操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

最近読んだ本色々

最近読んだ本を挙げてみた。

自分の居場所の作り方~仕事とプライベートがうまくいく!認められるための18の方法~

自分の居場所の作り方~仕事とプライベートがうまくいく!認められるための18の方法~

これは「実行したらページの端っこを折る」という『読んで理解しても実行に移さないと効果はない』行動を促進するアイディアつきだ。内容的には目新しい事を書いてあるわけではないが、この世の悩みの中でも『自分の居場所が分からない』というのは大きな部類に入ると言えるだろう。自分の居場所を見つけるには、どこか外からその場所が来るのを探すのではなく、また、探して放浪しっぱなしというのでもなく、やはり本人の姿勢もあるのだろうと思う。結局は『思いやり』なのだ。

毒舌 身の上相談 (集英社文庫)

毒舌 身の上相談 (集英社文庫)

毒舌・仏教入門 (集英社文庫)

毒舌・仏教入門 (集英社文庫)

このうち上の一冊は私のブログ『操体法大辞典』でも紹介した。1970年代、週刊プレイボーイ誌に『極道辻説法』という名前で連載されていた、名物人生相談をまとめたものである。寄せられている悩み相談は、ちょっと時代の流れはあるものの、なかなか面白い。身の上相談に乗れる人というのはやはり大した玉だと思う。美輪明宏さんの人生相談も面白いが(TBSラジオでやっていたものや、現在は携帯サイト『麗人だより』で『お悩みバイバイ』というのをされてます)こちらもなかなか。人生、色々あった人はやはり人様にアドバイスできるってことですね。

仏教関係の本。といっても今東光氏(いえ、先の『毒舌身の上』と、つい一緒に買ってしまいました。先週『空海の風景』を読んで空海最澄天台宗)の葛藤というか、密教伝来の情景を読んだばかりなので、密教への興味(曼荼羅とかそれ以上)が湧いてきました。家にあって二度読んでよくわからんままに放ってある『空海の夢』

空海の夢

空海の夢

も、もう一度読もうかと。
なお、宮城にあるうちの両親の家のお寺は曹洞宗曹洞宗と言えば道元だが、第二分析の『一極微(いちごくみ)』実は道元の『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)がその由来である。

道元断章―『正法眼蔵』と現代

道元断章―『正法眼蔵』と現代

この「道元断章」、師匠のお薦めなので、我ら弟子は皆読んでいる。私もしかり。

侘助ノ白 ─ 居眠り磐音江戸双紙 30 (双葉文庫)

侘助ノ白 ─ 居眠り磐音江戸双紙 30 (双葉文庫)

『実は時代劇が好きだ』とある人に言ったところ、面白いよと貸していただいた。なかなかさらりと読めるが、何で時代小説って面白いんだろう・・。
『乱』かもたまに読みますが、今年の前半は『必殺2009』が一番の楽しみでした(笑)

妻の相談に乗ってはいけない (学研新書)

妻の相談に乗ってはいけない (学研新書)

これは最近結構話題になっているようですが、ツマがウルサイことを言わなくなったとか、最近ツマの機嫌がいいので『お、長年一緒にいて、相手も自分のことを解ってきたな』と思っても要注意(笑)。

ナチュラル女子脳がやってきた どうして女性社員はあなたの言うことを聞いてくれないのか

ナチュラル女子脳がやってきた どうして女性社員はあなたの言うことを聞いてくれないのか

ナチュラル女子脳の部下を持ったことがないのでちょっと未知の世界なのですが、最近、伊保子先生、この手の本を沢山書いてらっしゃいます。要は『男脳女脳、どちらが優劣なんじゃなくて、お互いの違いを理解して歩み寄りましょう』ってことですね。