こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。
そういえば「鬼滅」の「柱稽古編」が始まりましたね。
私は翌日アマプラとかネトフリで観るのですが、アニメはキレイですよね。
ちなみに私はカナヲちゃんと誕生日が同じ日です。
そして、炭治郎は明治33年(1899年)生まれなんだそうですが、橋本敬三先生は明治30年(1897年)生まれです。
同学年だとしたら、蟲柱、胡蝶しのぶか?
ちなみに毎回ですが、愈史郎君をみる度に「敬三先生もあんな格好(書生スタイル?)してたのかな」とか、たのしい?妄想に走っています。
そしてこれは私が今年の年初くらいからかなりハマっているマンガです。
最初はドラマを観たんです。
登場するのは、天狗の末裔の美形男子(ほぼ男子)たち。
14歳になると天狗の種族の子供は1年間山奥?で隠遁生活を送るという決まりがあります。
ちなみに主人公の名字「飯綱」は、飯綱権現のこと。カラス天狗です。私が以前修行で毎年通っていた曹洞宗のお寺は、飯綱さんがいらっしゃいましたっけ。
関東では高尾山にいらっしゃいますね。
※権現というのは、仏や菩薩が姿を変えて(権現)、日本の神様として現れることを言 います。「本地垂迹説」という神仏習合の考え方によるものです。
なお、今年の夏は天狗で有名なお寺の夏季禅学会(坐禅の研修)にも参加しようかなとか、考えています。
主人公飯綱オンは、NY生まれの14歳。
隠遁生活を送った後、そのまま隠遁の里にいる兄の飯綱基(もとい)と1年一緒に暮らすことになります。
この基兄さんが「無類の食いしん坊」なもので、次々と丁寧な暮らしをしながら美味しいモノを作るというのが大凡のお話です
・基兄さんは羽根が生えています(数百年ぶりの先祖返り)
・白いシャツに長靴というのが定番スタイル
・コミック版もドラマ版もかっこいい
・映像の中の田んぼや山の風景にひたすら癒される
・音楽も何だか癒される
・登場人物が美形男子ばかりで、女性は祖母とか母とか幼児とかが殆どで、唯一ドラマに登場する15歳の女子(天狗)も、オン君がドキドキするわけでもなく「基兄は私の推しなの」と、推し活をするだけ
・つまり、変な色恋とか無理矢理カップルとか、その手の面倒くさいことがない
・なので、ご家族で観ても全く問題なしです
・オン君の食べっぷりが可愛い
・大昔から天狗の子達を見守ってきた喋る白い犬「むぎ」という存在がとってもいい(ドラマでは声を角田晃広さんがやってます(またこれがいい)。
・天狗の仲間、愛宕家の次男、愛宕有意を塩野瑛久(一条天皇@光る君へ)がやっていてこれがまた当たり役なんじゃない?と思っております。
・お父さん(エリス・ウィルソン)は、原田泰造。アメリカ人の役だけど、何だか妙にマッチしている。コミック版にも何だか通じるのは役者だからか?
というわけで「ああ、癒されよう」と思うと観ます。
なんだかわかりませんが、風になびく緑の田んぼや山の風景を見ると癒されます。
これはかなり癒し効果がある!と私は信じてます。
癒されたいとか、自分には丁寧な暮らしは無理だけど、丁寧な暮らしを観ることによって疑似体験!という場合にはいいのでは。
そして「待ってたぞ!」なのが「続テルマエ・ロマエ」。元々コミックがあまりに面白いので、映画化(映画もかなり面白いです)されたヤツですね。
今回は、ルシウスが60歳の頑固なオヤジになり(元から頑固だけど)、またお湯の中から「平たい顔族」のところへタイムスリップしてきます。
最初の箱蒸し風呂や、打たせ湯のシーンなどは、大爆笑でした。
なんでこんなに笑わせてくれるんだ〜。
特筆すべきは、現代にタイムスリップするのではなく、今回は伊豆の温泉で執筆中の川端康成に出会ったり、修善寺(私の大好きな修善寺です)で弘法大師の像に遭遇したり。。。次は平安時代にスリップして、お大師様と温泉でも掘って欲しいものです(そうなりそうな予感)。
表紙の絵は、箱蒸し風呂で蒸されて翔んでいるルシウス。
ああ、そういえば来週から「東京操体フォーラム実行委員ブログ」の担当でした。そっち書かなきゃ。