前回の”Symphony Tour"から何年経っただろう。
あの時も東京国際フォーラムのAホールだった。
私はサラの声が好きだ。ルックスも結構好みである。
また、ちょっと屈折した理由でサラが好きなのだ。
彼女が出演している「REPO!」という映画がある。
日本でDVDは出ていないと思うが、私は映画館に見に行った。
スプラッタ・ホラー・ミュージカル映画だ。
サラは、主人公の少女の母親の親友役で
ブラインド・メグという役柄だ。
この時のサラが、素晴らしい。最後は歌いながら、
串刺しになって死ぬという役なのだが、この時、
「このヒトには、ロック魂がある!」と感じた。
その後、サラの写真などで、何気に「鋲のついた皮のブレスレット」とか
ロックあるいはパンクっぽいものを感じるのである。
今度彼女は宇宙に飛び立つが、ディヴィッド・ボウイに影響を受けている
というのも何となくわかる。
さらには、私が長年のファンである、KISSのポール・スタンレイと、
デュエットまでしているのである。
★ポール・スタンレイは、サラの十八番でもある「オペラ座の怪人」で、
「怪人」を演じた経験がある。
★他にも元SKID ROWのセバスチャン・バックも「怪人」を演じているが、
歌が上手くて声量のあるロック・シンガーは「オペラ座の怪人」を演じたく
なるのだろうか???
開演前。
開演前、時間があったので、国際フォーラムの地下にある
バー(プロントです)で一休みしていたところ、周囲はおそらく
これからコンサートであろうという人達ばかりだった。
年齢層だが、男性の年齢層は結構高いなと思った。
席について周囲を見ると、やはり男性の年齢層が相当高い。
コンサートは二部に分かれていた。
一部は新作「ドリームチェイサー」からが多かった。
宇宙を意識したバックの映像が素晴らしい。
また、生の歌声は違うんですよ奥様。
ドリームチェイサー(夢追人)(デラックス・エディション)(DVD付)
- アーティスト: サラ・ブライトマン
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2013/06/05
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途中、二人のダンサーが登場し、ステージに花を添える。
丁度一時間、休憩が入る。
驚いたこと。普通コンサート会場は、女子トイレが混むものだが、
年配の方が多いせいか、男子トイレが長蛇の列だった。
休憩が入るのもそのせいか?いや、歌姫の休憩だろう(笑)
喫煙所が寿司詰め状態になっている。
というわけで第二部開始。
第二部は
「となりのトトロ」の挿入歌「風の通り道」や、
サイモン・アンド・ガーファンクルの「スカボロー・フェア」、
お馴染みの「オペラ座の怪人」(これは一番の聴きどころ)。
「Time to Say Goodbye」で、一度幕おり、アンコールへ
最後は「Question of honor」。
とにかく美しいステージセットで、後光輝き、手を宙に向かって
さしのべるサラの姿を見て
「天照大神様が降臨したらこんな感じ?」
と思ったものだった。
歌姫が宇宙でどんな声を聞かせてくれるのか、
今から愉しみだ。
★パンフレットに載っていたセットリスト