操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

スピリチュアルと占いの微妙な関係と違い。そして臨床とリラクゼーションの違い

来たる12月5日(土)、東京操体フォーラム分科会では、
スピリチュアルビジネス・コンサルタント
ミスカトニック先生こと、駒居義基先生の講義があります。

実は「メタルと猫」友でもあったりします(笑)

彼の専門はタロットですが、
私も昔タロットをやっていたのと、
イェイツ(黄金の夜明け団ですね)の魔術関係の本を
読んだりしてましたので何となく。

 

大学ではちょっとオカルトっぽいのとか
19世紀末のファンタシーとか、
国書刊行会の本とかにまみれており、
まあ、メタル好きだったら

アレイスター・クロウリーのトート・タロットとか
ラヴクラフトに興味を持ったりするわけです。。

 

私はセミナーに何度か出て、
ブログも読んでいて
メールマガジンも購読しているのですが、
スピリチュアルと占いの関係とか
業界のことを知り尽くしている人はいないのではと思っています。

ameblo.jp

それだけではなく、他の業種のコンサルもなさっています。
すごいです。

 

さて、先日のメールマガジンに「なるほどね」ということが
書いてありました。

 

ざっくり要約しますと、

そもそも「占い」と「スピリチュアル」は「違う」ということ。
スピリチュアルは現状肯定から始まる(受け入れとか全肯定)。

しかし占いは現状の不満と悩みを解決したい、つまり
ネガティブから始まる。

なので、スピリチュアルの感覚で占いの世界に
入ると、ギャップが生じますよ

 

ということです。

これは、私が言いたかったことをズバリ明確に
書いて下さっています。

 

わたくしも占い師としての顔を持っており、
鑑定をしますが、

「ワタシの前世は何だったのでしょう」とか、
お悩みではないご相談をする方は、あまりいません。
たまにいらっしゃいますけど、こういう方は、
別にお悩みを抱えているわけでありません。

 

 

ところが、クライアントの大半は
深刻な悩みだったりするのです。

 

特に、対面ではなく、チャットや電話の場合
顔が見えない分というのもありますが

 

「これはきついなあ、大丈夫かなあ」というものが多いのです。

 

つまり、受け入れとか全肯定とか、
引き寄せの法則とかは、ちょっと方向が違うのです。

 

なので「なるほどね」と改めて納得したわけです。

 

駒居先生は、どちらもご存知なので
(占いもスピリチュアルも)
対応できるわけです。

 

そして、またまた改めて

臨床とリラクゼーションの違いも考えました。

 

リラクゼーションというのは、そんなに悪い人は来ません。
目的がリラックスだから。
中には肩や首が凝りまくりの人もいますが、
例えば、帯状疱疹多発性硬化症の人は
リラクゼーションサロンには行かないでしょうし、

骨折後のリハビリでも行かないでしょう。

 

私達操体のプロは、

1.リラクゼーションとしての操体も提供できますし、

2.健康体操として、からだのメンテ(お手入れ)としての
操体も提供できますし、

 

3.症状が進んで、もう自分では、
自力自療では間に合わないという場合も対応できます。
★本当はこれが専門なんですけどね。

 

しかし、リラクゼーションとして操体を捉えていると
(たまにいるんですが、1です)
3の該当者がいらした場合、対応できません。

また、2だけやっていると
やはり3の該当者がいらした場合、対応できません。

 

要は、

レベルの高い操体を受けたいのだったら、
やはり操体のプロのところ、操体臨床の専門家のところに
いらっしゃい、ということです。

 

操体「も」やっているのと
操体専門

は、全く違うのです。

 

というわけで、

2015年冬季東京操体フォーラム

12月5日6日は、スピリチュアルと占いのプロ、
駒居先生も講師として登壇なさいますし、
6日は実践臨床のプロ、筋整流法の小口昭宣先生の
特別セミナーもあります。

 

発表者プロフィール(写真つきです)

 

