操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

東京操体フォーラムの準備中

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です(たまにはちゃんと名乗ろう)。

 

私は「操体の指導に関する問題」的なところ、操体指導者がぶつかる壁の打破方法などをお話する予定です。

 

昨年、東京国際仏教塾の忘年会で、二人の方に「操体」を知っていると言われましたが、そのお二人に「説明を聞いたけど、よくわからなかった」とか「友人がやっているんだけど、全くわからなかった」と言われました。これ、こまりますよね。

 

11月23日、秋のフォーラムをzoomで開催致します。

締め切りは11月19日です。

2020秋季プログラム | Tokyo Sotai Forum

www.tokyo-sotai.com

 

クロニクル(年代記)ということもあり、午後の三浦先生の「第五分析」についての、発表(これは、操体を勉強している方でしたら必見です)は、新しい事柄のご紹介になりますが、午前中は、クロニクルというとおり、操体の臨床の歴史を辿ってみる予定です。

 

なお、言っておきますと、今までも、三浦先生が最初に「新しいことを発表」すると、コンサバティブ派の方は、大抵は「無視」します。

これは「目線」についても、「快」についても「皮膚」についても同じです。

 

しかし、数年経つと、コンサバ派の方は「さも、最初からそうだったように」

操体って目線」とか「操体って快」とか、「操体って皮膚よね」と言うのが毎回のお約束です。

例えば「皮膚」などは、ちゃんと勉強すればいいのに、憶測とか本だけで得ようとするので、刺激を与えてみたり、マッサージしてみたりすることになるのです。ちなみに、刺激すると「整膚(せいふ)」になっちゃいます。

操体における第三分析(渦状波)は、刺激ではありません。

ひっぱるとか捻るとか絞るのではないのです。

 

 

私は今から宣言しておきますが、あと数年したら、操体コンサバティブ派の方が、第五分析に興味を持って「やっぱ第五よね」とか言っているでしょう。

 

それくらい、操体臨床にとっては、福音です。
そうです。クライアントのからだが変わります。

 

そして操体コンサバの方々にも、チャンスがあれば、是非参加していただきたいと思っています。

 

操体を学びたいのであれば、welcomeです。

 

なお、動画を色々探していたら、たくさん出てきました。

昔撮った「操体法大全集」は、三浦先生のビデオですが、私もちょっと出ています。

今見ると、かなり未熟で恥ずかしいですね(汗)。

時間があれば「甦る橋本敬三」も流そうかと思っています(橋本先生がホテルオークラセミナーをやった時の映像)。

 

f:id:lovecats:20201109150507p:plain

般若「身」経の「捻転」。三浦先生が間違っているやり方、私が正しいやり方をやっています