私は基本的にテレビは観ません。
観るとしたら、誰かがつけているのをたまたま観たとか、銭湯で観たとか、自発的にテレビをつけることはあまりありません。
しかし、映画は観ます。
映画は「2時間座って束縛され、強制的に観る」というスタンスですが、それがいいのです。
というわけで、年明けに観てきました。
というか、あまりに面白いので二回観ました。
これは、第二作ですが、観るならば第一作を観てからのほうが10倍面白いでしょう。
ちなみに、登場人物のコードネームは、トップが「アーサー」、その他が「ランスロット」「ガラハッド」。
そうです。アーサー王と円卓の騎士に登場する騎士の名前です。
ちなみに、主人公の「エグジー」は、エクスカリバー(アーサー王の剣)の略かもしれません。
「ゴールデン・サークル」では、キングスマンの拠点が全て破壊され、残されたエグジーとマーリン(マーリンというのも、アーサー王物語に登場する魔法使い。このマーリンは、メカニックで、色々なガジェットを作ったり)は、ウイスキーの瓶のラベル裏に書かれた「States man」(ステイツマン:キングスマンに対してアメリカということですね)のマークを発見、ケンタッキーにあるステイツマン本社へ飛ぶのでした。
キングスマンの拠点を破壊したのは、麻薬密売組織、ゴールデン・サークル。
ここのボスはポピーという物腰は上品なサイコパス女。手下をミンチにするわ、エルトン・ジョンを誘拐するわなど悪行諸々。
多分、パート3もやると思います。
そして、もう一つは「パディントン2」。
小学生の頃からのパディントン好きとしては、先年の第一作も面白かった(実写に多少の不安はあったもののそれは見事に吹き飛びました)ので、公開が愉しみでした。
今回の悪役は、ヒュー・グラント。昔の名声が忘れられない売れない俳優の役。演ずるフェニックス・ブキャナンのせいでパディントンは刑務所に行く羽目になり、というお話です。
注目キャラ(原作にも出て来ますが)隣のカリーさん、前作にも増して「パディントンを敵視」度が過激になってきました。これもパート3は多分アリだと思うので、ますますの過激ぶりを愉しみにする次第。
ちなみに、フェニックス・ブキャナンですが、昔一緒に仕事をしていたKさんというおじさんに似ていて「う!似てる」と思わず呟いてしまいました。
なお、ミセス・ブラウンが何故ドーバー海峡を泳ごうとしているのか、ジョナサンがダサいと言われるSLオタクなのか。ブラウンさんは昔ロン毛のバイク乗りだったのに、今は保険会社勤務なのか。前作で「キモイ」を連発していたジュディが新聞を作っているのか。
その辺りが繋がっているところも面白い。
最後は、言わないでおきます。
勿論ハッピーエンドなんですが、言わないでおこうっと。