5日は「目に見えない世界」。

スピリチュアル・セラピストや
我々臨床家が、ネガティブなエネルギーから身を守るにはという
テーマです。

これからスピリチュアルとか臨床の道を志したい
あるいは身を守る方法を知りたいという方、是非どうぞ

 

6日は「診断法と分析法」についてです。

リラクゼーションと臨床の一番の違いは
「診断分析があるかないか」ということです。

 

診断分析がは、治療家、臨床家のコアスキルなのですが、
それに関して、小口先生、師匠、三浦寛先生を中心とした
名人芸をとくとご覧下さい。

また、両日とも畠山の指導で

「足趾の操法®」のデモンストレーションサービスが
あります。

★これだけでも価値ありです。

 

長くなりましたが、皆様のお越しをお待ちしております。

 

あ、二日間ともワタシが総合司会で、
毎回人気の操体Tシャツ販売もありますよ~

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瑞鳳殿の正面の「涅槃門」のボタン(芍薬?)です。

 

影向 yow gow

10月26日、渋谷のパルコ劇場に「影向」(ようごう、と読みます)
を見に行ってきた。

www.parco-play.com

 

私にとってはお馴染みの松岡正剛さん、田中泯さん、石原淋さんに、
生ははじめて?の宮沢りえちゃん(りえちゃん、と呼んでしまいます)による、

からだは、呟く。ことばは、裂ける。影が、動き始める。

 

という世界。

 

井上陽水の「夢の中へ」が流れ、
音楽が止んでから会場は真っ暗になる。

オレンジのライトの中に浮かび上がるのは、
パンツ一丁?の田中泯

身体に関わるモノとしては、70歳を越えてなお
あの筋肉を保って身体表現をするのか、
非常に興味深い。

 

以前本楼で泯さんと淋さんの舞を「本楼」で
至近距離でみたことがある。

 

私はカメラを構えていたが、
一番多かったのは、ハダシの泯さんの足の写真だった。

 

ちなみに、師匠もカメラを持っていたが、
やはり泯さんの足の写真が多かった。

 

この辺りは職業病みたいなものだろう(笑)

 

その後、赤いロングコートを纏った長髪の男性登場。
パンツ一丁?の泯さんに洋服を与える。

 

これが、山本耀司さん。今回の舞台の衣裳担当。
海賊っぽくて格好いいぞ。

 

のたうち回りながら、子どもがいやいやズボンを履くような
感じで泯さんが服を着ていく。


そして、登場人物が次々とあらわれる。

松岡さんの低い声。

私は松岡さんの声好きなので、
じっくり堪能。

 

★私の脳内執事(笑)の声は、
実は松岡さんなのである。

 

そして
通りのいいりえちゃんの声。


何だかすごくインパクトのある、
急いでいる女?のような、
座頭のような?
剣豪のような?
帽子を被った松岡さんのアタマを、細くて長い竹の棒で
叩いて去っていく淋さん。

(ここは余りにインパクト大でした)

 

内容を書くのはちょっと野暮な感じ。

これは、

 

考えるな。皮膚で感じろ

"Don't think. FeeeeL!"

というブルース・リー先生のコトバどおりにしたほうが
いいのだろう。

 

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大学の先生とか体操の先生と操体。

先日、某女子大の先生の「操体 ワークショップ」に、

師匠共々参加してきた。
と言っても私は椅子に腰掛けて見学していたのだが。

その先生の操体の定義の一節がとても気になった。

本来操体は、「誰もが」「どこでも」「パートナーとも一人でも」「いつでも」できるものです。

 

何度も書いているが、操体はもともと医師が
臨床で用いていたものだし、創始者、橋本敬三医師の時代には
医者から見放された難しい患者が橋本敬三医師の
診療所(温古堂)に訪れていた。


筋ジストロフィーや、膠原病、リウマチなど、
私の知っている方は、10代の男子に頻発する難病で
仙台の温古堂を訪ねたと言っていた。

 

橋本敬三医師自身も
「ここは病気の墓場だ」とおっしゃっていた。

 

