操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2018GW操体プレミアム・ベーシック講習のお知らせ

3月も半ばとなりました。もう少し先だな、と思っていたら、桜の季節になりました。

 

一般社団法人日本操体指導者協会では、2018年もGWに操体法の集中講座(プレミアムベーシック講習)を開催いたします。


■プレミアム・ベーシック講習とは。


畠山裕美が開催している「ベーシック講習(操体の基礎とセルフケア)」のプログラムに、「二人で行う操体法」「足趾の操法のビギナー版」を加え、さらに「視診触診基礎」と「ヒーラーの手の作り方講座」を加えたものです。
操体創始者橋本敬三の直弟子、三浦寛は、操体臨床50年、講習指導歴40年になります。主宰している操体法東京研究会の定例講習からは、数多くの操体のプロが生まれています(東京操体フォーラム実行委員もこの講習の出身者です)。

こちらは講習期間も長く、操体の専門家、指導者育成のための研究会です。
しかし、様々な制約で長期間の講習への参加が不可能な場合や、実際の臨床に活かしたい、あるいは家族のケアをしたいというようなケースもあることを考え、今回の講座を企画致しました。

三浦寛は通常短期、単発の定例講習はやっておりません。創始者 橋本敬三医師の直弟子であり操体の第一人者、三浦寛から、直接の指導を受けられるチャンスは集中講座のみです。

また、本物に触れるという滅多にない機会でもあります。さらに、公には公開されていない、最新の「第五分析」にも触れるチャンスです。

操体の魅力とは


操体操体法の魅力はいくつもありますが「操者にとっても被験者にとっても、からだにやさしい」ということが挙げられます。

また、操者自身がからだを壊さないように、からだの使い方、動かし方に詳細に言及しているのも操体だけかもしれません。

あなたは何故、操体に興味があるのでしょうか?

自分でもできる。からだにやさしい、痛くない、きもちのよさを治療(臨床)の柱としている。それはどれも正解です。

しかし、困っていませんか?

  • 本を読んでも、動画をみてもわからない
  • 実際にやってみても「きもちいい」「きもちよさ」を感じることができない
  • 実際に操法を試してみても、当たりはずれがある
  • 被験者に「きもちいいですか」と聞いても「わからない」「きもちよくない」と言われてしまう


これらの「操体を学ぶ人がぶつかる壁を解決し、さらに、長年の操体指導歴からみえてきた「操体の上達のコツ・キモ」などもお伝え致します。

なお、講師は三浦寛操体の講習歴41年)、畠山裕美(操体の講習歴19年)が、担当致します。また、3日間の講習後、もう少し深く勉強したいとか、補習が必要な場合はご相談に応じます。

テキストを順番にこなしただけで、実際に使えなくては話になりません。
実践的な操体法を習得します。

開催 2018年5月3日~5日(3日間)
時間 10時~17時(予定)
場所 三軒茶屋ターミナルビル
講師 三浦寛、畠山裕美

対象者:操体に興味があり、施術、あるいは家庭でのケア、セルフケア、パフォーマンス向上などに役立てたいという方

主宰 一般社団法人日本操体指導者協会人体構造運動力学研究所TEI-ZAN操体医科学研究所

受講料3日間通し(六万円)1日ずつの受講も可。その場合、1日2万円
※5月3日初日は受講必須です(今までにベーシック講習に準ずるものを受講済みの場合は免除になることもあります)。

前納(銀行振込)、クレジットカード、Paylal対応。お申込の際にお知らせ下さい
特典 3日間受講の方には、一般社団法人日本操体指導者協会認定の修了書を発行致します。
また、一般社団法人日本操体指導者協会への入会も可能です。
★お申し込み締め切りは4月30日です

お申込、お問い合わせは sotai@teizan.com まで。

なお、キャリアメール(携帯のメール)を使うと、設定によっては、送信は可能ですが、こちらからの返信が届かないということもあるようです。通常のメールも受信できるよう、設定をお願い致します。

操体法「プレミアム・ベーシック講習」プログラム概要

  • 操体の歴史・概論
  • 操体的なからだの作り方と実践法
  • 視診触診基礎
  • ヒーラーの手の作り方
  • セルフケア
  • 二人で行う操体法(施術・臨床、家族などのケア)
  • 足趾の操法ビギナー版 等

 

予定


5月3日(木)★出席必須
操体の歴史・概論
操体的なからだの作り方と実践法
視診触診基礎

5月4日(金)
ヒーラーの手の作り方
セルフケア
二人で行う操体法(施術・臨床、家族などのケア)その1

5月5日(土)
二人で行う操体法(施術・臨床、家族などのケア)その2
足趾の操法ビギナー版
質疑応答など

◆そもそも操体操体法とは?

