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操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体でからだが、変わるということ。

謎。

操体の講習を続けていると体型があきらかに変化する人と、そうでない人がいる。

 

例えば「ジャミラ」のように肩がパンパンに張っていた某I氏などは、肩の張りがすっかり落ちている。

S嬢はやはり鎖骨のあたりがすっきりしたので、顔が小さく見えるようになった(師匠が「オマエ、顔小さくならない??」と指摘していた)。

両腕が内旋しすぎて(上肢が内旋していると、連動の関係で肩が上に上がり、日常的に緊張するので肩が非常に張る)ロボット君のようだった某K君は、肩と腕の張りがすっかりとれた挙げ句「顔つきが凛々しくなった」と言われている(笑)。

だいたい、操体の修業というのはコアマッスルを使うし、半分以上は武術の修業みたいなものなので、しっかりやっていれば体型が変わるのは不思議なことではない。
動きにキレが出てくるのも当然だ。

私の受講生でも半年で10キロ自然に減ったという人がいたし、一番は実行委員のT松さんだろう。30キロも自然に減ったのだから。

そういえば私のクライアントでも、体重は変わらないのに近所のコンビニのおばちゃんから「痩せた?」と言われたという人がいたっけ。

一方、何年やっていても体型が変わらないという人もいる。
「そろそろ変わってもいいんじゃない?」と思う事もある。
同じ事をやっているのに、何故なのだろう。

不思議なことに、皆男性だ。

これもまた不思議なのだが、劇的な変化を遂げる人も、全然変わらない人も大抵男性なのだ。女子は「劇的」というよりも、ナチュラルに変化するようである。

 

★なお、経験が長くても「動き」をやらずに「渦状波®(かじょうは)」だけしかやっていなかったりすると、動きの「キレ」が悪くなるのですぐわかるというのは師匠である。私もわかる。

★質の高い、敢えていうならば、至上体験のような「快」を味わってしまうと、からだが変わるのは間違いない。中にはヨーガの行者が長年の瞑想の後に観るようなヴィジョンを観てしまったという人もいたりする。

★このような質の高い快は、第一分析では得られない。第三分析(刺激にならない皮膚へのアプローチ)以上の動診によるだろう。つまり、対になった動きを比較対照し、楽な方へ動かし、瞬間急速脱力させるという分析法(第一分析)では得られないということだ。第二分析(一つ一つの動きに快適感覚の有無をききわけさせるもの。動きは比較対照しない)でも「慣れていれば」「快の回路が開いていれば」という感じで、やはり第三分析(皮膚へのアプローチ)以上の分析法であろう。

 

不思議だ。聞けば食事にも気を遣っているようだし。

これについては何と言うか「何かを手放していない」ということではないかと思っている。。

何だかわからないけど「何か」。

上手く表現できないけれど、彼らには何か共通点がある。
それは「想」の部分だ。

よく「体癖」という言葉を聞くけれど、「体癖」の前に「想」があるのではないだろうか??

または「極上の快」を味わったことがないのかも?

たまに「極上の快」を味わうことを、無意識下で拒否する人がいるのは事実だと思う。

多分、今までの自分が消えてしまうとか「変わる」ことに対する潜在的な恐怖があるのかもしれない。

何を「手放していない」のか、何となくわかるのだが、ここでは文字にしないでおく。