現在、操体の臨床家(クライアント、患者様を診ている先生方)の殆どは、操体法東京研究会の定例講習出身と言っても間違いありません。
また、橋本敬三先生が顧問をなさっていたのも、この定例講習です。
私自身、橋本敬三先生が講習を終えた受講生に向けて書かれたメッセージを頂いたことがあります。
ここで学んだ先生方、例えば、滝津弥一郎先生、根本良一先生、今昭宏先生は、操体法東京研究会の初期の受講生です。
また、奈良の北村先生、渡辺栄三先生、瓜生良介先生なども同様です。
何名かの先生から聞いたのは、橋本敬三先生ご自身は講習などはやっておらず、「東京に弟子の三浦がいるからそっちに行け」と言われた、とのことです。
三浦先生に聞いてみると、受講生が「橋本先生に会いたい」というので、受講生を引き連れて仙台に何度か行っている、とのことでした。
さて、9月から操体法東京研究会の定例講習の新タームが始まります。
新創生期(第二期)です。
さて、何が新創生期なのでしょう。
操体は何度か節目を経験しています。
それは、正體術矯正法から、操体へという変化。
そして、1980年代の「楽な動きから、快適感覚へ」という変化
(今だにここから抜けられないヒト達もいますが、それは致し方ありません)
★「動き」から「感覚」がメインになったのです
そして「皮膚へのアプローチ」。
私はそれを聞いた時「こりゃ大変だ」「えらいこっちゃ」と思いました。
何が「えらいこっちゃ」なのかは、これからだんだん明らかにされるでしょう。