医師、橋本敬三が、昭和初期に出逢った日本古来より伝わる伝統医学の流れを継ぐ「正體術矯正法」を元に体系づけたもの。
ボディの歪みを正すことにより、二次的に症状疾患を解消する。
その手法の特徴は、整体などが「悪いところ、痛いところを動かして治す」のに比べ、「よいところ、痛くないところを動かして治す」というところにあります。また「きもちよさをききわけ、味わうことにより、ボディの歪みを正す」というのも操体の一面です。セルフケア、日々のメンテナンスにも有効です。

講師、三浦寛は18歳の時から橋本敬三に師事し、操体臨床歴50年、操体指導者養成歴41年になります。橋本敬三医師の意思を継ぎ「快適感覚に特化した操体」を体系づけ、さらに「皮膚へのアプローチ(刺激にならない皮膚への接触による操体法。渦状波)」など、最前線の、時代にマッチした、よりからだにやさしい操体法を確立しています。

プロフィール
三浦寛(みうら ひろし)

1948年宮城県生まれ。少年時代を九州博多で過ごし、東福岡高校卒業後、仙台赤門鍼灸柔道整復専門学校に入学、
橋本敬三医師に出会い内弟子として師事。
5年の修業後、1972年橋本師の指示を受け、東京世田谷区にて独立開業。
以後操体のみの臨床に従事。1978年にホテルオークラ東京ヘルスクラブ顧問に就任、
同年操体法東京研究会を設立、操体臨床家育成のための講習を開設。
その後橋本師の「きもちよさで良くなる」「楽と快は違う」というメッセージにより、
操体を運動分析(楽な動きの比較対照)から感覚分析(快適感覚のききわけ)へと昇華させ、
「快」に対する診断分析法を確立した(第二分析)。
さらに、操体の盲点、動きがとれない患者などに対するアプローチとして皮膚への接触による分析法を体系づけた(第三分析)。
現在も臨床、指導者育成のために尽力中。現在も臨床、操体臨床家育成に尽力。
現在活躍中の操体指導者の多くは当協会の講習修了者である。
2001年東京操体フォーラム設立、2010年一般社団法人日本操体指導者協会監事就任、
2010年から毎年マドリッドでSotai Forum Madridを開催。
鍼灸師柔道整復師、指マ師免許、教員資格免許
趣味 油絵、釣り 柔道三段
操体について:操体をとおし、「救いの生命観」の意味することの奥深さが少しづつ理解できたことが私にとって無形の財産である。
◇役職 ◇
人体構造運動力学研究所 所長
東京操体フォーラム 理事長
操体法東京研究会 代表
塾 SOTAI塾長
一般社団法人日本操体指導者協会監事
ホテル オークラ東京 ヘルスクラブ顧問


畠山裕美(はたけやまひろみ) 三浦寛の弟子。
TEI-ZAN操体医科学研究所。
一般社団法人日本操体指導者協会代表理事

東京生まれ。
和洋女子大学英文学科卒。
両親は共に宮城県出身の東北系。
屋号は、伊達政宗公の諡号「貞山公」から拝借。
幼少時より人体に並ならぬ興味を抱き、小学6年生の頃からヨガ、中学時代はゾーンセラピーなどを実践する。
同時に「目に見えない世界」にも興味を抱きタロットや占術を独学で学ぶ。
操体を知ったのは高校2年の時。
大学卒業後は外資系で会社員生活を送るが、父の急逝をきっかけに昔から興味のあった手技療法の世界に入る。
外気功(医療気功)を筆頭に様々な療法を学ぶ。
太極拳、武術にも興味を持つ。
整体学校に在学中「操体法治療室」(三浦寛、今昭宏共著)を読み、操体を学ぶ事を決意。
その後、三浦寛先生の受講生の受講生から操体を学び、1998年に貞山療術院開業。
操体臨床とともに操体の講習も開始。
その後三浦寛先生に正式に師事。
TEI-ZAN操体医科学研究所を拝命する。
現在は操体法東京研究会定例講習でのサブ講師他、足趾の操法集中講座、視診触診講座等を担当。
個人でも1999年より操体のプロ向け、一般向け講習を行っている

 

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