哲学者の梅原猛氏が亡くなったというニュースを聞いた。
思えば私の「歴史好き」は、小学生の頃「義経記」や「一休禅師」(アニメの一休さんではない)にはじまり、元々幼少時から仏像とか寺が好きだったのに加え、梅原さんの「隠された十字架」を読み、聖徳太子にはまった(それが、後の「日出処の天子」につながる)。
中学の修学旅行は奈良京都だった。
(この時、最初に興福寺で阿修羅像を見た)
その時も「隠された十字架」をもって行った。持って行って、文章と実際の建物をチェックしながら見学した記憶がある。
もう一度読もう。
「祟らないように、神に祀る」
という形式の「お寺」や「神社」があることを知ったのも、この本のお陰だ。
最近読んでいる、角川ソフィアの「仏教の思想」でもお世話になった。
このあたりも読んだっけ。
好奇心に溢れた方だったと聞いている。
ご冥福をお祈り致します。合掌。