操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

快適感覚に伴う色光現象。

今日の午前中は、操体法施術会。

私が長らくお世話になっている美容師のTさんがいらっしゃいました。

彼は「床に落ちたモノを拾う」方法を修正(私が口頭で伝えた)だけで、階段を上るのも辛かった膝の痛みが解消し、現在膝は全く問題なし、という方です、

 

操法が終わってから「すごくきもちよくてすっきりした」という感想を頂きましたが、臨床がはじまって5分程度で、部屋は暗いのに、目の前でライトが点灯するように明るくなり、青や紫の光が見えたのだそうです。

「変な事言ってるなと思われたらと思って、やってる途中は黙っていた」とのことでしたが、

 

「あ、光が見えるという現象ですね。色光現象です。その光を見ていて、キモチヨサはありました?」

 

と、聞いたところ、あった、とのことでした。

 

快適感覚を味わっていると、光が見えたり、鮮やかな色が見えることがあります。

 

この「色や光を見る」ということによっても、深く癒されるという現象が起こるのです。

 

快からのメッセージ―哲学する操体

快からのメッセージ―哲学する操体

 

 こちらの本の裏表紙に、三浦先生の患者さんが見た「色光現象」のパステル画が載っています。

 

皮膚からのメッセージ―操体臨床の要妙part 2

皮膚からのメッセージ―操体臨床の要妙part 2

 

 色をみるという現象については、こちら「皮膚からのメッセージ」に詳しく載っています。

 

ちなみに、五感はそれぞれ得意不得意があります。

私は視覚よりも、被験者の快に共鳴すると、からだのある部分に響きます。

 

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