操体をやっている大学の先生を何人か存じあげているが、
実際に臨床をやっている方はいないのである。

大学の先生方が、操体に興味を持って
研究会や勉強会をするのは悪い事ではないと思うが、
そうなると、本来は「臨床の手段」であった操体が、
健康体操や養生法になってくる。

 

★現在でも関西地方では、操体が健康体操・養生法として
広まっている。つまり、操体の臨床家があまりいないということだ。

 

昔は、操体の「使用前使用後」で、尿中のホルモンを
調べて発表した先生もいらしゃったが、最近はそういう話は
聞かない。

 

そして、

 

これは何度でも書くが、ある年の全国操体バランス運動研究会で
基調講演をなさった某大学の先生は
操体でお金をもらっちゃいけません」と言った。

その場には100名くらいの参加者がいたが、
7割は臨床に携わっている方々だった。ブーイングが出た。

 

★私もブーイングした(笑)


大学の先生は、大学からお給料を貰っているから、
別に操体をボランティア気分で指導してもお金を
貰わなくてもいいのだ。

 

私も今東京大学の研究所に月数回お世話になっている
からわかるが、大学の先生は、会議室や場所を
借りるのも優位であるし、非常に恵まれた環境にある。

大学の先生という社会的ステイタスもある。

 

それに、クライアントの症状疾患を解消しなければ
ならないというDuty(義務)もない。


しか~し、我々操体で生計を立てているものは
どうなるのだろう。

 

これは、プロに対して失礼である。

 

最近、ネット上でも「プロに何か頼む場合、
タダでは頼めない」という話題を読むことがあるが、
それと似ている。

 

我々は、例えば
ドアを開けたら這ってきた人とか、
病院に行っても良くならないとか、
大変な人を診ることも多い。

 

しかし、体操やエクササイズの一環として
大学で操体を指導する場合、対象になるのは

 

「ある程度動ける元気な人」
「どこか悪いというよりも、パフォーマンス向上」

という方々のほうが多い。

 

こういう方々ならば

本来操体は、「誰もが」「どこでも」「パートナーとも一人でも」「いつでも」できるものです。

 

 

と、言えるだろう。

 

他の手技療法をみても、操体ほどプロよりもアマチュアが

幅を利かせているものはない。

 

というわけで、今週末は、

新潟で開催される「全国操体バランス運動研究会」に
行ってきます。

 

 

 

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「快」は免疫力をアップさせる。

私は断易(五行易)を習っている。 先生は、台湾に何度も渡っており、台湾事情に詳しい。 当然台湾の手技療法にも詳しい。

先日「台湾にはすごく痛い治療をする先生がいるんだけど、本人やお弟子さんで、 急に亡くなる人が多い。どうして?」という話になった。

これは日本でも同じで、整体の先生とか著名な方でも 若くして亡くなる方が多い。

これは、多分「からだの使い方・動かし方」を 無視して、一生懸命クライアントの施術にあたり、 結局は本人がからだを壊してしまうということもあるかもしれない。 実際、腕のいい先生が、体力を使い果たして体調を崩すということもある。

あるいは、痛みを与える(痛いと治ると思っているクライアントも多い)と、 クライアントは「痛い」と、痛がるが、その時の「痛い」という 波動を受け続けてしまうからではないか、と答えた。

操体の臨床家でも、無理して命を縮めた人もいるが 操体実践者は大抵長命である。そもそも橋本敬三先生が 90歳まで治療現場に顔を出しておられた (85歳で現役を引退したが、その後も骨折するまで現場には顔を出していた)。

これは、操体が「息食動想」という四つの柱のバランスを 重視しているからかもしれない。

呼吸の専門家、食の専門家、動きの専門家、精神活動の専門家はいるが、 どれか一つではなく、この4つを丸ごと面倒みましょうというのが操体なのである。

そして、一番は「操体の施術を行って、クライアントの発する 『きもちよさ』を共有することによって、 操者自身も癒されるということだと思う。

実際、例えば足趾の操法®をやっていると、 クライアントが感じている強烈なきもちよさを共有することがある。

また、操体の施術を行っている部屋で、同席していた方も、 クライアントに同調して深い眠りに入ったりすることもある。 クライアントのお腹がグルグル鳴ると、同席していた人や、 施術者も反応することがある。

