「強み」を見つけよう、そして業（カルマ）。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

先日の日記でも画像が出ていたこの本を早速購入した。分厚くて小難しい本のような体裁だが、中身は「人間個々人の強み」について書かれているのですいすい読める。
出版されたのは何年も前だが、最近勝間和代氏の本で紹介されているので、再び売れているのだそうだ（まあ、私もそれで買ったのだが）。この中に書いてあるウェブサイトにアクセスし、IDを入れて登録すると、入力画面になる。180問の問いに答えていくわけなのだが、あまり考えずにさくさくっと進める。本文にも書いてあったが、人間には全く正反対の気質が同時に存在することもあるし、簡単に割り切れないのである。
世の中にはこの手の「テスト」が嫌いな方もいるようだが、その理由というと『真実を知るのが怖いから』らしいが、これは別に『心のそこにひそむ邪悪なマインド』（笑）や『秘匿されたアブない本性』（笑）などを暴くものではなく、『あなたの強み』を見つけるものだ。

実際180問で、20分くらいかかっただろうか。終わってからしばらく経つと結果が出てくる。強みの強い順に５つ提示されるのである。

私の場合、

最上志向
個別化
戦略性
自我
運命思考

の５つだった。

最上志向
最上志向という資質を持つ人は、強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします。

個別化
個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

戦略性
戦略性という資質を持つ人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。

自我
自我という資質を持つ人は、他人の目から見て非常に重要な人間になることを望んでいます。独立心に富み、人から認められたいと思っています。

運命思考
運命思考という資質を持つ人は、あらゆる人や物事は互いに結びついていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの理由が存在すると確信しています。

これらは「強み」３４項目のサマリーで、実際はもっと長い文章と説明が書かれている。
これは、「あなたはこれこれこういう性格です」というものだと考えるよりも、「この傾向があなたの強みです」というアドバイスと受け止めればいいと思う。

またこれはオマケなのだが、人間欠点を突きつけられるよりも『これがあなたの強みです』という話を聞く方が気分がいいに決まっている（笑）
終わった後、何だか気分が良くなるのは事実である。

煩悩リセット稽古帖

この本はイラスト（四コママンガ）が可愛くて買ってしまった。
私の両親は二人とも宮城県気仙沼（私は東京品川の戸越の生まれ）出身である。東北は禅寺が多いが、両親の実家は療法とも曹洞宗である。特に母方の実家は庄屋みたいなものをやっていたそうで、私の祖父だか曾祖父が寄付した巨大な木魚を見たことがある。著者の小池氏は三茶のカフェで甘栗の持ち込みをしていたそうで（三茶のカフェといえば、思い当たるところはいくつか）。
実はお坊さん好（ず）き（笑）なんですよ私。