2019年7月15日海の日、ルーテル市ヶ谷センターにて「操体マンダラ」が開催されました。
今年は10時開始、終了が21時と、長時間にわたる「三浦寛の操体ワールド」でしたが、
将来操体を勉強したいという高校生の方が、操体を実践している先輩(柔道整復師、鍼灸あんま指圧マッサージ師、理学療法士、救急救命士、スポーツ指導関係者などなど)に、に話を聞く機会などもありました。
若い人に操体の魅力を伝え、この素晴らしいものが、20世紀の遺産とか、単なる健康体操とか、サークル活動、つまり、臨床でないものとして終わらせるわけにはいきません。
なお、第五分析についての「この一年の進歩」が発表されましたが、操体は「快」さえも越えたのかも。。と思わせるような内容でした。
私が操体を勉強し始めて25年以上経ちますが、操体の面白さとは「進化する面白さ」なのかもしれません。
といっても、守破離を考えると、ちゃんと「守破」をやっているから、進化についていけるし、理解できるのかなと思います。
三浦先生も「途中で勝手に自分のメソッドを作った」のではなく、「橋本敬三だったら、どうするだろう」また、操体を熟知しているから、操体の進化形を捉えることができたのでしょう。
その証拠に、当初は「操体は気持ち良さなんかじゃない、楽も快も同じだ」と言った人(川上先生)が、「操体は快だ」とおっしゃっていましたし、1999年に「快からのメッセージ」が出た時に「皮膚だぁ??」と言った方々が、ここ数年「皮膚」とか言い出しています。
つまり、三浦先生が最初に言ったことは、操体の世界で、現実になっているのです。
第五分析も、あと10年くらいしたら、最初は「そんなバカな」と言った、操体関係者(コンサバ組)が、「やっぱり第五分析よね~」と、言っている可能性は十分あります(皮膚がそうですからね)。
というわけで、濃厚な一日でした。
来年は2020年7月23日に開催予定