快が波動するということが、私達の健康を守って、 免疫力を高めているのかもしれない。

「笑い」が免疫力を高めるというのは有名な話だが、 「きもちよさ」も免疫力を高めるというのも、間違いないと思う。

からだは、痛い思いをして治るよりも、きもちよく治りたい。

それでは、何故痛いことをしても治るのかというと、そ れは「逃避反応」で、 不快から逃げているのだ。

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楽と快の違いを伝えるのは、操体臨床家の役目です。

これは何度も試みてきたものだけれど、
先日ある個人レッスン中に「あ!」そうか
と気がついた。

 

世の中の人の多分99パーセントは、
「楽ときもちよさの違い」なんて考えたことがないのだ。

 

なぜならそんな機会は滅多にないから。

 

今日の講習でIさん(通称「殿」)が、
「MAXの快を味わうと、わかるんですよ」と言った。

 

確かにそうなのだ。
ベーシック講習で、実際に
「楽と快の違いがわかりません」という方に
実際に受けていただくと、99パーセントは
分かっていただける。

 

操体とは、本当に「体験してわかる」ものなのだ。

 

そして、私は考えた。

 

その人が、操体の「MAXの快」(仮称)を
未体験で、果てしなく妄想の世界にいたら?

または、今の40歳以上だったら
むやみに「きもちいい」とか「カイカン」という言葉を
発するのは、何だか性的ニュアンスがあるようで
ちょっと恥ずかしいというところもあるだろう。

 

 

というわけで、

楽と快は違うというのは不変の事実だが、

 

もっとわかりやすく、

操体では」

「楽な動きにに問いかける動診と操法と」

「快に問いかける動診を操法は」

「違います」「区別をつけています」

 

アナタが、楽と快の違いが分からなくても
操体指導者がちゃんと知っている。


それができるのが
操体指導者なのだ。

 

それをアナタに伝えるスキルを
学んでいるのが、操体のプロなのだ。

と言えばいいのだ。

そうすれば、被験者は悩まずに済む。

 

楽をききわけてもらうのか
快をききわけてもらうのか
その区別をつけるのが、

操体の指導者の役割。

 

やる前から、受ける前から

「楽と快ってどう違うんだろう」と
悩むのであれば、

その違いが分かっているプロにお任せ下さい。

 

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操体のプロではありませんが、ニャンコ先生(小十郎)

何故読書が大事なんだろう?と、考える。

先日どこかで「何卒よろしくお願い申し上げます」という
メールを送ったら「大卒です」という返事が来た、という記事を読み
久々に驚いた畠山です。

 

さて、先に「何故本を読むことが原始感覚を磨くことに繋がるのか」
という話を書きました。

 

それはですね。

 

本を(あんまり)読まない人は


与えられた情報を鵜吞みにしやすいとか、
ある本を読んだらそれをまるごと信じてしまうとか、
(例えば、週刊誌でのゴシップをそのまま信じるとか)

テレビでやってるから、信じちゃうとか、
ちょっとセミナーに行って聞いただけで信じちゃうとか、

 

そういうことがあるのだそうです。

 

例えば、いわゆる「トンデモ本」って読むには面白いんですよ。
でも、その裏には「これってトンデモ本だよな」という前提が
あるから、トンデモ本として読めるんです。

 

ところが、前知識なしに、
トンデモ本というジャンルがある」ということを
知らなくて、あまり本を読まない人が読んじゃったりすると
「すご~い!」(信じちゃう)みたいなことになります。

 

本を読んでいると

「これ、なんだかうさん臭いなぁ」とか
「なんか妙だな」という直感が働くのです。

 

これが「読書で得られるもの」の一つなのかもしれません。

 

