想像で書かれたらしい。世界で一番力持ちの女の子、ピッピの話は子供の頃夢中になって読んだ記憶がある。

長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))

ちなみに主人公ミカエルには「名探偵カッレ君」というニックネームがついているが、子供の頃、ピッピやカッレ君の活躍する本を読んでいたら、にやりとするかもしれない。

早く続きを読もう。