操体法大辞典

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ファンシイ・ダンス(操体法関連以外)

操体法関連以外

周防監督によって映画化もされている本作、原作は岡野玲子さんである。

DVD出てるんだ・・・欲しいなぁ
ファンシイダンス [DVD]

私はこれをプチフラワーの連載で、オンタイムで読んでいた。というかデビュー作から読んでいたような気がする。

岡野さんの絵は、「陰陽師」でもわかるとおり、繊細な絵と微妙な台詞回しに趣がある。映画では本木雅弘が陽平、真朱(まそほ)役は鈴木保奈美だった。ついでながら、美形のお坊さん役で甲田益也子さんがスキンヘッドに挑戦している(夏目雅子といい、甲田さんといい、美しい人はスキンヘッドが何故似合うのか)。小学校から中学にかけて、音楽の話を良くしていた一つ年上の明子ちゃんはPUNKで坊さん好きだった。

高校生になってもよく道で遭ったりしたので毎週日曜は鎌倉のお寺を回って、御朱印帳御朱印をコレクションしているのを知っていた。まあ、そんなわけで坊主好きが身近にいたわけです。

話の内容は、お寺の跡取り息子(オシャレなシティボーイ?)がお寺に修行に行き・・・という話なのだが、彼女である明石真朱さんは、私の憧れの女性だったのだ♪

真朱さんは世界女子大学という女子大生である。多分、六本木の玉椿がモデルと思われるディスコに通い、原宿辺りで遊び(私も似たようなことをしていたのだが)、当時流行ったニューロマンティックとかニューウェーブとか、POPな柄の服とかが流行っていた(なつかし・・)。

当時私は火曜日のツバキハウスに通っていたが、来ているのは、文化服装学院の子が多かったような気がする。
原宿のラフォーレの向かい、ビルの地下には「原宿プラザ」というのがあって、地下の迷路のようなところにイギリスの香りのするロックな店が沢山あった。当時の音楽シーンはアメリカでさえイギリス勢が強く、Culture ClubDuran Duranなどがチャートのトップを占めた。そんな時代の話だ。

真朱さんのどこがかっこいいかというと、まず、
媚びない。
ヘアスタイルが毎月変わる(私は結構真似してましたね)。
スカートをはいても、絶対ストッキングをはかない。

何故か絶対ストッキングではなくソックスなのだ。この点は是非チェックしていただきたい。

そういえば、また近々「ボロルック」が流行るらしい。
今年はミニスカにレギンス(スパッツとは言わないらしい)が流行った。丁度20数年前のマドンナがやっていたようなスタイルだ。ボロルックというのは、カルチャー・クラブボーイ・ジョージ辺りに端を発し、バナナラマあたりがばんばん着こなしていた。

たまに読み返したくなるのはどうしてだろう。不思議だな。