あとは、良書を読むことによって、
「ホンモノを見極めるちから」がついてきます。

 

 

骨董品や美術品の「目利き」になるには、
ホンモノを見ることが一番の修業です。

 

というわけでした。

 

という私も最近は新書などは重くて
Kindleで読んでます。
あれは字の大きさが変えられていいですね。

コミックを読むにも丁度いい。

最近読んだのが「へうげもの」の20巻と
「講座スピリチュアル学第1巻」でした。
後者は買ってから半年たって、やっと読み始めたものです。

 

講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア (地球人選書 講座スピリチュアル学)

講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア (地球人選書 講座スピリチュアル学)

 

 

へうげもの(20) (モーニング KC)

へうげもの(20) (モーニング KC)

 

 

 

 

 

原始感覚を磨くこと。それがこれからの健康です。

先日ある大学の先生の、操体(法)のワークショップに参加しました。
その先生は「原始感覚」を「逃避反応」と、捉えていたようです。

要はくすぐると自然に身をよじるとか。
反射運動もそうですね。

 

しかし、橋本敬三は、原始感覚を
「快か不快かききわける力」と言っています。

 

逃避反応や、反射とは、ちょっと違う感じ。
「直観」「直感」って反射や逃避反応とは

ちょっと違いますよね。

その違いをわかっていただければなと。

ま、それはおいといて


ある本の存在を知りました。

 

先日、ある女優さんが若いのにガンで亡くなられ、
金の延べ棒で体を撫でると言う療法に頼っていたと聞きました。

 

うん、私もその治療法を知ってます。
というか、昔「(その療法を商売に)やらない?」って進められたことがあるから。
(勿論やったことはありません)

 

私のポリシーは、モノを使わないということ。
まあ、タオルなんかは使いますが、基本的に
モノを使わないことです。
また、外的な刺激をからだに与えないこと。

 

さて、この本ですが、

 

オトナになれば、その人がどういう治療を受けて
どういう亡くなり方をしたいのか、ある程度決めることができるけど、
子どもや赤ちゃんは、決めることができないんだよね。。

 

例えば助産院で新生児にホメオパシーのレメディを処方して
赤ちゃんが亡くなったとか。

 

実は、小学校6年の時(丁度ヨガの本とか読み出した頃)、
近所に住んでいた一学年上の女の子が、
病気を苦に自殺しました。
理由は、ご両親の宗教上の理由で、治療を受けさせなかったとのことでした。

これは、その子を知っていた私にとってもショックな出来事でした。

 

「ニセ医学」に騙されないために   危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

 

 

操体というのは、大正時代、最先端の西洋医学を学んだ、橋本敬三という
ドクターが創案したものです。

 

脚光を浴びたのが80歳の時です。
それまで「薬も注射も使わない」ということをやっていたので、
「妙なことをやってる」し、今では結構いらっしゃいますが、
西洋医学の医師なのに、鍼灸師の免許を持っているという方でした。

 

上記の本で批判している「千島学説」にも興味があったそうです。
要は「変わったお医者さん」だったんです。

 

それがあるとき、筋ジストロフィーの男の子が
操体法を受けて変わった(治ったわけではないけれど、
あきらかに変化があった)というドキュメンタリーがNHK
放送されてから、日本中から医者に見捨てられた人が
集まってきたという話です。

 

でも、西洋医学を拒否しているわけではなくて、
「整形外科と歯医者は必要だ」とおっしゃっていたそうです。

 

まあ、それはおいといて、
ポイントだけ押さえておいてください。

 

これからの健康というのは、
原始感覚(快か不快か、あるいは好きか嫌いか)を
磨くことが一番です。

「原始感覚が鈍っている」と言います。

 

情報が溢れすぎて、
自分で選ぶとか、自分で決めることが
少なくなっているのです。


つまり、自分のからだで「快・不快」を
確認できるようにするトレーニングをする必要があります。

 

あと、もう一つ。
本を読むことです。


これはまた後で。