ホームページの更新をまだ続けている。Wordpressというフリーソフトを使っているのだが、更新がやりやすい(ブラウザベースで可能)ので助かっている。
そこに「操体を受けて・学んで」というページを作った。これは「操体をやってトクしたこと」である。先輩の誰かが「やって損なし操体法」とか書いていたが、損なしどころではなく、おトクだなあと思う。手前味噌みたいだが、やっぱりおトクだなあ、としか思えないのである。
ざっと思いつくだけでも
- 健康になった
- 姿勢がよくなった
- アンチエイジングに効果ありだと実感
- 病気というものを受け止められるようになったこと
- 健康になったこと、と反対みたいですが「病気はサインだ」ということがわかった
- 頑張ったり我慢すると病気になることがわかった
- 「言葉は運命のハンドル」(言った通りになる)ことをますます実感した
- 生涯の師と同志を得た
- 実際、人生変わった
- きもちよさをききわける能力が発達した。これによって、指一本動かしただけでも最高のきもちよさを味わえる(つまり、自力自療)ようになった。
これくらいある。「健康になった」というのは、20代の頃の私の「満身創痍」っぷりを知っている人が見たら多分「ホントだ!」というと思う。
姿勢が良くなった、というのはこれも事実で、身体運動の法則を勉強して、日々の生活の中で自然にやっていると、こうなって来ちゃうのである。
具体的に言うと、冷え性の改善、生理不順の改善、手足の乾燥の改善などがある。勿論風邪はひくし、呼吸器は弱点なので、風邪喘息の気はあるが、そんなにひどくはならない。
また「身体運動の法則」を守って行動を起こしているので、パソコンを長時間打っても疲れないというのもメリットか。
アンチエイジングに効果あり。これは間違いない。私は東京操体フォーラム実行委員はいいオトコの集まりだと思っているが、皆若く見える。これは姿勢とも関係がある。姿勢がいいということは、やはりいいことなのである。姿勢がいいと、何を着ても似合うし。
また、操体をやっていると、コアマッスルを使うので、太った人やぽっちゃり目は殆どいない。姿勢がいいと、当然血流も良くなるので、お肌がキレイな男性が多い。
ちなみに(やっぱり?)カッコいい先生に診て貰ったほうがいいではないか(笑)
「病気というものを受け止められるようになった」
思うのだが、臨床家は一度は、命を落とさない程度の大病をしたほうがいいかもしれない。何故かというと「ああ、やっぱりなんだかんだ言っても自分が原因を作ったんだ」と分かるからだ。
「頑張ったり我慢すると病気になることがわかった」
開業して本を書いて、家事をこなして引っ越しをして、来客対応に追われて・・・みたいな事をしていたら、ある日救急車に乗る羽目になった。頑張るな、ということを知っているのに頑張っちゃった結果である。ある程度の我慢は仕方ないかもしれないが、キャパを越えるとからだが悲鳴をあげる。それを体験した。
「言葉は運命のハンドル」(言った通りになる)ことをますます実感」
これは絶対間違いない。私が太鼓判を押す。病気になりたければ「病気になりたい」と毎日言っていればいいし「お金がない」と言っていればお金は入ってこない。橋本先生も書いておられるが、言葉は現象となって現れる。
また「すみません」といつも言っていると、「すみません」と言わざるを得ない状況に陥る。そこでトラブルにあって人に迷惑をかけ、また「すみません」という「すみませんスパイラル」に突入するのである。
「本を書く」「スペインに行く」なんていうのは、言葉のお陰だ。
年中「お金がない」と言っていて、実際お金がない人に「言葉は運命のハンドルだよ」と言ったり、本を紹介したが、何年経っても「お金がない」と言っているから、多分実践もしていないし、本も読んでいないのだろう。しかしこれは自業自得で、その人が「選んだ」生き方なのである。
「生涯の師と同志を得た」
何も東京操体フォーラム実行委員だけではない。世の中には本当に操体のことを考え、日々活躍しておられる方がたくさんおられる。心の同志である。
師匠の存在は本当に在り難い。
「人生変わった」
人生変わりました(笑)。
「きもちよさをききわける能力が発達した。これによって、指一本動かしただけでも最高のきもちよさを味わえる(つまり、自力自療)ようになった」
きもちよさをききわけ、味わうにはある程度の練習が必要なのだが(身体運動の法則の体得とか)、
これができるようになると、本当に指一本動かしただけでも至福のきもちよさを味わうことができる。操体がどこでもできる、というのはこのお陰だ。